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どうして近代社会では存在しないジェンダーを実体化しているの?

近代はジェンダーのない時代なのに、何故それが実在するかのような言い方がなされているのでしょうか?「ジェンダーフリー」なる用語に至っては、「ないものをなくすなんてどうするつもりなの!?」と困惑している次第です。近代では、ジェンダーに変わって<経済セックス>が登場しました。このタームについて何も知らない人は、買売春を連想することでしょう。でも、違う意味です。<労働男-家事女>というセットが近代社会を成り立たせているのです。それを疑うのなら分かります。でも何故現存している経済セックスには触れずに、産業社会では存在しないジェンダーを、あたかも存在しているかのように語るのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

ご質問の意味が分かりません。補足していただけると幸いです。 - 何を持って近代はジェンダーのない時代と言われているのでしょう? 根拠、参考文献などを挙げてください。 - 「経済セックス」を定義してください。<労働男-家事女>という形式のことを指しているのであれば、どういう意味でこの関係が「経済セックス」と呼ばれうるものになるのか分かりやすく説明して下さい。 - あなたが問題としているのは「近代」なのでしょうかそれとも「現代」なのでしょうか? ずっと「近代」というタームを使っておられますが、一方で「経済セックス」は「現存」するといった表現もあるので、現代においても「近代」的な構造が続いているとお考えなのか、「近代」と「現代」を区別せずに使っているのか、そのあたりがよくわかりません。 - どういう発言をもって「存在しないジェンダーを、あたかも存在しているかのように語る」と言われているのでしょう? 誰か特定の方の発言や特定の社会現象を指していらっしゃるのであれば、それをご説明いただければ幸いです。

mitsui1966
質問者

お礼

補足要求、ありがとうございました。さっそく補足したのですが、読んでいただけたでしょうか。こちらで確認しようとしたのですが、補足の画面が出ません。「送られていないのではないか」と、危惧しています。もしそうでしたら、再度補足します。

mitsui1966
質問者

補足

- 何を持って近代はジェンダーのない時代と言われているのでしょう? 根拠、参考文献などを挙げてください。 >近現代産業社会は、自俗的/土着的な<バナキュラーなもの>を殲滅しましたが、殲滅しきってはいません。ジェンダーは<バナキュラーなもの>です。それが近現代においてもごくわずかに残っているとはいえ、全体的な傾向としては「ないに等しい」と考えられます。

その他の回答 (7)

  • Riccota
  • ベストアンサー率46% (116/248)
回答No.8

社会学専門ではないので、間違っていたら、ご容赦ください。 ご質問を読む限りでは、タームとしてのジェンダの定義付けと、一般的なジェンダーの定義が異なっているために、ジェンダーフリーという言い方が残るのではないでしょうか。 「産業社会的なものが(mitsui1966さんのおっしゃる意味での)ジェンダーを殲滅した」としても、文化的なジェンダー(一般的に言う男らしさ、女らしさなど)は撲滅されておらず、従って、未だに会社でも、「女の子がお茶をくむ」同等の仕事でも女性の職位があがらない、というような図式が根強く残ってしまうのでは? mitsui1966さんが、現実的な男女差を否定されているわけではないようなので、それを語るときに、<経済セックス>という用語を使用するようにすれば、mitsui1966さんとしては納得されるのでしょうか? ご質問内容や補足内容から伺う限りでは、このように思いましたが、的をはずしていたら申し訳ありません、ご教示くださいませ。

mitsui1966
質問者

お礼

補足要求、ありがとうございました。<ゼロサムゲーム>という概念も、一人歩きして一般化されて使われたしまいました。<ジェンダー>も同様の運命をたどるかと思うと、それを発掘して発見した先駆者に申し訳ない気がします。概念の「カラオケ的」一般化に警鐘を!

mitsui1966
質問者

補足

ジェンダーの原義を知った上で、意識的に違う意味で使うのならいいと思われます。男女の差異は文化的に恣意的であり、変わることはあってもなくなることはないでしょう。理論的には、<ジェンダー>を使うより、<経済セックス>を使った方が正しいですね。ただ<経済セックスフリー教育>なんて言い出したら、一般的には「売買春奨励教育」と解されます。でも、これ以上理論的な誤謬が再認されていくのには耐え難いものがあります。だから考える。

回答No.7

すみません、「回答する」ではなくて「お礼する」でした。こちらであれば1000文字OKのはずです。 ちなみに3種類の経済というのもイリイチですっけ? 久しぶりにイリイチ読み直しています。一時期好きだったんですよね。

mitsui1966
質問者

お礼

回答ありがとうございました。「お礼する」は100文字程度です。例の「経済」はイリイチです。確か『シャドウ・ワーク』だったと思います。これ以降彼はダメになりましたね。一度だけ会ったことがありますが、ものすごくいい人でした。

mitsui1966
質問者

補足

近現代については折衷して使っていました。近現代共通してジェンダーがないという意味です。「最近のコマーシャルを見ていると、女が運転しているものがない」という発言がありました。モーター乗り物である自動車は産業社会の産物ですから、誰が運転していようとも、それをジェンダーの視点で見ることはできません。歩き方の男女の違いなら、かすかに残ったジェンダーの違いを見る可能性はありますが……。

回答No.6

補足には数行しか入らないのですね。 「回答する」をお選びいただけば、確か1000字までOKだったと思います。そちらで補足いただけるとよいのでは、と思います。

mitsui1966
質問者

お礼

回答ありがとうございました。質問者自身には、「回答する」が表示されません。ですので、「補足する」に書き込みます。

mitsui1966
質問者

補足

経済には三種類あります。1.計測できる経済(賃金、物価、税金など)2.計測されない経済(暴力団などのいわゆる闇の経済)3.シャドウ・ワーク(家事労働・通学・通院・通勤など)<経済セックス>における労働男(男性)は1に、家事女(女性)は2に対応します。

回答No.5

こんにちは。 メッセージありがとうございます。 残念ながら補足は受け取っておりません。もしかしたら文字数オーバーなどできちんと送信されなかったのかもしれません。 文章記入後、確認画面が表示されない場合は何らかの問題(ほとんどの場合文字数オーバー)が起きている可能性があります。 よろしければもう一度補足いただければ幸いです。 よろしくお願いします。

mitsui1966
質問者

お礼

補足要求ありがとうございました。第一の質問に関しては、二つに分けて補足しました。字数制限のため、それ以降の質問につきましては、回答できません。もう一度補足要求をして頂けませんか。お願いします。

mitsui1966
質問者

補足

イバン・イリイチの草稿「バナキュラー・ジェンダー」が、本稿では「ジェンダー」に変えられていることからも、バナキュラーな性質を持たないジェンダーは存在しません。<バナキュラーなもの>の対立概念は<産業社会的なもの>ですが、「産業社会的なジェンダー」という言い方は自家撞着です。何故なら産業社会的なものが、ジェンダーを殲滅したからです。

  • o24hi
  • ベストアンサー率36% (2961/8168)
回答No.4

>私はどちらかというと理論構築の方が好きです。机上の空論にならないようために、実証例を挙げてくださってありがとうございました。  補足ありがとうございます。読ませていただきました。  「机上の空論」と書かれていますが、それが究極の目標である事は間違っていないと思います。それに向かって取り組んでいると言うのが、日本の今の現状だと言う事ですね。

mitsui1966
質問者

お礼

アドバイス、どうもありがとうございました。言いがかりをつけるわけではありませんが、「男女差別のない社会を作り上げるために実践する」という目的意識性をも対象化しながら、前へ進んでいきたいと思います。

mitsui1966
質問者

補足

何でもそうですが、それが実現するまでは「空想」です。「それは空想に過ぎなくて、現実性がない」と言われれば、「空想できないから、現実を変えられないんだ」と言い返します。断っておきますが、o24hiさんのこを言っているのではありません。

  • o24hi
  • ベストアンサー率36% (2961/8168)
回答No.2

 #1です。書き忘れました。  「内閣府男女共同参画局」が「えがりて」と言う、男女共同参画の機関紙を発行していますから、よければ読んでみて下さい。 http://www.gender.go.jp/egarite/

参考URL:
http://www.gender.go.jp/egarite/
mitsui1966
質問者

お礼

機関誌の紹介、どうもありがとうございました。さっそく読んでみました。以前は相手の言うことを聞かずに反対していました。最近は相手が何を言っているのか聞かないと、何も始まらないと思っています。どうもありがとうございました。

mitsui1966
質問者

補足

世界的に画一化/均質化している近現代産業社会は、<女-男>というジェンダーを失った代わりに、<男性-女性>という「経済セックス」によって成立し得ています。<男性=労働男>で、<女性=家事女>です。もちろん男性が家事をすることもありますし、女性が労働をすることもあります。しかし、その場合、男性は女性の家事の仕方に合わせるようになり、女性は男性の労働の仕方に合わせるようになります。

  • o24hi
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回答No.1

 こんばんは。  論文みたいですね(笑)。  まさか社会人の方ではないですよね? そうでしたら、完璧な一転の曇りも無い、実力主義の会社なんですね。  国を挙げて「男女共同参画」を進めているぐらいですから、実社会では「ジェンダー」はあるんです。勿論私の勤務先にもあります。  私の自治体には、「男女共同社会推進課」なる部所もありますよ。  

mitsui1966
質問者

お礼

アドバイス、どうもありがとうございました。補足したのですが、読んでいただけたでしょうか。私はどちらかというと理論構築の方が好きです。机上の空論にならないようために、実証例を挙げてくださってありがとうございました。

mitsui1966
質問者

補足

「男女共同参画」と言った場合の「男女」は<男性-女性>のことです。「男女共同社会」と言った場合の「社会」とは、<近現代産業社会>のことです。ジェンダーは、一山一川越えれば生活・習慣・言語などが異なる<バナキュラーなもの>です。これは、<近現代産業社会>にあってはほとんど殲滅させられています。ですから、画一的/均質的な近現代にはジェンダーは存在していないのではないでしょうか。

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