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古代中国の制度
十二国記(小野不由美/講談社)という小説があるのですが、そこに出てくる制度について質問します。 十二国記では行政の最小単位である「里」に、「里家」というものがあります。これは現代で言う孤児院や老人ホームに当たる施設だと思います。これと学校にあたる「小学」というものを、「閭胥」という役人が治めています。 これの元ネタとなったものを知りたいのです。 (だからこのカテゴリで質問しました) 十二国記の制度などは周代に記されたとされる「周礼」などを参考にしているそうで、実際幾つかの官名などはここから引き出されていることは調べました。 ただ、「里家」制度が実際にあったかどうかが全く分かりません。 (閭胥は、漢字辞書で「村の小役人」という説明だけ見つけました) 「周礼」自体を見れば早いのでしょうが、インターネットなどで調べて見つけた参考文献はほとんど絶版か高額で手に入りませんし、近隣の図書館にもありません。 (個人的には、聖徳太子が建てたと言われる悲田院が似ていると思うのですが) 参考になるサイトなどでもいいので、教えてください。
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お礼
早速の回答、ありがとうございます。(No2と合わせて) ただ、残念ながらあげていただいたサイトはすでに参考にしているのです。 特に二番目の周礼本文は、私も見つけたとき歓声をあげたのですが、いかんせん読めず。断念してたのです。 (ネット上の翻訳サイトでも翻訳できませんでした) 質問文にもあげた悲田院は、隋の制度を参考にしているらしいので、中国には昔からこういう制度があったのではないか、と思ったのですが。 あ、周礼捏造説もすでに知っております。漢時代に書かれた、というのをどこかで読んだ気がしますので。 私も十二国記は大好きなのです。 本当に続きが気になりますね。