補足に対する回答です。遅れて申し訳ありません。
手元にあるのは以下の2冊です。
『新・英文法頻出問題演習』伊藤和夫著、駿台文庫
『英文法・語法のトレーニング1 戦略編』風早寛著、増進会出版社
仮定法におけるifの省略は、前者の24ページに出ています。索引がないのですが、目次で十分に対応できます。
駿台経験者は、この本で文法にうるさくなり、伊藤和夫の各種シリーズで構文にうるさくなるようです。構文の駿台でしたからね。
伊藤和夫は他界されましたので、改訂が利かなくなりますが、副読本として今後も読み続けられるのでしょう。
鈴木長十・伊藤和夫編『基本英文700選』(駿台文庫)というマニアックな本も挙げておきましょうか。
構文で迷ったときは、辞書代わりになります。
ただ、現在読んでいるStiglitz(今年のノーベル経済学賞受賞者)の“Economics of the Public Sector”(3rd. ed., W.W.Norton, 2000)や、Ljiphart(政治学者)の“Democracies”(Yale University Press, 1984)で、文法に困って読めない、ということはありません(文法でつかえていたら、いつまでたっても読めませんから)。
文法書でも、英語の文法書の、例えば
R. Quirk et. al., “A Comprehensive Grammr of the English Language”Longman, 1985
あたりを1冊持っていれば、日本語の本もあまり意味をなさないかなと思いますが。
なお、その公共図書館に所蔵がない場合は、相互貸借という形で取り寄せることができると思います。詳しくはカウンターにお問い合わせになるとよろしいかと思います(他の市や県立図書館に所蔵があればの話ですが)。
最終的にはgomuさんのご判断を尊重しなければなりませんので、そこはご了承下さい(私は『ロイヤル英文法』を見たことがないので、無条件で『英文法解説』を薦めるわけにもいかない)。
最後に私の一寸した自戒の書を挙げておきましょう。
浅見定雄『にせユダヤ人と日本人』(朝日文庫)第4章「山本七平式英文和(ゴ)訳の方法」
構文に忠実に訳さないとどうなるかを示してくれます。
ただし、ノーベル賞にノミネートされた経済学者でロンドン大学名誉教授の森嶋通夫は、浅見とは逆の立場ですが(直訳より大胆な意訳のほうが遥かに良いという趣旨)。
別宮貞徳という誤訳摘発者も上智大学にいましたっけ。
話が脱線しました。申し訳ありません。
補足
既に英語関連の本は山積み状態のため、出費を抑えたいという思いから質問いたしました。 既にネイティブスピーカーのためのシリーズは数冊持っています(あまり読んでいません)。 英語は趣味程度にやってますが、先日「仮定法でのifの省略による倒置」を知りませんで、急に英文法書が欲しくなった次第です。 高校生の時の文法書「高校生の基礎からの英語」をこれまではたまに開いたりしましたが、もう著居くわしいのが欲しいというところです。 ちなみにsassyさんお使いの受験用の本を教えていただける幸いです。 市の図書館を今調べましたが、この二冊は検索システムでは引っかかりませんでした。