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フランス中世史を勉強したいのですが~身の上話含みます
25歳男性です。 大学入学時、センター試験入試で法学部しか選択肢が無かったのでKOの法学部(法律)に入りましたが、やはり高校生のころからやりたかった西洋史学への興味の渇望はつきることなく、かといって転部する学力も無く、そうしているうちに精神的にも追い詰められ、いつしか自殺ばかりを考える日々が続きました。 留年・休学を繰り返し、友人はみな去りました。 今年4月に断腸の思い出で学校を退学し、自宅にこもって過ごす日が続きました。そんなある日、父が「こういう病気になったのだから、お父さんたちは○○ちゃんが30歳に成人式を迎えると思って見守っているから、それまでゆっくり自分探しをして」「大学に戻って勉強するつもりなら、力を貸すから」と声をかけられ、いまさらになって、両親の深い愛情に気づきました。 肝心の質問ですが、ぼくはかねてよりフランス史、それも中世史に興味を持ち、まだ範囲としてはフランク~十字軍終末までと絞りきれていないです。 大学の第2外国語ではフランス語を初歩ながらやりました。もちろん今後もフランス語に関してはブラッシュアップしていく所存です。 1)ラテン語の勉強というのは独学でトライしてみるべきですか?いづれにせよ必須と思いますが…。 フランス語を準1級程度まで極めた後の方が混乱が無いでしょうか? 2)フランク史を勉強する際、2次資料というのはドイツ語のものもありそうですが、ドイツ語の勉強をしておいたほうが大学入学後焦らずにすみそうですが、どうでしょうか?イタリア語に関しては? 3)それともフランス語ひとつをしっかり極めて(ルモンドが読めるくらい?)、ほかの言語には色気を出さず、概説書や通史をしっかり熟読して自分の勉強したい範囲をある程度見当つけておくほうが先でしょうか? 4)古代語・中世語に関しては、大学院でということで、今必要というわけではないでしょうか?
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自分の回答した質問は、定期的にチェックしているのですが、この質問は異常だと思います。今までに、十一件の回答があったのに、いつの間にか、五件が削除され、実質六件になっているではありませんか。半数近い投稿が削除されている例を、今まで見たことがありません。 主に、no.1さんの回答だと思いますが、no.1さんの補足要求に答えることなく、一方的に排除してしている姿勢には、疑問を覚えます。no.1さんも感情的になっているところがあり、質問者様の感情を害したであろうことは想像に難くありませんが、もともとは、質問者様の歴史を学ぶことに対する姿勢を問いただしたいだけであったのだと思います。 私も、そういう趣旨もこめて補足要求しましたが、一向に返事がありません。削除依頼はするのに、補足要求には答えない、あるいは、お礼もしないという態度では、質問者様の人格が疑われてもしかたないと思います。仮に、質問者様が、この投稿をここ数日見ていなくて、管理人の方が自主的に削除したのであれば、ここに書いた批判は当たりませんので、素直にお詫びします。 さて、前回の投稿は単なる補足要求でしたので、史学科に在籍する学生として、率直なアドバイスをしたいと思います。 質問者様は、語学に異様な関心を示していますが、実際問題、史学科で西洋史を専攻しようという学生でも、入学前から、複数の言語に堪能な者は皆無です。そのような心配は、入学後に、担当(助)教授と相談してじっくり考えればよいと思います。入学前に、フランス語ができるというだけで他の学生よりかなり有利だと思いますよ。フランス語は、独学でさらに磨きをかけて、今度の大学では、ドイツ語を第二外国語にすればよいのではないですか。 とにかく今は、語学の心配より、志望大学に合格できるよう受験勉強に励むことが肝要です。また、研究者になれなかったときの進路も真剣に考えた方がいいと思いますよ。
- nemosan
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以前「バルカン史を勉強・・・」という質問があったけれど、同じ人ですよね? 独学で勉強するのでなく大学で正式に学びたいのなら、#4さんの言うように、まず受験勉強でしょう。 大学を出て高校の世界史の教師で糊口をしのぎながら、一生を賭けて研究するのが現実的では。 あくまで独学なら学者でなく歴史小説家を目指す手もあるけど・・・。
現在、大学で歴史を勉強しているものです。フランス中世史を勉強されたいとのことですが、卒業後の展望はどのようにお考えなのでしょうか。学部卒で、そのまま一般企業に就職なされるのなら、なんとかなるかもしれませんが(ただ、年齢的に簡単なことではないと思います)、文章を拝見する限り、大学院まで行って、フランス中世史で食べていかれるおつもりだと推察いたします。今は、文系の学者になるには著しく困難な時代だと聞いています。大学院博士後期過程を修了するのはもちろんのこと、その後、何年もポスドクや非常勤講師で細々と食いつなぎ、運がよければやっと正規の職につけるという世界のようです。失礼ながら、質問者様は博士修了時点で、34歳となられるわけで、そのような歳まで、不安定な生活を送るのは、ちょっとどうかと思いますがいかがでしょうか。 ところで、質問者様のno.1さんに対する態度はいかがなものかと思います。ちゃんとno.1さんの補足要求に答えてあげてください。no.1さんは、あなたを馬鹿にしたいのではなく、要は、中世史を学んで何をしたいのか、また、法学部時代に何を学んできたのかを問いたいのだと思います。
私自身「近世日本経済史」が守備範囲(専門教育を受けたと言う意味で学者ではありません)で、資料集めをすると古文書が読めないのは大いにハンディーになります。 ただ歴史の勉強も「教養」→「専門」となっていきますから、教養の間にフランス語を勉強し、独学で難しければ大学の傍ら専門学校にも並行して通いスキルを益して行ったらいかがでしょうか。 既に大学に通った経験はあるのでご承知でしょうが、2年間は一般教養を習い、3年から専門科目になり、大学院に入りますが、大学院入試では当然フランス語の試験がありますから、それを目標にあせらずにやればよいかと考えます。 私の学生時代に信州大学に中世西洋史(ローマ史が専門だった記憶)の講義で面白い先生がいて、ラジオでもコーナーを持っていたので聴いてましたが、勿論今では退官されてご存命かどうかと言う年齢です。 「フランス史研究会」で検索すると http://www.intcul.tohoku.ac.jp/european/kyouin/kyouin_kenkyukai.html とかいろいろ出てくるので参加され、何となく波長の合う先生に出合ったら、その先生のゼミを目標にされてはいかがでしょうか。 またそういった研究会に参加されることで、諸先輩から勉強のアドバイスも得られますから、まずは行動されることです。
- pyon1956
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>まだ範囲としてはフランク~十字軍終末までと絞りきれていないです この時代だと「フランス語」はまだ未確立ですね。 フランク時代、とりわけ8世紀頃まではくずれたり、方言まじりですが、文献はラテン語、その後もたとえばオック語とかの有力な地方の言語があり、現代フランス語とはかなりちがいます。 もっとはっきりいうと、この時期、フランスなどという国は事実上存在していないので(フランクがフランスになった、というのはフランスによる大義名分論です)100年戦争ののち、フランスの大諸侯としてのイギリス王がいなくなってからはじめてフランス、というものが確立した、ということだと思います。(そんなことはご存知かと思いますが) むろん「フランス史」の関連分野なのでフランス語文献は豊富だと思いますから、研究者になるのならフランス語は必要でしょうが、あなたの興味を持っている時代だとそれでは全く不足です。また、どうしてもフランス語文献は先述のフランク=フランス大義名分論の影響をうけやすいので、注意が必要でしょう。(言語はそれ自体政治的です) それと金銭的その他余裕はあるようですから大学もうひとついく、ってのは思ってらっしゃるほど珍しくもないですよ。とりわけ欧米の研究者ではよくあることです。 それとあくまで苦言ですが、「少なくとも真剣に質問している人間に対して半ば茶化すような姿勢で返答されるというのは、どうでしょうか。」というところにあなたの問題点を感じます。真剣であるということは何かの免罪符になるわけではありません。普通に生きていくだけでも通常はどうやってご飯を食べるか、という問題と格闘せずに生きていけるのはごく僅かの人だけです。そういう意味で真剣に生きている人はたくさんいます。「高くは望みません。東大がベストでしょうが」とかいうのも反感を買う言い方だと思いますが。そういう点ほかの真剣に生きているひとがどう感じるか考えたことがありますか? アカデミック、っていうのも同じです。他人の教養レベルをあげつらう以上、自分の教養レベル(誤字とかのレベルも、また論理展開の問題点なども)指弾されるのは覚悟すべきです。学問の世界もまた学者同士の苛烈な批判の嵐がある世界です。 #1さんの仰り方に腹を立てていらっしゃるようですが、口調はともかく内容はちゃんとしたアドバイスだと思いますよ。今の世の中、答えてもらえるだけありがたいのではないかと思います。とりわけ「教養をはなにかけた」ように受け取られると無視されるのが普通ですよ。
- lily_peke
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大学院ではなく、大学から入りなおすんですよね? 高校を卒業して大学生になった子たちが、そんなにいろいろな言語に堪能だと思いますか?考えすぎですよ。 東大がベストでしょうけど、と書いていらっしゃいますが、フランス中世史でベストなのは東大ではありませんし、日本でトップレベルのフランス中世史の教授も東大ではありませんよ? 大学時代に転部する学力がなかったということですし、まず必要なのはそこの大学に入るための受験科目の教科ではないでしょうか?今、他の言語に力を入れても、大学に入れないのでは意味がありませんから。 そんなに色んな語学を勉強してまでフランス中世史をやりたいという熱情がおありのようなので、まず、大学の名前ではなく、その分野で本当に優れた大学や、この教授に付きたい、という方向性を確実にしたほうが大学入学後に本当に実になると思いますよ。 がんばってください。
はじめまして。 フランスで大学生活を送っている19歳です。専門はフランス史ではないですが教養として学ばざるを得ません。西洋史には昔から興味があったのでかなり知っているほうだとは思っていましたが、実際こちらでは余裕というわけでもないです。 フランス史のどの部分をやりたいのかが決まっていないのに各言語をというのは無謀ではないでしょうか。Le Mondeくらい余裕で読めるのは当然ですので、フランス語を極めてからのほうが他の語学を始めたときの伸びが違います。フランスで学びたいのであればDALF程度は持っていないと大学が受け入れてくれません。仏検は日本以外では役に立ちません。 まずやりたいことを真剣に突き詰めるのが先決だと思います。それに歴史だけで稼いでいくのは厳しいかと思いますが。職業としてか、大学時代の教養としてかなど、根本的な部分を考えるべきだと思います。仮にフランス語を使った仕事に尽きたいとしても、フランス語を話せる日本人なんて大勢いますので、相当なコネと実力が無いと無理です。
お礼
ありがとうございます。 やはりフランス語を極めるのが先決ですか…。 あ、もちろん、語学を究めるのが目標ではないので、あまり級、級と固執してもおかしいですが、やはりDALFは必須か…。 ただ疑問なのは、フランク史を勉強するに当たって、当然ドイツ語の資料・史料があると思うのですが、東大のサイトみたら語学は教養次代にやっておいたほうが望ましいとあったので、フランス語の勉強の傍ら、中級程度くらいにはドイツ語もやっておいたほうがいいのかなあ…と思いまして。神聖ローマ帝国にも興味あるので。 もちろん、ラテン語や古語は今やる性質のものではないですね。