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アメリカ英語のなまり
アメリカの英語で、南北戦争や奴隷制の歴史をもつ南部は今も独特のアクセント・・・と書いてありました。南部になまりがあるのは聞いたことがあります。しかし、具体的にはどのような感じのなまりなんですか? Rの発音が小さいと書いてあるのを見たことがありますが、定かではありません。分る方いらっしゃいましたら教えて下さい。
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私はアメリカの南東部、アトランタに住んでいます。アトランタのような都市だと、地元出身者でもなまりのない人は多いですが、南部訛の強い人はアメリカ南部にはいくらでもいますよ。 南部なまりといっても地域のよってさらに細分化されたなまりがあるのですが、一般的に言って、いわゆる中西部の「標準米語」と違うのは、母音の発音です。 Eye や I が南部では「アー」となります。Oil の発音は "Ohll"「オール」に聞こえます。逆に短いはずの母音を長くすることもあって、well は whale の様に発音されます。実際に私の高校時代の友達は、小学生の時にカリフォルニアからアラバマに引っ越したのですが、スペリングのテストが大変だったそうです。「ウェイル」というので whale と書いたら、正解は well だったというのは彼女が経験したエピソードです。 南部の表現で一番有名なのは y'all でしょう。これは、you all の略で、見ての通り、you の複数形です。二人称の複数形がない英語ですが、南部ではあるんですね。Ya'll と書かれることもありますが、正しくは y'all です。これは出身地を問わず黒人にはよく使われます。ラップなんかにはよく出てきますね。そういえば、フレンズのある年のサンクスギヴィング・エピソードで、レイチェルが y'all を連発していました。そのままずっと使われるのかなあ、と思いましたが、それっきりでしたね。 地域差、ということで言えば、テキサスでは ten を「ティエン」、pen を「ピィェン」と言いますね。 母音の発音には、イギリス英語の影響がかなり見られ、実は北部と違ってイギリス英語がそんなに変化しなかったのでは、という意見もあります。 フォレスト・ガンプではトム・ハンクスがアラバマなまりにチャレンジしてますね。ミシシッピー・バーニングやマイ・カズン・ヴィニー、スティール・マグノリアスなど、南部を舞台にした映画で南部なまりはいくらでも聞けますよ。
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- sillywalk
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南部の発音の特徴は"southern drawl"という名で知られていますが、母音をゆったりと伸ばして発音する感じです。「ニューオーリンズ」のことも地元では「ノーリーンズ」と聞こえます。"southern drawl"で検索すると、いろいろな例が見つかります。
- colloquy
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女優のキム・べーシンガーは南部訛りですよ。映画では普通に話していますが、トークショーに出ると分かります。
- friends2005
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聞くと、ああ、南部訛りなんだな、と思う事があるのですが、説明するのはなかなか難しいですねえ。しかも、南部も広いから、訛り方(?)も一通りでは無いし。thの有声音が(there等の音です) d になってしまう地域もあるし。 1991年にヒットした"Fried Green Tomatos"と言う映画は、アラバマが舞台になっていますが、其の出演者たちが南部訛りの英語を話しています。訛りがきつい人と、そうでもない人が居ますが、内容も面白いので、一度ごらんになったら如何でしょう。
- hukuponlog
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フロリダ(といってもほとんどジョージア)に一年住んでいました。 勤め先が大学でしたから、付き合う人達にsouthern accentはありませんでした。(というより、私程度の英語では聞き分けができなかったのかもしれません) あるご家庭で、ホストの母親の発音、エイがアイになるのが一番驚きました。これはさすがにはっきりと聞こえます。もっとも、その方(老齢のご婦人)は家族にも「ママは南部訛がひどいから」とからかわれていました。日本でもそうですが、southern accentもお年寄りだけになってきてるのでしょうか。