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ミントの葉が黒く変色しています
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祖父が昔和薄荷栽培をしていて幼い時に収穫風景を見ていた思い出とその家で作っては飲んでいた和薄荷とハチミツ入りのレモネードの味、以前働いていた職場ではメントールが含まれる製品を頻繁に使っていた事からミントの香りと清涼感が大好きになり、昔からいろんな種類を集めては栽培してきた者です。 個人的な経験で似た症状が出たことがあるのでご参考までに。 市販品の苗を利用しての室内栽培とのことで、室内での環境が生産者の所の環境とあまりに違いすぎて適応できないでいるのだと思われます。ミントの場合屋外での適応は容易ですが案外室内では適応しにくい種類があるのです。 私の場合イエルバブエナではありませんがミントの市販のカットハーブ(香りの特徴からおそらくケンタッキーカーネルミント)を水挿しで発根させようとするとしだいに葉が黒くなってしまい落ちてしまいます。 我が家の庭から採ってきた自家栽培のミントなら問題なく3日も経てば発根するのですが、そのメーカーのミントのカットハーブだけが、密閉された袋から出して同じように水挿ししても葉が徐々に不調になっていき黒ずんで落ちてしまいます。 それも、鮮度の良い物を購入し4回ほど繰り返してみましたが全て根が出る前に葉が黒ずんで落ち、葉の無い短めな茎は萎れてダメになってしまいます・・・。 最初は市販品の場合密閉中は中の湿度が高いので我が家の室内だと湿度が足りない(空気が乾いている)からかと思い、水挿しに使うコップごとビニール袋に入れて上を少し開けたり、長めの細い棒を3本コップに固定しビニール袋を上からかけるなど工夫してみましたが何の効き目もなく同じ結果に・・・。 昔、他のメーカーの香りの違うミントの、もっと茎が短いカットハーブでなら成功していたことから、メーカーのHPでの栽培状況を確認してみた結果、遮光したり上から機械的に散水しているなど、湿度の方が結構高そうな環境の様で、おそらく生産者が栽培する温室やビニールハウスでの環境では温度管理され促成栽培されるので葉が柔らかく軟弱に育ち易いらしく、軟弱な葉では普通の環境には順応しにくいのではという結果に至りました。今後、欲しい香りのミントのカットハーブが入手出来てまた水挿しする機会があれば、全体を完全に水に沈めるか支柱などでしっかりした枠を作りビニールを張って簡易的な密閉空間を作り常時中の湿度を高め、大きめの口が広い入れ物に挿し穂を固定し数日間葉が変化せずに生きていられるか試してみるつもりです。 ミントの場合は元からあった葉が傷む前に根が生えてくればもし葉の方が失われても葉の付け根から脇芽が伸びてきてくれるので充分に苗へ育てられます。 我が家の庭には室内で脇芽を育てると香水の様な良い香りを放つ和薄荷があり(屋外で育つと青臭さやメントールの香りで隠れてしまうのが、室内の窓辺で脇芽を出させると青臭さとメントール臭が弱くなり香水臭の方が表に出る様です)その脇芽を育てている期間が丁度簡易的な水耕栽培と同じ栽培条件で、しかも最初元の葉は全て取り除いて水に茎だけを生けます。ミントは脇芽が既に節部分から見えているなら元の葉が無くても充分に育ってくれ3日で発根してぐんぐん伸び、脇芽が一斉に育ち始めます。 ご質問の株の黒ずんで取れた葉は購入時にはすでにあった葉ばかりではありませんか?もしそうならおそらく苗自体が促成栽培もので、脇芽が育ってくれば脇芽の方が今の環境に慣れているので脇芽の葉も黒ずむという事はなくなっていくと思います。 ちょっと気になったのはLEDですが、植物育成用の専用製品をお使いですか? もしただのLEDで植物育成に使われる想定のものでは無かったのなら、植物育成に使うには紫外線量が足りない場合があります。この場合植物育成用の専用品に買い替えるか、ご自分で工夫して紫外線がもっと多く放出出来る様に調整すると葉が元気に育ちます。 というのも、元々ミント自体は太陽光が大好きな植物で、光合成で糖分が変化し作られるメントールや香りは、屋外の太陽光が当たり易い環境程多く作られます。なのでメントール採取目的の商業栽培だと山の斜面や広々とした日当たりの良い平地の畑の環境で栽培し、健全に育ったミントは草丈が一メートル以上で太い茎が多い大株に育ち葉が固くてゴワゴワに育ちます。そちらの方が本来の育ち方。 でも、人間が生の葉を食用や飲料にするようになってからは、葉が固いと食味が悪いので、生産者はわざと日差しを少し弱めて徒長気味に育てます。そのためにそのミントの種類や品種本来のメントール量などはどうしても量が減ってしまいマイルドになってしまいます。 イエルバブエナの様な飲み物に使うミントは本来は葉自体は食べずに飲み物へ溶け出たミントのエキスだけを口にする物なので、本当は屋外栽培して葉を固めに栽培した方が、葉をすりつぶした時に風味がとても良く出て美味しく作れます。また、ミントは地力が強い土を好む植物で土の中に含まれる養分やミネラルを多く必要とし根が吸収しますので(そのためには吸収を助ける役割をする地中の有用微生生物の存在も必要)、水耕栽培向きの植物ではありません。バーミキュライトは鉱物性で焼成してある無機物なので有機性の物はほぼ含まれておりません・・・。それとバーミキョライトの場合、水に混じった微塵や劣化して粉末になると、空気に混じって飛散し人の呼吸器から人体へ入って蓄積されてしまうと、健康面で良くないので(有害説があります)室内でのバーミキュライト単体使用はおやめになったほうが・・・。 せめて水耕栽培ならココピートの様な有機繊維の方を使った方が向きますし、液肥だけでは決して補えない成分が水に溶け出てくれますので育ちの方も違ってくると思われます。 他の植物なら水耕栽培可能な物は多いですが、ミントの場合性質的に本来紫外線量の少ない人工光と有機成分やミネラルの乏しい水耕栽培では正常には育ちにくいです。 どうしてもミントを水耕栽培したいのであれば、ミントの種類には野生下だと湿地性で水辺を好む種類も結構多いので(空気中の湿度が高めなところを好む)、水草アクアリウムの様な設備と環境で全草を水の中に植えつけると水中の方が環境が安定しています。水中で育ち、伸びて水面から出てきた部分からは通常の陸上葉へ変り、水中で育つ小魚のフンなどを栄養にして良く育ってくれます。アクアリウムのネットショップには「水草材料としてのミント」が売られている所も。 私の住む地域は昔和薄荷を栽培していた農家が多かったところで今でも畑の隅などに和薄荷が生えるのを見かけます。近所の用水路には元々大雨の時に上流の岸が崩れ流れて来たのか水中に生える水草の中に和薄荷が絡みつき、天然の水耕栽培の様な形で群生していたりもします。 それを見て試しに当時室内の窓辺で天然湖底泥を使い酸素を発生させる目的で水草を数種植え巻貝やヌマエビも入れた、自然環境に近づけた環境で育てていた観賞用メダカの水槽へ、ハイドロボールを入れた網状の容器を水に浸るように固定し、それに我が家の和薄荷の一枝と市販のクレソンの葉をむしった後の茎を植えてみたところ、根が水中で伸びかなり茂って、ミントが元気な姿でワサワサと育ち、クレソンの方は残しておいた先端から物凄く大きな葉がいくつも育って中央には蕾が見えてくるほどに立派な物が出来ました。 根だけが水に浸かり地上部は出ている方法での水耕栽培の場合、今時期の室内ではミントにとって湿度が低すぎる事もあります。屋外で水やりや雨後に一時的に周囲で上がる湿度加減がミントにとっては結構重要なのです。それとLEDの場合ライトの方の熱は心配なくても、本体の方から発せられる放熱が原因で周りが乾燥しがち・・・。でも日本での場合室内一部屋分の湿度を上げてしまうと空気中の菌やカビ胞子が増えてしまい人の健康面に良くないので(菌や胞子を余計広めてしまうので、エアコンや扇風機も使えません)、ビニール製の簡易温室など使い中に水耕装置を設置すると良いでしょうが、今お使いのLEDが防水仕様にはなってないのなら簡易温室の中に入れるのに防水仕様の物に買い替える事になるので難しいかもしれません・・・。部屋の人の目線の高さと簡易温室内には温度計と湿度計を据え、頻繁に湿度が適切かのご確認も。もちろん部屋の換気もお忘れなく。 常に新しい水と入れ替わる水耕栽培ではない。小型ポンプで同じ水を循環させていたり水が動いていない場合は、水の中でウエルシュ菌などの肺炎菌が多く繁殖する事が有り空気中にも放出されますので、普段使う室内で行う水耕栽培では特に衛生面に気をつけないと、その部屋を出入りするご本人とご家族(特に高齢者とお子様やペット)の健康面へのリスクが高まってしまいます。もし風邪の症状が出て治りにくい場合はまずはコロナを疑う他、「水耕栽培の水の蒸発由来の肺炎」の成りかけも疑って病院へ受診し(医者には水耕栽培の事も必ず言って下さい)、元々喘息があるなど呼吸器にハンデを持つご家族がいらっしゃるのなら速やかに水耕栽培の方は諦めて下さい。
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- iijijii
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移したときに根が弱って水切れを起こしている可能性が高いです。 根を洗いすぎたのかもしれません。 その場合は葉を落としたのは正しい処置です。 これが原因なら、そのうち細かい根が出てきて元気になるでしょう。 似たような症状の病気では「さび病」があります。 さび病は自然に治ることはまずないので経過観察して広がるならこちらです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに最初の頃(1〜2ヶ月ほど前)はもう少し頻繁に症状が出ていました。少し落ち着いたようなのでさび病でないことを祈りつつ様子を見たいと思います。 また、処置についても言及していただきありがとうございます。安心しました。
- qwe2010
- ベストアンサー率19% (2216/11172)
葉の水分が少ないので、日焼けを起こしている可能性があります。
補足
写真が下手で、上から電球色の明るいLED光が当たっているので全体的に黄色っぽく水分不足に見えますが、葉の色は明らかに黒変している箇所以外は健康的で、きれいな緑色です。また、葉の表面もみずみずしく見えています。黒変している箇所だけ変に目立っている状況です。 そのため、水が下りている状況は考えにくいです。他に何か考えられる要因があれば教えていただけますでしょうか。
お礼
お礼が遅くなってしまい、申し訳ございません。 仰る通り購入した苗は徒長気味状態だったので、しばらくバケツの水に浸けた状態でベランダの直射日光に当てて慣らせてから植え替えた状況です。変色した葉は元々の葉だけで、新しく出た脇芽は元気な葉をつけているので、枯れた葉はこまめに切り取り、しばらく様子を見ようと思います。 LEDに関しては、仰る通りいわゆる一般的な(青色に黄色の蛍光塗料を反射させた疑似の)白色LEDで、元々ベビーリーフなどの葉物野菜を水耕栽培するために制作したものでした。確かにベランダの直射日光で育てた物と比べると香りの強さは私の嗅覚では差が分かりませんでしたが、葉の頑丈さが違うように感じます。 先述した通り、元々柔らかい葉を収穫する目的だったので通常の白色LEDですが、今フルスペクトラム+UVの植物育成用の物を発注しており、近いうちに換装する予定です。 ミントの水耕栽培+人工光栽培は是非があろうかと思いますが、実験的な意味合いが大きく、土壌+太陽光栽培との比較を見たいという個人的な好奇心で栽培を開始した経緯があります(その割には準備不足がはなはだしいのですが…)。 バーミキュライトについては大人のみで、このイエルバブエナ一鉢しか使用していないのでそこまで影響はないと判断していますが今後不調があった際には参考にさせていただきます。 ご丁寧な回答ありがとうございました。 これからも大切に育てたいと思います。