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夏の砦
辻邦生さんの「夏の砦」に感銘を受けました。同種のテーマ、メッセージ性を持った書籍、小説を読みたいのですが、アドバイスをいただけませんでしょうか。
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回答が寄せられていないようですので参考程度にお読みいただければと。 もし小説でなくて良いのでしたら、 森有正さんのエッセーなどはどうでしょうか。 現在でしたら、ちくま学芸文庫から五冊にまとめられて出版されています。 そのなかでも有名な「木々は光を浴びて」とか「バビロンの流れのほとりにて」などを 一度読まれればいかがでしょうか。 辻邦生さんの作品を読みますと、師である森有正の思想的な影響受けていると感じますし、森有正さんの 本をすべて読んだわけではないので、偉そうなことは言えませんが、 西欧に対する見方、西欧に住んで経験したものの捉え方など、辻邦生さんと共通したメッセージを 受け取ることが出来るのではないでしょうか。 う~ん、うまく書けないのですが、西欧に滞在しそこで得た経験をひとつの思想にまで高め そうした思想からもう一度日本を眺めてみる、こんな感じなのですが・・・ あやふやな回答で申し訳ありません。 森有正 「森有正エッセー集成」 ちくま学芸文庫(全五冊)
お礼
有益な情報の提供、誠にありがとうございます。是非、読ませていただきます。