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モンテッソーリ教育
モンテッソーリ教育とシュタイナー教育について教えてください。 それぞれの違い、利点や欠点等も出来ましたら知りたいのですが。
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- rakki
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それぞれの利点については、No1の回答で示されたサイトに、記載されていると思いますので、実際に接して感じたことをお答えします。 私は、創作玩具を作っている者ですが、その関連で、教具の開発の依頼も受けております。 モンテッソーリを知らない頃に、ある私立の幼稚園から「子供の興味を刺激する教具がほしい」という依頼がきました。 具体的な要望はありません。(だから創作と銘打っているのですが) 何点か作って納めたところ、「モンテッソーリそのものだ」といわれました。 私は何のことか解らなかったので、「モンテッソーリってなんですか」と質問しました。 すると、教諭の一人が、数冊の資料を貸してくれました。モンテッソーリの教具もすべて見せていただきました。 すばらしい、非常に良く考えられている。感動しました。 五感を駆使して教具と相対することは、子供にとって不可欠な要素です。 教具そのものにも、学ぶところが多くありました。 しかし、私はモンテッソーリを取り入れる気持ちにはなれませんでした。 誤解を招くかもしれませんが、「生きる知恵」と距離を感じたからです。 私が目指しているものは『生』をいかに取り込むか、です。 モンテーッソーリ教育が生き物とのかかわりを否定しているという意味ではなく、生身の人間が生身の生き物と、生存をかけて関わりあう。 学習ではなく、生きる術として身に付ける。 ここのところに物足りなさを感じました。 シュタイナーの研究はしていませんのでハッキリしたことはいえませんが、この両者ともに教育理論ですよね。 でも、生身で生きるということは、理論を超越しています。 人の知識で理解できる領域をはるかに越えたところに、生命の真理はあるはずです。 ここのところ、すなわち教育理論としてのモンテッソーリなりシュタイナーの限界を熟知して、 おのおのの、長所をいかに生かしていくかが、教育者に課せられた使命だと思います。 主役は子供です。 押し付けるのではなく、子供がこれから生きていくために身に付けるべき知恵とは何か(知識ではない)。 教育理論に則るのではなく、教育理論を自らのものとし、活用できるように教育者の方々は研鑚を積んでほしいと願っています。 そのような方々のためになら、新たな教具の開発にもいっそう意欲が出てきますので。
TOPページで「モンテッソーリ教育」あるいは「シュタイナー教育」と入れて検索するといくつかHitしますので参考にしてください。 さらに以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「シュタイナー教育とモンテッソリー教育」 ●http://member.nifty.ne.jp/oyadori/Jyohoshitsu/jyohoindex.html (シュタイナー地下室) ◎http://www.gakken.co.jp/montessori/p1.html (マリア・モンテッソーリとモンテッソーリ教育法) ●http://www.gakken.co.jp/montessori/index.html (日本モンテッソーリ教育綜合研究所) ご参考まで。
お礼
ありがとうございました。さっそく、調べてみますね。
お礼
とても参考になりました。今わたしはカナダで幼児教育を学んでいます。押し付けでなく子どもが伸び伸びと可能性を伸ばせたらいいな、っと。本当にいろんな教育論がありますが、それぞれの環境と文化で変わってくると思います。カナダの教育をそのまま日本の子どもに当てはめようとしてもそれは何かが違って来るように思います。ありがとうございました。