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ヨーロッパと東西インドの関係について・・・(2)

以前、http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1501843で質問しました。 ヨーロッパ諸国が東西インドと関わりをもつうえで、ヨーロッパ世界経済にとって、西インド(新大陸)と東インドとでは関わり方に違いがあったのですが、その違いとは何なんでしょうか・・・? 調べても見つかりません。。お願いします!!

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  • ベストアンサー
  • nacam
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回答No.1

新大陸の植民地と、アジア・アフリカ諸国の植民地という区別ではなく、スペイン植民地と、ポルトガル・オランダ植民地との違いについてです。 (ブラジルは、明らかに他のラテンアメリカ植民地とは異なった経営でしたし、アジアのフィリピンも、アジア諸国と異なります) ポルトガル・オランダ植民地は、ヨーロッパへの必要物資の供給場所として、運営されました。 ヨーロッパ諸国で、必要とされる、香辛料や綿、麻など原料の供給がメインで、現地住民を使った、プランテーション主体の植民地経営が行われます。 一方スペイン植民地は、ラテンアメリカ世界に、別のヨーロッパ(もう一つのスペイン)を創ることを主体に運営されました。 そのため、ヨーロッパで余った物資の処分先の扱いをされました。 新大陸からの多量の金・銀が、ヨーロッパからの物資の大量購入を可能にしていました。 そのため、生活スタイルが、完全にヨーロッパ化(スペイン化)されます。 物資は、アジア・アフリカ植民地から収奪され、ヨーロッパに持ち込まれ、加工され、新大陸で不用品・残商品が処分されます。 お金は、新大陸の金・銀がヨーロッパに持ち込まれ、そのお金でヨーロッパは、アジア・アフリカ制圧の軍事費に使うという流れになります。 ブラジルの場合、両者の中間的扱いになります。 フィリピンは、主に中国との貿易の拠点としての性格が強くなっていました。 主に16世紀、17世紀の話しです。

rirarirakuma
質問者

お礼

ありがとうございました(^^) やっと疑問が解決しました!!

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