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インゲンの若い葉が黄化して困っています。
インゲン豆を、いろいろな事情で室内で栽培しています。 インゲン豆の芽生えまでは順調に成長するのですが、はじめに出る初生葉(かたちの違う2枚の葉)や、その後に生える複葉が黄化してしまいます。さらに、葉がとても硬くなります。どのような原因が考えられるのでしょうか?
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私は、土壌学を専攻したものです。 #1さんへの補足読ませていただきました。貴殿が学生さんで、いろんなことを試した後でのご質問であれば、詳しい栽培条件を提示しないのは、回答者に失礼ですよ。 さて、以下の点について補足が必要かと思われます。 1.水耕、土耕の別(おそらく水耕と思われますが) 2.窒素以外の養分供給 3.栽培水または土壌のpH、EC 4.「黄化してしまいます」というのが、はじめから黄色いのか、後で黄色くなってしまうのか 現段階で、培地や肥料に問題があるとすれば、pH異状による亜鉛欠乏 等が考えられるかなあ
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栽培学の専門家です。 考えられるのは、2点あります。 1つめは、栄養不足です。発芽してまもなく葉が黄色に変わるというのは、非常におかしいです。発芽直後は、種に含まれる養分で育ちますが、すぐに根から栄養分を吸収するようになります。したがって、全く土に栄養がないか、もしくは水だけで栽培していませんか?園芸用土壌などを用いたり、化成肥料を指示通り添加して栽培すればそのような状態にはなりません。 2つめは、光の不足です。室内での栽培ということですが、光は当たっていますでしょうか?室内の蛍光灯程度では十分ではありません。専門家的にいいますと、実験では栽培作物の直上から蛍光灯を照らすくらいのかなりの明るさが必要です。無理ならば、直接日光の当たるベランダで栽培するしかありません。 2点お伝えしますが、症状からして、可能性が高いのは極端な栄養不足(特に窒素)だと思います。
補足
すみません。少し補足します。 1つめの窒素栄養についてですが、過剰に(6mM NO3-ぐらいを50ml、毎日)与えても改善が見られず、これが原因ではなさそうです。 2つめの光強度ですが、大体350マイクロmol m-2 s-1ぐらいの光を14時間あてています。不足は無いように思えます。 さらに、細菌などによる病気の影響を減らすために、(効果はよくわかりませんが)空気清浄機を導入しています。また、湿度を上げるために、65℃程度の水を室内に準備しています。 室内の空気を攪拌する必要がある(一部高CO2で栽培しているため)ので、扇風機を回しています。 実は、私も植物研究に携わっている学生で、原因となりそうなことを打ち消すよう様々なことを試してみたのですが、どうもうまくいかないのです。