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母親(の幻)から逃げる方法
こんにちは。女性のかたに質問です。 小さい時から母親に口こまかく干渉され、とても厳しく育てられ、逆らうことなどみじんも許されぬまま、まじめな良い子として成人した女の子が、母になり、子育てをして、今また自分の娘に同じようにこまごまと干渉し、時に強制し、ついにその子は家庭内でキレて暴れるようになってしまった、とします。その現在の「母」は言うのです。「他人や自分に寛大であろうとすると、思い出の中の母が常に私を脅かす。大人になって離れていても母の恐ろしい影が私を苦しめる。私は母のいない国に行って暮らさない限り永遠に幸せになれない気がする。」 この「昔の母」(つまり祖母)は現在遠隔地に済んでおり、いまでは日頃の交流もほとんどありません。 男である私には、母娘関係がねじれてしまった時の相克の深さについて、想像できない部分があります。 では、本当に外国に行って暮らしてしまえば、この強迫めいた幻影は消えるのでしょうか?あるいは、その「昔の母」なる人が他界した後になると、このイメージも消えるのでしょうか? カウンセリングに行け、という他に、何か家でできることで、この女性を支える方法はありますか? むずかしい質問でしょうが、どうぞよろしくお願い致します。
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何度もすみません。補足です。 たとえが悪かったですが、その死体を私も捨てたわけではありません。 主人の言葉を理解するまでに、4年間主人を苦しめました。 私は人格障害をわずらっていたため、時には暴れ、部屋の中はひどい有様でした。 だから奥様の気持ちも、言ってる意味も私なりにわかります。 主人も何度もさじを投げました。 直接怒りを私の母にぶつけたのです。 そのときやっと、私も母に長年を思いを言うことができたことで、少しずつ変わってきたのです。 この4年間を思い返すと、今あなたの苦労が並大抵なものではないと想像できるのです。 長い長い年月がかかるかもしれません。 でも突破口は必ずあります。 何かのきっかけで奥様の気持ちがふっとほぐれる瞬間が訪れます。 奥様は今あなただけが頼りだと思います。 何のアドバイスもできなくてごめんなさい。 でもね、冷静でいる必要はないと思います。 主人は冷静ではありませんでした。 散々バトルを繰り返しました。 今ではそれがよかったと思っています。 私がこうして書いていられるのは、定期的に保健師さんや市の福祉課の方、乳児院の婦長さんたちが訪れるからです。 娘は彼らによって守られているからです。 私にしたら見張られてるような落ち着かない気持ちもありますが、過去を繰り返さないためと言い聞かせています。 何度もごめんなさい。
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- 阿加井 凛悟(@neutral)
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ぴったりの書籍がありますよ。 斉藤学(さいとうさとる)さんの 「インナーマザー ~あなたを責め続ける心の中のお母さん~」。 いろいろな精神疾患の根本原因に通じるものがあり、一見の価値アリです。
お礼
ありがとうございました。齋藤学さんの本、前にも読んだことありました。御自身も、いろんな苦労されたみたいですよね、、。現実の人間のことなので、いろんな角度から眺めてみたいと思っています。
- souziki
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少し場違いな感じもするのですけれど、ごめんなさい、失礼します。 今、お母さんは子育てに100パーセントを求めていらっしゃるのでしょう? だったら、一先ず、子育てじゃなくて違うことに100パーセントを求めさせてみるって言うのは。 対象を変える、というか。 子育てだと、お子さんのコトが不安ですけど、趣味に100パーセントを求めても、なんの問題もないですし。 そこから、少しずつ、99パーセントでもいいし、自分の思う通りでいいんだ、って思えるようになるってのは。 お父さんが、もし、できるならば、子育てを引き受けてみてはどうかなって。 でも、全部するんじゃなくって、お母さんとお父さんで半分ずつになるような感じで。 育児を自分が100パーセントする、というところから、お父さんが10パーセント、お母さんは90パーセント、という具合に減らしていけば、完璧じゃなくていいんだ、って思えるんじゃないかなぁ。 それで、空いた10パーセントの時間に何か自分のしたいことをしてみる。 最近は、大人の塗り絵とかいう本があるんだそうです。 アレはいいかもしれないです。 花は必ずしも赤色を塗らなくちゃならないわけじゃない。 線からはみ出ないよう塗らなくちゃダメっていうわけじゃない。 そういう風に感じられるようになればいいんですけれど。 お料理とか、お母さんが作られているんでしょうか。 それは、レシピにきっかり同じ分量で、でしょうか? ちょっとぐらい、手ェ抜いたっていいんだよ、って。 休日とか、もし、暇だったら、一緒にお菓子でも作ると言うのは? 育児でそれどころじゃないかなぁ。 とにかく、作る時にレシピぴったり作らなくても、テキトーにやってみて、あ、それでも楽しいわ、なんて思えたらいいとおもいません? 身近な所から少しづつ、ま、テキトーで、ぐらい思えたら、なんて。 あと、お母さん、甘えたことがないのかなぁとも思います。 厳しく、細かく、そうすると甘えるのってできたのかなぁって。お母さん、お父さんに甘えてますか? 休日には朝寝させてあげたりとか、ご飯作ってあげたりとか、そういうの、多分嬉しいし、つい甘えたくなる環境って、いいんじゃないかなって。 風邪とかひくと、看病するでしょう? 今日は寝てて、とか。 そういうのってすっごく楽しいと言うか、嬉しいと言うか。始めはお母さん、慣れなくて不安だったりするかもしれないけど、でも、そういうのに安心できたら、少し羽目を外したりとか、そういうの、できるかもしれないです。 どでしょ。 未熟モノですけど、つい、口出ししてしまいました; では。
お礼
ありがとうございました。こういう話って、わからない方から見たら、本当になんでそんなに不自由なのか不思議なくらいだと思います。他人に重心をあずけてより掛かろうとすると、自分の中の「母」の面影が、それを諌めるのです。要は、はじめの一歩を、どうやって踏み出すか、ですね、、。
- tsuiteru53
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あまりにもタイムリーでびっくりしました。 今、私も同じ様な悩みを抱えていて、救いを求めて(?)こちらに質問しようかと思っていた所でした。 奥様のお気持ち良く分かります。私の主人が書いたのかと思った位です。 私は虐待されたという記憶ははっきりと無いのですが、娘が生まれて子育てしていく内に「どうして自分はこんなにも娘のわがままに対してヒステリックになってしまうのか?」という事で随分悩み、色んな本も読んでみて、自分自身がそう育てられて来た事に気づきました。 私の母親はヒステリックで価値観を子供に押し付けてくるタイプです。ものすごく自分の価値観にこだわりがあり、 子供にも自分と同じ価値観を要求して来ます。今迄一度も私の考えを認めてくれたという記憶がありません。 その事に内心反発しながらも、それが当たり前と思って生きてきたし、どこかで母親に好かれたいという気持ちがあり逆らう事はありませんでした。 今はその事(母親の育て方がおかしかった事)がはっきりと分かり、その解決方法も何となくわかっています。 解決方法は、やはり母親にその事を話し謝ってもらうことだと思うのです。 でも実際にはやっぱり怖くて話せませんけれど。。。 奥様もその事を望んでおられるんじゃないでしょうか? 私もカウンセリングを受けたいと思っていますが どこで相談すれば良いかも分からず、今はとっても辛いです。 参考になれば私が色んな事に気づくきっかけになった三好邦雄さんの本を読んでみて下さい。奥様の気持ちがよくわかると思います。 長文で分かりづらい文でごめんなさい。 また的はずれだったらごめんなさい。 奥様が良くなられます様に。。。
お礼
御回答ありがとうございました。 >解決方法は、やはり母親にその事を話し謝ってもらうことだと そうですね。その通りだと思います。でも、それを実現させるのはとても大変なことのようですね。「娘に厳しくしつづけたかつての母」もまた、依然としてとらわれと孤独の道を歩んでいるようです。この輪廻のすべてを断つことは私達の代では無理かも知れませんが、少しでも減らせたらよいな、と思ってやっていくつもりです。あきらめずに頑張りましょう、ね。
- moewood
- ベストアンサー率57% (4/7)
私の主人が書いてるのかと思いました。 だいぶ解放されましたが、私も同じ状態でした。 娘はまだ小さいですが・・・ お母さんのいないところで暮らしたら、少し気持ちが楽になることはあります。 でもそのイメージを消すことが出来るのは、本人しかいないです。 主人が私に言ってくれた言葉ですが お母さんとお前は別の人間だ 娘も小さい頃のお前じゃない お母さんを恨んでも憎んでもいいし、連絡取らなくてかまわない ただ、娘と一緒に小さい頃体験できなかったことを娘にしてやればいい それはお前も一緒に体験できるんだから 私が娘に怒鳴りそうになると、何度もこの言葉を繰り替えしてくれました。 最初はそんな難しいこと!とわからなかったです。 でも ただ娘を見ててやればいい 抱きしめてやればいい それ以外何もしなくてもいいんだ といってくれたとき、気持ちが少し楽になりました。 私は実母に虐待されてました。 抱きしめてもらったこともないし、母のぬくもりも知らない 初めて娘を抱きしめたときの暖かさを今も覚えています。 誰かが、そのような思いを抱き続けることは、死体を抱いて生きているようなものだと言ってましたが、私の母への思いはまさにそんな感じでした。 奥様がいえるのならば、辛かった思いを吐き出せるだけ吐き出させてあげ、黙って聞いてあげること (かなり根気が要ります) そして、母と自分は違うのだと認識できるまで伝えてあげること 過去は過去でしかなく、その思いは現在のものではないと気づかせてあげること 時間はかかると思いますが、これが一番かなと思います。 ちなみに私はカウンセリングには通っていませんでした。
お礼
ありがとうございました。御主人の言葉が入っていったmoewoodさんは素直ですね。世の中は、素直な人から救われるのですね、、。受け渡されたものを、次の子には渡さない、ためには意志の力が必要なのでしょうね。なにしろそれは、頭ではなく体に染み込んでいるもののよう です。「私だってがまんしたんだから、娘にも我慢させなければ気が済まない」と言っているようにも見えます。ある意味で、その人の人格の一部にすらなってしまっているのかもしれません。 >死体を抱いて生きている なんとも救われない言葉ですが、わかりやすい例えですね。いくら言ってもその人がその死体を捨てられない、という現実がやっかいなわけですよね。今日学んで明日から良くなる、というものではないんでしょうね。長い長い戦いになりそうですが、私も体力・根気の続くあいだ、つとめて冷静に、対処してみます。
- 阿加井 凛悟(@neutral)
- ベストアンサー率29% (231/773)
「内なる母」に従順に管理されているうちに、「内なる子ども」が沈黙してしまい、そのうち「内なる子ども」は、自分の欲求や感情にさえ気付かなくなってしまいます。 そして、常に「内なる母」に、「これでいいのですか?」と聞いてしまうようになってしまいます。 今、大切なことは、「内なる母」の顔色とは無関係に、自分は、あらゆる感情を持つ権利があり、それを表現する権利もあるのだと、その女性が強く確信することだと思います。
お礼
ありがとうございました。 >常に「内なる母」に、「これでいいのですか?」と聞いてしまう まさにその通りの状況ですね。その存在感の大きさ、私の想像を絶するものがあります。それに立ち向かうにはとても、とても、とても、、強い確信が必要なように見えます。う~む、、、
- pi-hyoro41
- ベストアンサー率16% (36/220)
41歳の主婦です。 その女性の方は、自分が好きでやっている「何か」はあるのでしょうか? それをやっていると楽しくて、やりがいがあって、自分の自信につながっていくような「何か」です。 そういう自信が母子関係を乗り越えていくきっかけになっていったりする気がします。 また、その方は、母親に抱いてる自分の感情を許してあげられないのではないですか?(これはちょっとピントがずれてるかもしれませんが) たとえば、憎んだり恨んだり、と、もししていたら、その気持ちを自分で自分に許してあげられているのでしょうか?許せないでいると、とらわれちゃっていて苦しかったりするような気がします。
お礼
ありがとうございます。自分がやらねばならないこと(子育て)に100%であろうとしているので、自分の趣味、社会活動は後回しにしているようです。でも、それはとてもとても重要な事ですね。 >その気持ちを自分で自分に許してあげる なにかとても大切なヒントがこめられている気がします。ピントずれてなんかいませんよ、むしろど真ん中かもしれません、ね。 お言葉たいへん染みました。再々、お礼申し上げます。
- hoshimineko
- ベストアンサー率13% (132/996)
私は細かい干渉ではなく,きょうだいとの比較と親きょうだい揃っての精神的(言葉による)虐待で,現在音信不通にして7年が経過しています。 >「他人や自分に寛大であろうとすると、思い出の中の母が常に私を脅かす。大人になって離れていても母の恐ろしい影が私を苦しめる。私は母のいない国に行って暮らさない限り永遠に幸せになれない気がする。」 私は親きょうだいと同じ国の中ですが違う島(橋とトンネルで繋がっている)で生活しています。 親きょうだいのことを思い出すことは皆無です。 外国に行かなくても,とことん「縁を切る」方向で進んできた私です。実は生死も知りません。 カウンセリングに行って,少しでも楽になるのであれば,行くのをお勧めしたいところです。が,私自身がカウンセリングを受けた経験がない(精神科には通院しています。また心理学関係の本も結構読んでいます)ので,強力に勧めることはできませんし,しません。 何より,カウンセリングの中でお母様(お祖母様?)のことを語り思い出すことによって,(それを克服するのが真のカウンセリングだと思うのですが)余計に「思い出したくないことを思い出して傷つく」危険性があるので・・・。 成人した女性とは,あなたの彼女ですか? だとしたら,何を言っても何を思い出して苦しんでも,暖かく支えて差し上げてください。全てを委ねられるような存在になって差し上げてください。 それが,一番良いのではないか,と思います。
お礼
ありがとうございました。 >実は生死も知りません すごいですね、完全に断っておられるのですね。 カウンセリングに気乗りしない理由には、地方都市に住んでいるため、すぐに良いカウンセラーにであえるかどうかわからない不安もあります。 質問文中、「成人した母」とは私の妻のことです。まぎらわしい表現をしたこと、お詫び申し上げます。
海外に行って改善する部分もあるかもしれません。 でも本人の心の中のわだかまりを(完全にでなくてもある程度)解決しないことには、根本的には、どこに行っても同じことです。 母親が亡くなったあとも「母が」とこだわっている人もいるそうですよ。 (カウンセリングに行け、というのがちょっと気になりましたが、実際の口調というわけでもないんでしょうね?? ダメだから行って来い!みたいな否定的な風だとよろしくないと思います・・・行くのは周りのためでもありますが、何よりも本人がより良い状態になるためですから、、、) 参考になるか分かりませんが、女性の心理に関する本があります。 ↓
お礼
ありがとうございました。女性の心の成熟を解説したご本、たいへん興味深いですね。読んでみたいと思います。
お礼
詳しいお話ありがとうございました。たいへんな努力があったのですね。これからの参考にさせていただきます。試行錯誤ですが、自分なりに少しアイデアがわきました。あせらず試してみます。