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国家公務員1種について
現在大学1年で、国1を経済職で受けようと考えているんですが、まだ時間もあるのでとりあえず独学で始めてみようと考えています。理系なので何のノウハウもなく、よく知っている人にお聞きしたいのですが、まず何から勉強すればよいでしょうか。おすすめの参考書や選択科目などについても教えていただけるとありがたいです。
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それでしたら経済学・憲法・一般知能も始めた方が良いですね。 経済学・憲法は、全部を終えてから過去問に挑戦するのではなく、ある部分を終えたらその部分の過去問をすぐに解くことが、一般知能は1日1問でよいから解き続けることが効果があると言います。 テキストですが、一般知能は「畑中敦子の数的推理の大革命!」(東京リーガルマインド)及び同じ著者の本が分かりやすいと評判です。 専門科目は、いわゆる基本書(憲法ならば「憲法」〔芦部信喜・岩波書店刊〕)は学問研究の発表の場として書かれていることが多く、試験対策として書かれているモノではないことを念頭に置いて下さい。そのため、この分野は予備校や公務員試験を専門とする出版社が刊行している書籍を使わざるをえなくなります。 ただし、公務員試験予備校が刊行しているテキストの中には、誤植を直していなかったり、説明が少々分かりづらいことがあります(全ては講義中にフォローするため、講義で使用する人には問題がないのですが)。また、専門出版社の中には何年も抜本的な改定をしていない書籍を出しているところもあります。だからテキスト選びは気を付けて下さい。 過去問集は、科目を問わず、スーパー過去問シリーズ(実務教育出版)、ウォーク問シリーズ(東京リーガルマインド)が定評があります。 予備校は適度に利用した方が良いと思います。例えばこの時期ならば講座の説明会に合格者(ただし、自社の講座を受講した)を呼ぶことが多いです。その体験談を聞いたり、質問することは必ずやqumaさんの刺激になることでしょう。 また、予備校や出版社が合格体験記を刊行しますが、これらは自社の宣伝目的として刊行されています(予備校と関係ない出版社が出しているものも、巻末にはそれら予備校の広告が掲載されています)。だから、qumaさんが取り入れられる部分とそうでない部分をキチンと分けて読むようにしてください。
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- tamtam0011
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qumaさんは防衛庁を目指されている方ですよね。 この時期から独学されるのであれば、一般教養の中の一般知識(社会科学・人文科学・自然科学)の勉強でしょうか。というのは 1)経済学などの専門科目に比べ、多くの受験生は一般教養が苦手である。 2)一般教養は、試験範囲の広さ(日本史で、明治以降と言っても140年近くあります)に比べ、出題される部分が少なく、また採点の配分も専門科目よりも低いため、効率が悪いと思われている。 3)国立大学出身の受験生は、理系学部でも社会科学や人文科学を一通り勉強しているため苦手意識は少ないが、私立大の方はこれらが苦手であることが多い(これはqumaさんが国立大生ならば関係ありませんが)。 専門科目である経済系・法律系(憲法・民法)科目や教養科目の中の、数的処理・判断推理などの一般知能科目は、独学されるよりも、公務員試験予備校で体系的に教えてもらった方が効率が良いと思います。今、とにかく何かしたい、というならば、簡単で読みやすい入門書を読む程度でよいでしょう。 二次試験対策としては、安全保障・防衛・国際問題に関する見識を高めておくことですね。書籍を読むだけでなく、シンポジウムに出席したり、あるいは防衛庁が毎夏、女子大生などを対象に行っている「パセリちゃんツアー」に参加するのも面白いかもしれません。 あとは、楽しい学生生活を送ることですね。「採用試験のためだけの学生生活でした。だからサークルにも入っていませんし、友達もいません。」なんて言う人は魅力がありません。 以上、多少なりとも参考になれば幸いです。
補足
毎回ご解答いただき、本当にありがとうございます。私は国立大に通っているので、社会科学や人文科学の知識も人並み程度にはあると思います。あと、予備校などに通わず、ある程度の無謀さが伴っているのは承知ですが、独学であることの効率の悪さを今から勉強を開始することでどうにかしたいと考えています。この場合でも一般教養から勉強し始めるのがよいのでしょうか?
お礼
丁寧な回答をいつもありがとうございます。非常に参考になりました。ありがとうございました。