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いつの時代からこんなに過保護に?
僕の知人が中学校で剣道を教えています。 彼の話では、「武道を教えているにもかかわらず、練習がきついとか、ちょっとした不注意で転んだとか、そういった事だけで、すぐに親が怒鳴り込んでくるので、ものすごく教えにくい。」と洩らしておりました。 ましてや、生徒が悪い事をして、きつく叱ったり、張り手でもしようものなら、それはものすごい大問題になるそうです。 また、もう一人の知人で休日にサッカー教室を開いている人は、「練習中に転んで膝を擦りむいたとか、足首をひねったとか、どうしてもある程度は起こりえる様な事で、親がクレームをつけて来る。」と嘆いておりました。 自分が学生の頃、ちょっと悪ふざけが過ぎた時など、先生に正座させられたりした事もありますし、言う事を聞かないときなどは、「ビンタ」を喰らった事も何回もあります^^; もちろん、自分が悪かったし、注意されても聞かなかったからこそ叩かれたという反省もしています。 私の親は先生に「うちの子が悪い事をして、注意しても聞かなかったら遠慮なく引っ叩いてください!」なんて言ってましたし^^; 今の小学生から中学生ぐらいの親と言えば、私と同じ30~40才過ぎぐらいだと思うのですが、いつの間にそんなに過保護になってしまったのでしょうか? 丁度そのぐらいのお子さんを持つ親御さんの意見を聞かせてください。
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少し話が大げさになってしまいますが、社会の意識・構造の変化ではないでしょうか。 ●以前は、馴れ合いの社会 高度成長期までの日本は、いわゆる「なあなあ」の馴れ合い社会でした。 国の方針として大企業を手厚く保護し、全体の国力を上げるやり方です。 大企業を手厚く保護しますから、新規参入のベンチャー企業などは厳しい ものがありました。 その代わりに、国全体の生活レベルが上がり、「1億総中流意識」との言葉が 生まれ、極端な金持ちもいないかわりに貧乏な人も少なかったのです。 「公正さには少し欠けるけど、みんなが幸せだからいいじゃん」 いたいな考え方です。 ●現代の競争社会では、ルールの遵守が絶対条件 ところが高度成長期が終わりを告げると、国際的な競争社会になりました。 国も大企業を手厚く保護する余裕はありません。銀行も統廃合が進んでいます。 競争社会で求められるのは、公平さとともにルールの遵守です。 新聞やテレビを見ても、連日不正を取り上げるニュースが飛び交っています。 これまで「なぁなぁ」で済ませてきたことにも、許せない時代になっているんですね。 学校の体罰云々に関しても同様です。 競争社会では、自分のことは棚に上げても、相手の非を付くことは ごく当たり前なんです。
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- proudia
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小学生の子供がいます。昔は竹刀常備の先生とか普通にいましたけど流石に最近は見ませんね(笑) 正座って体罰なのか?と思ってましたが最近じゃ正座も立派な体罰だそうで。 最近思うのは教える側も保護者側も極端な人が多いなということです 勿論そんな人は昔からいましたが、感情的に物事を処理する人が増えたと思います 現場の状況もわからずによく言うよと言われそうですが ビンタにしろゲンコツにしろ拳を振るうには前後のフォローがきちんとできないといけないわけで 怒鳴りつけた上に殴りっぱなしだとただ痛い目にあった印象しか残しません そうなると子供は反省するよりも先に痛い目に遭ったことを親に報告するわけで、余計ややこしくなったりします。 自分の子を叱るとき、今になって叱ることの難しさを痛感します 運動系の習い事だったらある程度の怪我はつきものだし、そんなことで文句を言う親はどうかと思います。 練習がキツイと感じるのは個人差もあるでしょうが、昔に比べると夏場の気温が大幅に上がり、熱射病や熱中症のように昔はほとんど聞かなかったような問題が増えたせいかもしれませんね
お礼
確かに「愛のムチ」か「ムチ」かは、前後のフォローや常日頃の言動で変わりますよね。 自分にはまだ子供が居ないので、大変参考になりました。ありがとうございました。
- imana
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一組の夫婦がもつ子供の数の減り始めたあたりではないでしょうか。 おおげさですが 自分に子供が15人いて、それぞれが学校に通っていたら、と想像してください。 いちいちそれぞれの子供の学校生活のゴタゴタにしゃしゃり出て行く気がなくなるのも納得できませんか? たくさん子供がいると、それぞれの子供の欠点も個性としてうけとめられますよね。 この子は口が悪くて乱暴だけど優しい。 この子は頭は悪いけどユーモアがある。 短気だけど、けんかっぱやいけどetcEtc ところが子供がすくなくなるとそのたった一人の子供の行動全てを把握している上に、その一人の子供に全てを期待してしまうことになりやすいんです。 強くあってほしい。勉強が出来てほしい。親おもいであってほしい。優しくあってほしい。 たくさんの子供を生んで育てるより、死亡率の低下、ライフスタイルの変化から 一人か二人の少ない数の子供を生み、大事に大事に育てたほうが 投資効率がよい、というふうに世の中が変わったからだと思います。 今30~40代の人たちはちょうど兄弟のかずが3人を下回っているのがふつう、という最初の世代なのではないでしょうか。 本人が大事に大事に育てられてきたんです。ひっぱたいて言うこと聞かせようとする親から、話し合おうとするやさしい理解ある親に育てられた人たちへ。多分大事に過保護に子供に接する方法しか知らないんだと思います。 苦労したり、辛い思いをすることより楽しいことがいいことだ。そういう風潮も同時に育ってきましたよね。 たくさんいる子供たちに貧乏な思いや寂しい思いをさせたり、子育てに疲れ果てるより、少ない数の子供に全ての財産と愛情を与え、まるで天国にいるように、お姫様王子様のように何不自由なく生活させたい。そのほうがずっと幸せなはず。私も、子供たちも。 そういう考えだと思います。 そのぶん、そのたった一人の子が傷ついたり、不幸な目にあったときのパニックがひどいんじゃないでしょうか。
お礼
>今30~40代の人たちはちょうど兄弟~・・・・ 丁度、私がその年代ですが、大事にはされてきたと思いますが、ひっぱたかれたり正座させられたりして育てられました。学校でも同様でしたので、我々が過保護に育ったのではないような気がします。 だからこそ余計に、この世代が親になったときに「なぜ???」と感じるんです。 でも、兄弟の数で親がシャシャリ出て行く頻度が変わるのは納得できます。 どうもありがとうございました。
- iboodi
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ちょっと的外れだったらごめんなさい。 先日、スーパーの中でかけまわってる子がいたんです。夏休みの最中でしたから子供をつれてくる人が多かったんですね。 そこで「○○ちゃん!走っちゃ駄目よ!」 あ~珍しくちゃんと叱ってる人がいる・・・ と思ったら続きは「転んだら怪我しちゃうでしょ~」って・・・。 違うよ。違うでしょ。と心でつぶやく私です。 小さい頃からそうですから・・。 親子で勘違いしたまま成長した結果が ”中学校の剣道”なのでしょうね・・・。
お礼
よくありがちなシチュエーションですね^^ 確かに、電車の中でも時々見かけます。「騒いだらダメでしょ!あのおじちゃんが怒ってるでしょ!」って・・・ 「そういう問題かっ!」って突っ込みたくなりますよね。本当の意味がわかってないと躾なんて出来ないですね。どうもありがとうございました。
- bunbun04
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教育者に対して不信と言うか、情報が氾濫しすぎて人権を取り違えているとか、子供の依存が高くなりすぎたせい(PET化?)とか色々要因はあるような気がします。ただ言えることは物を習うということは相手を尊敬し師を仰ぎ絶対従順して身につけるいう事を忘れるどころか習い事自体ブームの一環でやっているだけで自分の子供の為に尽くしてくれと言わんばかりの現状じゃないかと思います。 つまりは教育も習い事もサービスの一環であり、金を払う方がえらいのだという時代じゃないかな。
お礼
「習い事ブーム」と「子供のペット化」という表現に強く同感いたします! 本当に基本的な部分で勘違いしている大人が多いですよね。的を得た回答ありがとうございました。
- ruruimo
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こんにちは☆私も常々感じていました。現在29歳ですが、私たちの頃は 学校や習い事で怒られた等で、親が苦情を言うなんて見たことなかったです! そんなことしたら逆にその子が今後行きづらくなるとは考えないのでしょうかね。 それとも子も子で「なにしても親がかばってくれるし~」とか思ってるのでしょうか? 理解に苦しみますね。 さて、私見ですので「自信なし」にしましたが、その世代の親って、まさに バブルを謳歌した世代ではないですか?楽にいいとこに就職できて、若いうちから 高級外車やブランド品に囲まれて…あんまり頑張らなくてもいいご身分でいられた 人たちが多いのではないでしょうか??(この世代のみんながそうだとは言ってませんよ) だからプライドばっか高くて、ちょっとしたことで「なんでウチの子がこんな 仕打ちをっ!」みたいになっちゃうのではないかと想像しました。 主人の会社でも、バブル期に入社した人たちは、やっぱりどことなく こんな感じ、まあ一言で言ってしまえば「使えない」タイプが多いようですし。 いろいろ書いてしまいましたが、とにかく甘やかすのって結局、為になりませんよね。
お礼
バブル期との因果関係はよくわかりませんが、親自身も自分に甘いのは感じますね。 甘やかしたり過保護にする事が子育てみたいな勘違いをしている気がします。愛情とはなんぞや?って考えてしまいますね^^
- yax6
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私の親も、質問者さんと同じ様な人です。 親父→「もう、鉄パイプでもイスでもなんでもいいです。悪いことしたら、リンチにかけたってください。」 母親→「とにかく殺すよりひどい目にあわせたってください。私達は一切干渉しません。」 私も過保護な親を見たことがありますよ。 実例1: 中学浪人させる親 →子供を医学部に入れさせるため、塾やら家庭教師やらを金の許す限りつけた。 それで、偏差値75の高校を受験させたがアウト。 親は、その高校以外はクズとみなし、滑り止めも公立の受験を禁止した。 両親は医者じゃないのに、何考えてんだ。 実例2: 名門幼稚園とやらに入れるために、裏口入学を考え、サラ金にまで手を出した親。 幼稚園に一流を求める意味が分からん。 こんな親を持った子供がカワイソウ。 実例3: どこぞの模試で、志望大学の合格率が下がったのを見て、怒鳴り込んだ親。 「どういう教育してるねん!!コレでも○○大合格率トップクラスの学校か!!」 言いようもないアホ。子供はすごい恥をかいたろう。 学歴中心ですが、やはり学歴にこだわる人間は未だにいますねぇ。無能高学歴やら、大手企業が倒産する時代に、一流大学に入れさせて何の利益があるんだ? 大学も名前でしか選べないくせに、プライドだけお高くとまる人間が増えたんだでしょう。 こんな過保護に育った子供は、社会で地獄を見るのがオチでしょう。 その親も、いずれ連鎖反応で廃れていくでしょ。 あぁ。俺の親が過保護でなくてよかった。
お礼
>こんな過保護に育った子供は、社会で地獄を見るのがオチでしょう。 まさしくおっしゃるとおり。 決して悪い子ではないのですが、うちの会社にも過保護に育てられた子がいます。 高学歴ですが、決して能力が高いとは言えません。なのに、プライドは高い・・・。 結果、雑務ばかりさせられる羽目になっています。 実例の回答ありがとうございました。
- agu1980
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短刀直入に言えば・・・親がアホです。 異常に過保護な親もいれば、自分の子供を虐待したり殺してしまう親もいる。こんな親の元で生まれてしまった子供が、将来大きくなればまた同じパターンになる。 これらは今、世間でも騒がれている「犯罪の低年齢化」や「子供の虐待」や「引きこもり」「いじめ」「校内暴力」などにもつながっていますよね。またこのサイトでも話題になっていますが、先生の体罰(運動部や日常生活でも)の是非など、議論してもキリがありませんね。 もちろん私は年寄りなので「子供への厳しい教育」や「口で言ってわからんやつには体でわかってもらう」の肯定派です。「虐待」ではありません、「愛のムチ」ですよ。 でも考えちゃうんですよ・・・これは人類が幸福になり始めてだんだんわがままになっていく、神様がそれを見て「人類への警告」のためにアホな親を作っているような気がして・・・
お礼
「愛のムチ」の概念が理解出来ていない人が多いですよね。 体罰と暴力の違いも然り・・・。 人の親になるわけですから、それぐらいの区別は出来るようになって欲しいものですね。 貴重なご意見、どうもありがとうございました。
- aknassoiurnij
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親ではなく子供の側の意見ですが・・・ 転んだだけで苦情を言いに来るとはまあ非常識も甚だしい人間ですね。 それで本題ですが体罰や虐待問題が話題になってからでしょうね。でもその意味を取り違えていますよね最近の親は(偉そうなこといえた身分じゃないですが)。 体罰に関しては本当に難しいので頭がボケッとしている今は考えたくないので(コラ)また今度と言うことで・・・^^;。
お礼
確かに体罰や虐待問題に関して、勘違いしている人が多いですね。 早速の回答ありがとうございました。
お礼
>競争社会では、自分のことは棚に上げても、相手の非を付くことはごく当たり前なんです。 これは私も強く感じます。 「本当に悪いのはどっちか?」と言う事を一切加味せずに相手の非だけを責めてくる人が増えましたね。 どうもありがとうございました。