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文系大学院進学について
今現在、経済学部一年の者です。 タイトルにもある通り今大学院への進学を考えています。専攻は経済ではなく史学です。 元々歴史が好きだっという事から史学専攻を希望しています。 両親にも相談したところ進学するのは勝手だが、その後(就職)の事はどうするんだ?という事でした。 自分としては研究職・教職・公務員などを考えています。まだ考えがあやふやできちんとした答えができないです。 それに加え障害もいくつかあります。 (1)難易度 今希望している大学の難易度はかなり高いです。 (現在通っている大学は名前こそ知られてはいますが偏差値は高くありません) 試験科目が歴史の記述問題+外国語2つ(英仏独韓中の中から2つ)です。僕は第二外国語を取っておらず英語もままならないのに他の言語まで取得できるのかわかりません。 (2) 人間関係 やはり外部よりも内部の方が多いのが当たり前で中に入ってから自分の性格もありますが学力などの面で足を引っ張らないか不安です。 (3) 将来 大学院に入って、その後の事です。もし研究職などの仕事がだめになった場合、年齢から考えて一般企業は不利になってくる・・。 などなど障害があります。 どなたかできれば大学院に関して知識のある方。 文系大学院で実際に研究されている方いましたら是非アドバイスが欲しいです。
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こんにちは。 他の方とちょっと異なる視点からのアドバイスですが... 今の段階で就職し、3年ぐらい働いてお金を貯めてから大学院に戻る、という選択肢はないのでしょうか? 私自身はストレートに大学院(文系です)に行き、流れ流れて海外で学位を取りましたが、振り返ってみると、学部を卒業した時点、あるいは修士を取った時点で一度就職しておいてもよかったかな、と思うことはあります。 一つはお金の問題です。 日本の場合は修士課程在学中は育英会(今は名前変わっているんでしょうか?)ぐらいしか申請可能な奨学金はありませんよね。しかも育英会だと研究職に就かなかった場合返金しなければいけない(この辺のルールも最近変わっていると思いますが)。長く大学院に残ると、自分が背負っている借金の量がプレッシャーになることもあります。ご両親が全面的にサポートして下さるのなら話しは別ですが、できるだけ金銭的に安定した状態で研究できる環境を整えておくことは大切です(私が結果的に海外に出たのも、そっちの方が金銭的なサポートがしっかりしていたからです)。 また、文系の場合、アカデミックな環境から一旦退いた上で、自分なりに勉強をすすめ、やりたいこと、論文の手法などが明確になって「これなら博士号まで一気にいける」と思えるようになってから大学院に戻るということも可能だと思います。その間、指導教官と密接な関係を保っておく必要がありますし(研究生として大学に籍を残しておくのも一つの手だと思います)、仕事との両立も大変だとは思いますが、それで失われるような情熱なら、最初からあきらめてしまった方が良いと思います。 ストレートに進学したい、勉強したい、という思いは分かりますが、今の段階で自分は本当に博士号を取れるだけの準備ができているのか、を冷静に考えてみることも重要です。 なんとなく修士課程に進み、そのままなんとなく博士課程まで進んで、その段階でつぶれていく人はたくさんいます。 繰り返しになりますが、 - 研究のトピックはあなたの中ではっきりしていますか? - 研究を進める上で必要な文献についての知識はどれくらいありますか? - 自分の研究トピックの意義について明確に説明できますか? - 研究に十分なだけの語学力はありますか? - 研究を続けるだけの資金的な余裕はありますか? これらについてもう一度よく考えてみてください。一つでも不安を感じる部分があれば、進学以外の道も考慮することをお勧めします。 修士に進む場合でも、とりあえず上のリストの内容(トピックははっきりしているかetc)を常に考えつつ、博士課程に進むにはまだ準備が不十分だ、ということになれは、修士を出た時点で一度就職するのも良いでしょう。 将来的にアカデミアに戻りたいという意志があるのであれば、就職先はどこだってよいと思います。むしろ多少収入が少なくても自分の時間が持てて(その間文献を読んだりできます)、生活費がかからない(会社の場所によりますが)ような所を選んだ方が良い意味でプレッシャーになるのではないかと思います。 長くなりましたが、どういった進路を選ぶにしろ、それがcoin-lifeさんにとって最善の結果をもたらすことをお祈りしています。がんばってください。
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- rabbit_cat
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絶対に東大・京大レベルの大学院に行くのがいいかと。もちろん、東大がトップでない分野もありますので、その場合はその分野のトップの学校に行くべきです。 正直言って、有名研究室以外から文系の研究者(研究でお金をもらって生活する人)になるのはものすごく運がよくないと不可能です。 もちろん、有名研究室に行ったからといって、研究者になれるわけではありませんが。 それから、前にも出ていますが教職は必ず取っておいてください。ないと本当に路頭に迷うことになりかねません。
お礼
東大ですか?今志望しているのは早慶上智のどれか?なんですが・・。この私大でもホント今入っている大学より2ランク以上上なんです。東大となればそれこそ入れる可能性もぐーんと低くなり中に入ってからも死ぬ覚悟でやらないとまずいです。中に入ってから馬鹿にされそうですし。 しかし研究でいきたいのならそれくらいはしなければいけない!ということですよね?
- blue_watermelon
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こんにちは。補足です。 研究生というのは、単位を取らずに大学に籍を置いているような状態で、授業を取らない分授業料が安くなると思います。大学院進学を試みたものの不合格だったような場合に、一年研究生として研究室に所属したまま勉強を続け(学生であれば図書館など大学の様々な施設を利用できるので研究しやすいためだと思います)、次の年にまた受験するといった例をよく見かけます。卒業したものの就職が決まらなかった場合などに、とりあえず研究生として大学に籍をおいておくような例もありました(そうすると新卒扱いになるのかもしれません)。 coin-lifeさんの場合であれば、学部を卒業後一旦就職し、その間希望される教授の研究室に研究生として所属させてもらい、少しづつ大学院進学に必要な勉強をするというのも選択の一つになるのではないかと思います。就職しない場合でも、受験してみてもしダメだった場合には研究生として一年過ごすことも考えておくとよいと思います。 それから英語はTOEICよりはTOEFLの方がよいと思いますよ。TOEFLの方が若干アカデミックな内容になりますし、もし今後留学するような機会があれば必要になるのはTOEFLのスコアです。というわけで今から練習しておいても無駄にはならないと思います。
お礼
お礼するのが遅くなって申し訳ありませんでした! 外国語のほうですがTOEICを一応700OVER程度を取った後にTOEFLに移っていきたいと思っています。
- healthytaro
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大学院(史学専攻の修士)を卒業しました。 まず、史学といってもだいたい日本史、西洋史、東洋史の三つに区分されているので、それらの専攻によって雰囲気はかなり違うようです。 (1)難易度 日本史の場合は別ですが、西洋史、東洋史では研究をする際に外国語の能力は必須です。研究テーマによって違いますが、将来大学での研究職に就きたいのであれば最低でも英語と、対象となる地域の言語に精通している必要があります。 (2) 人間関係 これは本当に場所によります。私の大学ではかなり和気あいあいとしたところでした。(それが大学院としていいかどうかはまた別の問題ですが) 学力面での不安があるようですが、それは誰しも最初は感じるものです。ただ、研究者としてやっていこうとするのであれば、学部の時代からしっかり勉強して誰にも負けないくらいの力(および自信)をつけておく必要があります。 (3) 将来 私の周りでは、東大や京大といった、旧帝大と言われる大学の大学院を出た人で、早くても30代の後半でようやく就職する感じです。 質問者さんは「研究職などの仕事がだめになった場合」という言葉遣いをしておられますが、「だめになった場合」とは存在しません。自分があきらめた時点で研究生活から身を引くか、あきらめずに続けるか、自分の意志の問題です。 就職できるかどうかは以下のポイントにかかっています。 (1)業績をあげる 具体的には、学術雑誌に論文を投稿して、それが採用されることを指します。 大学の採用では、論文の本数がポイント化され、それらの合計がものをいいます。 なかなか論文は採用してもらえないので、何度もチャレンジすることになりますが、とにかく時間がかかります。 (2)大学院在籍中に博士号を取得する これは、必須ではありませんが、まわりの状況を聞いていると採用側が求めるようになっているようです。 博士号というのは、昔は学者が研究生活の集大成として取得するものだったのですが、今は大学院の博士課程において取得することができるようになっています。 ただし、これが大変で、私の大学では提出の条件として、最低学術雑誌に掲載された論文2本+αが必要でした。 もし、史学で研究職を目指すのであれば、一般企業は諦めた方がいいです。30歳までは論文を書きまくり、どうしても芽が出ないようであれば高校の教員などになるのが現実的かと思われます。 いずれにせよ、いい指導教官に出会うことが大切だと思うので、一度授業に出てみることをおすすめします。
お礼
論文のポイントですか・・。30歳まで論文を書き続けるという事はその間バイトなどをして食いつないでいくしかない。ということですよね?
- sen_aoba
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(1)難易度もありますが、一般的に内部から取る傾向にある大学が多いです。 希望される大学がその傾向であるなら、より一層、試験を頑張らないと。 (2) 少なくと、大学院は大学に比べ、人数も少ない分、かえって、楽かもしれませんよ。 結構、仲間意識があるようです。 (3)史学から一般企業となると、出版等、限られますよね。 正直言って、不利になると思います。
お礼
簡潔で分かりやすいご意見ありがとうございます。 今後の進路のために少しずつ頑張ります。
- mayuclub
- ベストアンサー率41% (575/1384)
文系院卒です。 まだ1年生なら、3年次編入で史学の大学へ進学して、大学院に進学してもいいと思いますよ。 (編入の際、入学金などのお金がかかりますが) または今在籍している大学で史学が学べるなら、その大学内での史学専攻なら転部しやすいです。 (1) 私も普通ぐらいから、そこそこぐらいのところへ入りましたが、過去問等を熟知して、専門知識を身につければ、試験は通れると思います。 あとは、大学院で何を研究したいかが明確になっているか?ということです。 (2) 外部の人もそこそこ入ってきているか、その大学院の在籍者の比率を確認してみてはどうでしょうか? 大学院に電話、または訪問すれば教えてくれますよ。 何度か気になる大学院を訪問しました。 (3) 二浪+院卒 ぐらいまでなら大丈夫だと思いますよ。 現役で院卒なら、不利にはなりにくいです。 新卒という枠の扱いをしてくれて、就職活動もきちんとすれば大丈夫だと思います。 (ただし、職種にもよりけりですが) 研究職というのは、史学の場合、なかなかないかと・・・ 理系と異なり、文系は修士卒ぐらいで研究職に就くのは難しいです。 やるならとことん、やらないと・・・ それこそ、今経済を勉強している意味があるのか?という疑問はありませんか? 他専攻へいくのなら、それなりのベースを作っておかないと、足を引っ張ります。 特に、修士論文でつまずきます。基礎がないとここで留年して大学院へ3年いることになりかねないです。 (意図的に長くいる方もいますが) #1さんもおっしゃるように、教職は必ずとっておいたほうがいいです。 大学院でも教職をとり、専修免許というのをとると、私学などの教員の口はそこそこあります。 史学を勉強したいのに、どうして経済学部にいるのか?勉強したいだけ?それを生かした仕事につきたいのか?など、よく考えてみてください。 そうでないと、大学院に入れたとしても、ついていけなくなります。 大学院は大学と雰囲気が異なり「研究」という感じになるので、歴史といっても歴史の何を研究したいのかをより具体的にすべきだと思います。 希望する大学院で、その分野を担当する教官(教授)はいるのかなども、重要なポイントです。 個人的には、大学編入(3年次)の方が、抵抗がないかな~と思いますよ。 早く歴史を勉強できますし、それから大学院に進学することもできるし、大学だけ出て就職するという選択肢もあるので、こちらの方がいいかもな~と思います。 大学院に進学しても、同専攻なら抵抗がないので。 編入も視野に入れてみるといいですよ。
お礼
編入という事も考えた事がありますが3年からというのは卒論など対応できるのか?とうい事で悩んでいました。それに両親にまた迷惑をかけるという事になりかけないということ・・。とにかくあらゆる方面から今後の身のフリを考えていきたいです。
- ikedama
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文系の大学院に進学して一番心配なのは就職でしょう。 文系の場合、理系と違って大学院で学んだことが会社などで役に立ちにくいのです。 経済学などでしたら研究職もあったりするのですが、史学ですと民間の研究系はかなり厳しいと思ったほうがいいでしょう。 今から公務員の勉強を始めたらどうでしょうか? 私の知り合いに史学の院を出てから公務員になって博物館職員をしたり研究を続けている人がいますが、それが一番専門を生かせて楽しいでしょう。 しかも高学歴(偏差値の意味ではなく院卒という意味です)になってしまって給料も上げなくてはいけないので敬遠されがちです。 人間関係はあまり気にする必要はありませんよ。 なかにはあからさまに外部生を差別したりする大学(教授)もいますが、まともな大学なら内部生で固めるような所は少ないので、外部生の扱いは慣れてるでしょうから心配しなくてもOKです。 第二外国語は入試の際にほどんど関係ありません。 なぜならみんな全然できないし、成績が良くても大学院で使わないから。 形式だけで、たとえ満点を取っても考慮しない大学もあるくらいです。 逆に英語はかなりシビアに見られます。
お礼
<今から公務員の勉強を始めたらどうでしょうか? 私の知り合いに史学の院を出てから公務員になって博物館職員をしたり研究を続けている人がいますが、それが一番専門を生かせて楽しいでしょう。 博物館の職員という道は全く頭にありませんでした。 歴史を学ぼう学ぼうとするあまり考え方が硬くなっていました。貴重なご意見ありがとうございました。
- buchi-dog
- ベストアンサー率42% (757/1772)
大学院に行って歴史を専攻して、その後の進路となりますと「教員」しかありません。高校の教員、大学の教員とありますが。他に、専門職として役人になる道もあるようです。 とりあえず、 (A) 教職課程を取り、教員免許を取得する。経済学部でも、社会科の教員免許を取れるはずです。これが一番大事です。 (B) **経済史のゼミに入る。経済学部で学んだことを、大学院での歴史の勉強につなげましょう。 (C) 通っておられるのは総合大学のようですね。経済学部に籍があっても、文学部史学科の授業を聴講することはできるはずです。大学の先生はやる気のある学生は大歓迎ですから、文学部の歴史の教授に可愛がって貰える可能性がありますよ。文学部にいるのは「何となく文学部を選んだ女子」が多いですから、質問者様のように主体性のある人は少ないはずです。それによって、大学院進学の道も開けるのでは。 「(3) 将来 大学院に入って、その後の事です。もし研究職などの仕事がだめになった場合、年齢から考えて一般企業は不利になってくる・・」 そういうことを考えるのなら、経済学部を普通に卒業して就職すれば良いのでは?何のために歴史を学ぶのですか?大学院で歴史を専攻した学生が、企業で何をするのでしょう? 経済学部からあえて大学院に行き、歴史を専攻すると決めた時点で、教員になる以外に道のない「背水の陣」になります。それは覚悟して下さい。例えばですが、親御さんが裕福でないのであれば、学部を卒業したら、奨学金とバイト(塾講師など)で食いつなぐ覚悟が要ります。 質問者様の書いておられることから「何としても歴史をやりたい」という意思が伝わってきます。そういう気持は、文学部の歴史の先生にも伝わると思いますよ。20年後の大学教授を目指して頑張ってください。
お礼
一応学部とは別に一般教養科目のようなもので社会系の科目などいくらでも取れるようになっています。僕もそこで日本史をとっているのですが・・。「ここの大学の日本史はカスだよ」とつい最近日本史好きの人に言われ少し凹んでます。とにかく頑張ります。
お礼
大変貴重なアドバイスありがとうございます! 一度就職してしまうのも一つの手段ですよね? 僕は研究に関する知識は不十分ですし語学に関してはこれからTOEIC等を受けようとしているところです。 資金ですが・・正直厳しいです。大学に入るときも親に迷惑をかけながらも入学した身です。 それと質問なんですが研究生として大学に籍を残しておくとはどういうことですか?教えてください。