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男性言葉と女性言葉
日本語を勉強中。 日本語は、主に男性の使う言葉と主に女性の使う言葉がありますね。どの時代(時)から、言葉使いが別れましたか?その源は、何でしょうか?
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専門家ではないので詳しくはわかりませんが~。 日本語の書き文字は元々なく、中国の漢字を使った漢文で文章を書きとめていたそうです。 ただ勉強する必要があり難しく、一部の人(役人、僧侶)たちしかつかってなかったとか。 平安時代に入り、女性が文字を使う(手紙を送る)ことが多くなってきたのですが、漢字は男が使うものという風潮がありました。 また漢文は話す言葉向きではなかったこともあり、そんな中漢字を崩して、ひらがなが生まれたそうです。 漢字=男文字、ひらがな=女文字と呼ばれていたとか。 このあたりは手紙の末尾の結語(〆る言葉)に、 男性なら‘敬具’女性なら‘かしこ’となっているところに表れていると思います。 話し言葉の口語の場合は、ちょっとわかりません^^; 言葉も生きていますから、調べるのはタイヘンそうですね。 少しですが、わかる範囲で書き連ねてみました。 参考になれば幸いです。
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- xcrOSgS2wY
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男女の言葉遣いの傾向の違いは日本語だけでなく、英語にも中国語にもあります。もとより男女では体形も、身体機能も、家庭内の(文化的な意味での)役割分担も、属するコミュニティも異なっており、言葉遣いがそれに伴って変化すると考えることは自然です。 日本語において「男女の言葉遣いの傾向の違い」が「明文化」されるのが平安時代であることは既に他の回答にあるとおりですが、「それまで男女間に言葉遣いの違いがなかった」と考えることは、前述の理由から不自然だと思います。 ですので、証明することはできませんが、男女の言葉遣いの違いは「およそ言葉と呼べるものが生まれた当初から存在した」と、私は考えます。その源として私が考えるのは、前述のとおり「男女間の生物的・社会的な隔たり」です。
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- kankasouro
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平安時代初期です。奈良時代から漢文(中国語)が流入し、まだ文字のなかった日本では公的な記録にこれがもっぱら用いられるようになりました。そこで公的生活=漢文および漢文訓読語、私的生活=日本語、というバイリンガル的状況が生まれたのですが、これが徐々に固定化し、平安時代初期ごろには、公的生活を送る男性は漢文訓読語と日本語の両用、私的生活しか持たない女性は日本語のみ、という使分けが生まれたものです。以降時代の変遷によってさまざまな影響を受けていますが、一般的にこの区別は明治以降もつづき、男言葉と女言葉の内容が近くなったのは戦後のことです。
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ありがとうございました。おかげさまで、勉強になりました。
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参考させていただきました。 ありがとうございました。 おかげさまで、勉強になりました。