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モンテッソーリ教育やシュタイナー教育について
モンテッソーリ教育とシュタイナー教育はどう違うのでしょうか? 日本において本物の(質の高い)モンテッソーリ教育やシュタイナー教育を行っている施設をお教え下さい(例えば教育系女子大の附属あたりで行ってないでしょうか?) 帰国子女の友人曰く『日本のモンテッソーリ教育と向こうのモンテッソーリ教育は違う』と言っているのですが(彼女の母校がどこかはわかりませんが、カトリックなんじゃないかな?)、本当に違うのでしょうか?また、どういった点が違うのでしょうか? また、どのような個性を持った子がモンテッソーリ教育やシュタイナー教育で伸び、どういった子が合わないのでしょうか? みなさまの意見をお聞かせ下さい。
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再度回答いたします。 私が厳格だなぁとおもうのは基本的には徹底した無添加・自然な生活であるということですね。 テレビやビデオをみない幼稚園はもちろん多いですが、シュタイナーをちゃんとやるとなると先生方も園児も自然素材の服だけを着用になりますし、やり方としてはモンテよりさらに少人数じゃないとうまく運営できそうにないので経営的にも父母の同意的にも(もちろんお弁当作りも大変でしょう・・・)うまくいかないんじゃないかなと思います。 ですから日本で取り入れているという幼稚園はどこまで厳格にしているのかな、と思いますが、シュタイナーの基本的な考えとしては「実体験」や「自然」を大事にするのですからそこがちゃんとできていないとシュタイナーとはいえないとも思うし・・・ モンテはその特別な教具でなくても、市販品でも似通ったものもあるしステップも明確なので家庭でも取り入れやすいと思いますがシュタイナーはこれは難しいと感じました。 シュタイナーについて書かれた本は難しくわかりにくいものが多いそうなのですが、HPでも同様でわかりやすいところがなかなかありませんでした。 それだけ明確にはしづらいものなのじゃないかなと思いました。 モンテについて言えば感覚とか芸術とかそういうものよりも軸は4つのステップだと思います。 シュタイナーについては7年期ですけど、私からみれば「その時期にならないとやらせない」というのは難しいかな。テレビや絵本を排除したとしても(シュタイナーは絵本よりもお話だけ聞かせるほうがいいとしていますね)、街を歩けば看板もあるし仕事をしているんですから家には新聞だってありますよね。 それらで文字を知りますが教えてはいけない、となっているんですよね。 それこそシュタイナーの村、みたいなところがあってそこで暮らしていく、みんながそれを取り入れているならできるんでしょうが、現実的に無理が多い気がするんです。 HPをいくつか見てのことなので私の認識が間違っているのかもしれませんが。 席に座っていられない子・・のくだりは実際に通っているモンテの園で以前にあったことです。プレで通っていてもまずは教室に座って教具で遊ぶことからスタートで、座っているのが苦手な子が数名いてちょっとつらそうだと思いました。 モンテに限らず、別にお受験幼稚園じゃないですが○○教育などどうたった幼稚園はわりとそういう面があると思います。 縦割りについても通う前はいい制度だとおもっていましたが、通ってみると先生が手薄な感じでそこを年長さんがフォローしているかのようなところがあり、年長さんは喜んで面倒をみているわけじゃなくて割りとしぶしぶだったり・・・・。 どの教育方式でもこうした「理論」と呼ばれる方式をやるには現状の先生の手薄をなんとかできる体制にならないと、まともに機能しているようには見えません。 様々なタイプの子の受け入れという意味では○○教育とうたうところよりは、私の見学にいった範囲ですとむしろそういうものをうたっていない&宗教法人の園がそれにあたりました。
転勤前にモンテッソーリ教育のブレスクールに行っていました。 その時の話なのですが、日本には大きく分けて二つに分けられるそうです。ひとつは国際モンテッソーリ協会に準ずる国際免状を持った教師が在籍する幼稚園、もうひとつは日本独自の免状で日本モンテッソーリ協会認定の免許を持った教師が在籍する幼稚園です。 どちらかいいというよりも、自分に合う方を探してくださいと言われました。子供がいったところは、国際免許を持った人がいるところでした。違いはここにあるんだと思います。 施設というのは、幼稚園のことをさしているのでしょうか?それとも教師の教育機関ですか? 教育機関の場合は、学校よりも協会に問い合わせた方がいいかと思います。 >モンテッソーリ教育とシュタイナー教育はどう違うのでしょうか? 私にとっては難しい質問です。 違いを簡単に考えると、部屋に入ると玩具の違いが目につきます。 モンテッソーリは、一人で黙々とこなすようにおもちゃが目につき、シュタイナーはファンタジーの世界かな。 合う合わないというのは、ないように感じました。というのも、この二つの教育は、子供のことをよく観察し、子どもが感じることを大切にしているので、無理やり何かをやらせるということがないですから。 たとえば、モンテッソーリの場合は、子供の動きを観察し、何をしたいのかを見るんです。一番分かりやすいのはいたずらとかですね。その手の動きをよく観察し、同じ動きで楽しめるような玩具を親が探したり、なければ作ったりするんです。 子供というよりも、親が教育に共感を持つということが一番重要に感じました。いくら子供がその教育にあっていても、教育する教師、親の価値観が違うと成り立たない教育法だと感じました。 また、シュタイナーの場合はどんなに親が共感しても、日本の場合は小学校にあがると普通の小学校にいく人がほとんどなので、続けるのは難しいと思います。 ドイツの友人にシュタイナーのことを聞いてみると、大学まであるところで、お金持ちの子が通う芸術系の学校というイメージだと言っていました。日本では大学はありませんから、シュタイナー教育で伸びるというよりも、根っこの部分ができ、その部分が大切とされています。
お礼
回答有難うございました。協会認定は必要なのでしょうかね?民間の幼稚園で広告のためにモンテッソーリの名前を闇雲に使うのが問題なので認定制度を導入している、みたいなところが多いので、類似の教育方法は附属幼稚園や教会系の幼稚園などでも行っているのかなと思っていました。どんなwebや説明会でも、理念そのものは理解できるのですが、具体的に例えばフレーベルの理論とどう違うのだろう、どんな特徴があるのだろうと疑問に思い、質問を致しました。 『モンテッソーリ教育を行っている施設』とは民間であっても教育施設だと思うのですが・・・。『モンテッソーリ教育の教員養成施設』ではないです。 私の出身幼稚園のように小学校のプリスクール化しているのが一部の幼稚園だと思っていたので、更に幼稚園のプリスクールにまで通っていらっしゃったなんてすごいなあ、奥が深いなあと思いました。 また、モンテッソーリか否かは玩具で見分けるわけではない気もします。個人主義が徹底している現代日本において、黙々とやる玩具は教育的に逆に不安ですよね。個人的に布製の絵本や、木のおもちゃなどについて研究していたことがあるのですが、自宅でも出来るような一人遊びをわざわざ幼稚園でやるのは不安だなと思います。モンテッソーリだシュタイナーだではなく、子供の感性を大事にした教具選定や教育は大切ですよね。 シュタイナーでのおもちゃはファンタジーなのですか?お金持ち、のくだんも、資料が文献にもWEBにもないのですが、どういうものなのかわかりかねますので、母校の教育系女子大の専門の先生にでも伺ってみますね。
2歳の子がいます。 モンテの幼稚園のプレスクールに通わせています。 >モンテッソーリ教育とシュタイナー教育はどう違うのでしょうか? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E6%95%99%E8%82%B2 シュタイナーについては私はほとんど知りませんが、モンテッソーリについては「自由に選ぶ→繰り返す→集中する→充実感や達成感をもって終わる。」という4つのステップを通じて自立するという考えのもとに教具などで学ぶ手法です。 >日本において本物の(質の高い)モンテッソーリ教育やシュタイナー教育を行っている施設をお教え下さい(例えば教育系女子大の附属あたりで行ってないでしょうか?) モンテの園は多いですがシュタイナーはほとんど聞きません。それはシュタイナーが方式としては厳格すぎるような気がするのが原因だと思います。 モンテ園については「モッテッソーリの家」という名前がついている施設が認定園みたいなものだと思います。数は少なく地方ではほとんどありません。 >帰国子女の友人曰く『日本のモンテッソーリ教育と向こうのモンテッソーリ教育は違う』と言っているのですが(彼女の母校がどこかはわかりませんが、カトリックなんじゃないかな?)、本当に違うのでしょうか?また、どういった点が違うのでしょうか? 教具のみをとりいれて先の4ステップを重視していない園もあります。 比較的教育方式としては知名度の高いモンテを取り入れてはみたものの何が一番重要なのかわかっていないということじゃないでしょうか。 >また、どのような個性を持った子がモンテッソーリ教育やシュタイナー教育で伸び、どういった子が合わないのでしょうか? シュタイナーについてはわかりません。 モンテッソーリについては日本の幼稚園についていえばある程度座って物事ができる子が向いていると思います。 本来の教育方式でいえば関係ないかもしれませんが、家庭で取り入れるものと園で取り入れているものでは違うと思います。 園ではやはり集団生活ですし、例えば活発すぎて教室から毎日出て行ってしまう子にはむかないようです。
お礼
ありがとうございました。理念は何となくわかりました。教具や認定園制度があるなどかなり明確なメソッドなのですね。所謂『子供の家』がそれにあたるのではないでしょうか?地方でも、少なくとも京都辺りでは伺ったことがあります。 インターネットを使ったところ、モンテッソーリ教育は感覚主義、体験主義で芸術・体感教育を取り入れている、という特徴があるようなのですが、 シュタイナー教育も同じような特徴があり、違いがわかりませんでした。 最近よくモンテッソーリ教育を謳った保育機関を見かけますけど、音楽教育、外国語教育、有機野菜の給食など、イマドキのファッション化してしまうのは嫌ですよね。 シュタイナーはよくわからないのですが、厳格なのですか?自分が20年前通っていた幼稚園は小学校のプリスクールのようなもので、教科教育こそなかったですが、音楽に創作にと集団カリキュラムで先生がしっかり叱っていらっしゃったのですが、以前どなたかがそれを『シュタイナー的』だと表現なさったことがあります。モンテッソーリはもっと自由なのでしょうか? >活発すぎて教室から毎日出て行ってしまう子 モンテッソーリ教育とは所謂お受験幼稚園なんでしょうか?地方である所為かイメージが沸きません。地元の幼稚園はモンテッソーリ幼稚園ですが色々な子が在籍しており、中には活発すぎる子もいますけど、皆仲良く学んでいます。小学校に上がる頃には皆社会的に成長していますし、本来幼稚園とはそういうものではないのでしょうか? 重度の障害があるとか療育に特別な配慮が要る場合は、受け入れ不可ということも伺いますが、お受験幼稚園でもないのに『いい子』を選抜されて施されるような教育なのかなあと疑問に思いました。 wikiよりモンテッソーリ教育を調べてみました。 〉1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子どもの家において、その独特な教育法を完成させた モンテッソーリ教育の起源は、所謂滝野川学園(滝野川学園は障害児対象だったのかな)などのような『社会事業史』の講義で出てくるような福祉施設だったのかなと思いました。そのメソッドが民間にも受け入れられて今の形になったのかなと捉えていたのですがどうなんでしょうね。
お礼
ありがとうございました。何だかneiさんの仰るシュタイナー教育ってアーミッシュの生活のようですね。成る程neiさんの見学されたシュタイナー教育の幼稚園は少人数で厳格だったのですね。 色々回答を伺ってみて、質問文の友人の受けてきた教育はモンテッソーリ教育とはいえシュタイナー的だったのかあとも思います。どんな理論にしろ幼児教育はフレーベルの思想を基に発展していると思うので、根源は似ているのかな? それと大変失礼ですが >それらで文字を知りますが教えてはいけない、となっているんですよね。 ということはないと思います。恐らく『無理な知育に偏らない指導』のようなものを間違って捉えていらっしゃるのではと思います。 誤解が起きるとシュタイナー学校の方に迷惑をかけてしまいますので、この場を借りてこれも【訂正】させてください。 モンテッソーリ教育にしろシュタイナー教育にしてもそうですが『一般にわかりづらい概念』ではなく、社会的にもっと定義を明確化することが必要ですよね。『なんだかよく判らないけど良さそうだ』と受け入れているうちに何処かで園とギャップがでてきてしまうと嫌ですしね。
補足
一応OKwebには公共掲示板的役割がありますので訂正させてください >モンテに限らず、別にお受験幼稚園じゃないですが○○教育などどうたった幼稚園はわりとそういう面があると思います。 東京の人気幼稚園ならいざ知らず、そういうことはないですね。有名幼稚園にモンテッソーリを取り入れているところは多いですが、有名幼稚園に限らずメジャーな教育メソッドなので、誤解なさってるのかなと思います。お気を悪くされたらすみません。縦割りもモンテッソーリそのものとは関係ないですね。縦割りクラスもなるほど楽しそうですよね。どちらの学校の専門家の方かはわかりませんが、一応訂正。 独身・子供もいないので見学はしづらいのですが、母校の附属幼稚園(国立ですのでモンテッソーリとは違うとは思いますが、類似のメソッドは取り入れている気がしますので)にでもいろいろ聞いてみます。