片方の名義の財産処分－２（長文です）

質問

以前こちらで質問させてもらったのですが、その続きです。（QNo.1279207）

婚姻成立後、夫婦で１２００万貯蓄をして２９００万の自宅を購入しました。頭金は１０００万、諸経費は２００万、ローンは１９００万です。

諸事情によりローン名義、登記名義は妻です。引落口座は妻名義の口座です。しかし自宅ローンの支払いは夫婦の話し合いで、購入前に借りていたアパートの賃料と同様に夫が負担することとし、妻の収入は貯蓄することとしました。

購入後まもなく、妻は専業主婦となり、継続して夫の収入で支払うべく、妻に修繕積立金や管理費や生活費（毎月３０万）とローン分（毎月１０万）を渡していました。そしてローンを完済しました。

しかし、離婚の話となった途端、妻は「ローンは私の口座から、私の婚姻前の１５００万の貯蓄と婚姻後に親から贈与を受けた２００万から払っていた。だから（頭金１０００／２）＋（婚姻前妻貯蓄１５００）＋（婚姻後贈与２００）＋（夫収入分貯蓄２００／２）＝２３００万が私の分で、６００万があなたの分だ。」と主張し始めました。

その通帳を確認すると、毎月夫が渡していたはずのローン支払分の入金が妻の口座にされておらず、通帳上では妻の婚姻前後の貯蓄から払われていました。そして「毎月渡されていたローン支払分は食費などで使ってしまったので、ない。」と開き直っています。

私としては、婚姻成立後に取得されたものだから、その最低２分の１の権利があると思っています。贈与にしても、夫婦で受けたものと解釈しています。裁判ではどう判断されるでしょうか？

回答No.1

cmoss · ベストアンサー

裁判でどう判断されるかという問題は、結論を先に言ってしまえば「わからない」につきます。

日本の訴訟は証拠主義で、有力な証拠を出したほうが勝つのです。ですからあなたがどれだけの証拠を提出できるのか、妻がどんな証拠を提出できるのかで左右されるのです。
裁判官は自由心証なのですが、現実は証拠に束縛される傾向にあります。

離婚は調停前置主義なので、調停を申し立てるのがいいでしょう。調停の場でお互いの正当性を主張することによって、権利の割合も定まってくるかもしれません。
資料（証拠）の提出も求められますので、訴訟に移行したときの見通しもある程度は立ちます。