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薬の母乳移行について
ある本で血漿中のpH=7.4で母乳中がpH=7.0~7.2なので、薬剤のpKaが7.2以下のものが望ましいと書いてあったのですが、これはなぜでしょうか?イオントラッピングが関係しているのですか?でもイオントラッピングは塩基性物質の場合のみ起こるように思えるのですが・・・。 化学の分野でも同様に質問をしたのですが良回答を得られなさそうだったのでこの分野の方でどなたかわかる方教えていただけませんか?
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- m-obachan
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回答No.1
望ましいとは、 母乳中に移行しない薬物である。 という意味と解釈します。 多分血漿中から母乳中に薬物が通過するか否かという話ですよね。 母乳中には血漿中で非イオン型の薬物のみ通過いたします。 つまり弱酸性薬物は弱アルカリである血漿中でイオン化するため、脂質膜を通過しにくいですが、弱塩基性薬物は血漿中で非イオン化するため、脂質膜を通過しやすく、母乳中に移行しやすくなります。 他にも脂溶性であるか否かなども関係してきますが、 私にわかるのはこの程度です。
お礼
ありがとうございます。私も塩基性物質がダメなんだろうとは予測がつくのですが、なぜ母乳中pHにこだわって7.2以下としてるのかがよくわからないんです・・・。