用言とその派生語の品詞の分類
中学受験を控えた子供を持つ親です。
受験の文法問題で用言の活用と品詞の分類についてどなたか教えて下れば助かります。なお、文法用語を使って質問を書いておりますが、かれこれ30年近く前の記憶と知識に基づいての使用ですので、誤用等があってもご容赦下されば、と思います。
品詞の分類で、用言(動詞、形容詞、形容動詞)の活用形とその用言から派生した語の品詞の分類について何方かわかりやすく教えて下さる方はいらっしゃらないでしょうか。このままだとわかりにくいので、形容詞「大きい」を例にして説明します。
・形容詞 「大きい」の場合
子供には、文中で修飾機能を司る語は大別して、形容詞、形容動詞、副詞、連体詞があると教えています。この品詞を見分けるときに、形容詞は、辞書に載る形になると末尾が「い」、形容動詞は同じく「だ」で終わる語だと教えています。もちろん、形容詞、形容動詞は活用するので文中で使われるときは必ずしも「い」や「だ」では終わらないとも教えています。
次に、形容詞、形容動詞以外の修飾語は、副詞か連体詞で、体言を修飾していれば連体詞、それ以外は副詞と教えています。
そうすると、次のような問題が起きます。大きいの場合、名詞形として「大きさ」、連体詞化したものに「大きな」があります。私から上記のように教わった子供は、別の品詞に転化したこの「大きさ」、「大きな」と文中の活用として取った形の区別が出来ません。文法がどうやら苦手な子供にはよくわからないようです。文法問題で、問題文中の、「大きな」に横線が引かれて、さてこの言葉は何詞でしょう?と問われると形容詞と答えてしまいます。
形容詞の大きいで上記の様な紛らわしい例がありますが、動詞でも歩くの名詞形「歩き」(口語的ですが、今日は歩きです、などの用例の場合)などが区別出来ません。
このように用言の活用形と別品詞に転化したもの、をうまく区別出来るように教える何かよい教え方を、何方か教えてもらえないでしょうか。
以上
お礼
どうもありがとうございました。 URL拝見しました。 できれば 辞典巻末付録のようにもっとたくさん掲載がある表を希望していますので引き続きもうしばらく情報をお待ちしたいと思います。 わがままですみません。