「一定の時間内に蓄積される新しい経験の量」によって感覚時間の長短が決まると思います。
同じ1日でも、ぼんやり過ごして何も新しい経験がなければ短いと感じるし、非常に多くの新しい経験をすれば長いと感じます。
例えば、子供時代は、毎日が新しいことの発見ですから、1日1日が非常に長く感じますが、大人になってある程度やり方の決まった仕事を繰り返すようになると、時間は短く感じます。
しかし、大人になっても、新しい仕事に就いたり、何か大きなトラブルに巻き込まれて、それを解決しなければいけないというような経験をすると、時間は長く感じます。
別の例では、海外旅行、特に団体パック旅行ではなく、一人で自由に歩き回るような旅行をすると、たった1日でも普段の1週間分くらいの時間に感じることがあります。子供も頃の時間感覚に戻ります。
また、年を取ると時間があっと言う間に過ぎてしまうように感じるのは、単に新しい経験が少なくなると言うだけでなく、たとえ、新しい経験をしても、「老化による生理的原因で」、その経験内容が脳細胞や脳神経に刻み込まれるにくくなることが原因です。
bushidou2005さんが、仕事を始めたときバイトが長く感じたのは、まだ、仕事に慣れていなくて毎日新しい経験を積んで、それが蓄積されていく過程であったからだと思います。20歳くらいになって長く感じなくなったのは、慣れたために新しい経験をしなくなってしまったせいだと思います。20歳くらいでは、まだ、老化による経験の蓄積不良は起こりませんから、どんどん新しいことにチャレンジすれば、時間が長く感じられると思います。
お礼
読ませていただきました! 経験がポイントなんですね~ 自分もそう思いました! ありがとうございました!