- ベストアンサー
短歌、人名、地名、行事等の読み方教えてください。
いろいろ調べたのですが要領が悪いのか見つからないので全部ひらがなで教えてください。 ※作品 ・折口春洋(おりくちはるみ)らの短歌結社「鳥船社」 ・垣内右麟(かいとゆうりん)の作品名「月下白鹿」「水月杜鵑」「鷹鳥臨水図」 ・賀古残夢(かこざんむ)の「裏錦」 ・麦水(ばくすい)の「うづら立」 ・勝見二柳(かつみじりゅう)の「俳諧氷餅集」「佐賀亭猿」 ・桂井未翁(かつらいみおう)の「未翁南圃俳句集」 ・加藤吉彦(かとうえひこ)の「つみは柏」「月の後見」 ・狩野俊信(かのうとしのぶ)の「桜雉子」「桜紅葉小鳥」「竹二鶴」「梅松遊牛図」 ・加賀の千代らの催した「時鳥両吟」 ・狩谷鷹友(かりやたかとも)の「真弓園集」 ・狩野友益(かのうゆうえき)の「帰去来図・剡渓訪戴図屏風」 ・河合辰太郎(かわいたつたろう)の「炎詹録」 ・加賀耿二(かがこうじ)の「綿」「雪の夜の話」 ・狩野即誉種信(かのうそくよたねのぶ)の「野菊庭鳥」 ※人名 ・「楠部屋金五郎」 ・俳人「岸大睡」「中川乙由」「紫仙女」「之甫」「幾暁」 ・俳人岸駒(がんく)の字(あざな)「賁然」 ・真宗大谷派学僧「多田鼎」「山辺習学」 ・俳人勝見二柳(かつみじりゅう)の別号「三四坊」 ・桂井未翁(かつらいみおう)の別号「楚笛」 ・大隈岳信の娘婿「溝口千熊」 ・黒羽織党の指導者「上田耕」(作之丞) ・絵師「東陵文亀」「山本梅逸」「探竜守玉」「舟川令信」 ※短歌 ・「春畠に菜の葉荒びし」ほど過ぎておもかげに師をさびしまむとす ・ ※古文 ・「守景ノ布袋ニ寒拾ヲ画キ合、何人ニヤ、拙キ画ナリ」 ・「或云内匠宗心子」 ・ ※行事 ・諏訪神社の「日足鎌」の儀式 ※他 ・金沢城内の「金谷出丸」 「」の中の部分がわかりません。 たくさんありますので一部でも構いません。また調べるサイトがあったらお教えください。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
あ、やはり音訳ボランティアさんだったのですね。ご苦労様ですm(__)m 今回のものには役に立たないかもしれませんし、もうご存知かもしれませんが、「音訳の部屋」というサイトを紹介しておきます。 「オリジナル読み方辞典」の他「他の方が作成した読み方辞書」などさまざまなジャンルの読み方辞典がもりだくさんです。 あと、No.1さんと私とで読み方が違うものがでてきましたが、どちらでもよい場合も多々ありますので、確認が出来ないときや自信がない場合は深入りせずに割り切った方がよいかと思います。 昔、奥付の著者名に間違ったふりがなをどうどうと振ってある医学書を見たことがあります。 その本にそう書いてあるからといってそれが正しいとは言い切れないところが悩ましいですね。 音訳、無理しない程度に頑張ってくださいね!
その他の回答 (2)
- tamausagi
- ベストアンサー率65% (201/308)
こんにちわ。かなり大量ですね。しかも作品としてあげられているのは句集と絵画がごっちゃなのでは? 絵画は美術のほうで日本画に詳しい方がいらっしゃるのではないでしょうか。 「雪の夜の話」って(よ)か(よる)かでそんなに悩まないといけないのでしょうか? 聴覚障害をお持ちの方に専門書を朗読するボランティアさんですか? それとも論文を書くのに出来るだけ振り仮名をふりたいのでしょうか? とりあえず訳もわからぬまま調べてみました。 「俳諧氷餅集」は「こおりもちしゅう」(俳諧という角書はないようです) 「佐賀亭猿」は「さかでざる」 俳人勝見二柳(かつみじりゅう)の別号「三四坊」は「さんしぼう」 俳人「幾暁」は「きぎょう」 麦水(ばくすい)の「うづら立」は「うつら立」の表記で「うずらたち」と読むようです。 絵師「山本梅逸」は「やまもとばいいつ」 とりあえず作品名と人名のわかりそうなものだけ先に調べました。 どうやって調べたかというと、参考URLの国文学研究資料館のデータベースの中から「国書基本データベース」を選んで著作名または作者名で検索しただけです。 見落としがあるかもしれませんし、これから役立つこともあるかもしれませんので是非自分でも確認のため検索してみてください。
お礼
ありがとうございます。ご推察どおりボランティアです。出来得る限り正確を期したいと思いました。俳句他、美術分野もあり、ごっちゃになって申し訳ありません。 いろんな資料を検索してみました。早速データーベースも見させていただきます!
- kankasouro
- ベストアンサー率54% (269/492)
常識的な線でこうだと思われる蓋然性の高いものをあげておきます。むかしの文献では、読みかたが完全にはわからないものもしばしばあるので、きちんと詰めることは不可能なものも多く含まれると思うのですが……。 ●「鳥船社」とりふねしゃ 古事記の「天の鳥船」に基づくものです。 ●「月下白鹿」げっか(の)はくろく ●「水月杜鵑」すいげつとけん(ほととぎす) ●「鷹鳥臨水図」ようちょうりんすい(の)ず 「作品名」の意味がよくわからないのですが、句歌の詞書か日本画の題ならかく 読むであろうというものをあげてあります。こうしたものは漢文で書いてあるの で、特に正しい読みかたが一種類ではない(ノがあってもなくてもいい、など) の場合が多いようです。 ●「うづら立」うづらたつ おそらく万葉集巻16、3887番「天なるや神楽良の小野に茅草刈り草かりば かに鶉を立つも」が典拠ではないかと思います。 ●「俳諧氷餅集」はいかいひょうべいしゅう ●「未翁南圃俳句集」みおうなんぽ(ぼ)はいくしゅう ●「つみは柏」つみはか(が)しわ ●「月の後見」つきのこうけん ●「桜紅葉小鳥」さくらもみじ(こうよう)しょうちょう ●「竹二鶴」たけにつる 数字ではなくてカタカナでしょう。 ●「梅松遊牛図」ばいしょうゆうぎゅう(の)ず ●「時鳥両吟」ほととぎすりょうぎん 両吟は二人で巻いた歌仙。時鳥は発句が不如帰を詠んだものだからだと思います。 確認してみてください。 ●「真弓園集」まゆみのそのしゅう(多分) ●「帰去来図・?渓訪戴図屏風」ききょらい(の)ず・?けいほうたい(の)ず《 又は「?けいにたいをおとなふのず」でも可》、びょうぶ 屏風は両方の「図」をうけます。帰去来図は画題が陶淵明の帰去来辞によるもの なのだと思います。訪戴は戴をたずねた、という画題だろうと思いますので「子 猷戴を訪ふ」という中国の故事を踏まえたものだろうと思います。文字化けは炎 にリットウをつけた字ではないでしょうか? エンと読みます。 ●「炎 録」えんたんろく ●「雪の夜の話」ゆきのよ(る)のはなし ●「野菊庭鳥」やきくていきん ●「岸大睡」きした(だ)いすい ●「之甫」しほ ●「幾暁」きぎょう(多分) ●「賁然」ふんぜん 字、号の類は漢音の音読みが基本で例外はほとんどありません。 ●「多田鼎」ただかなえ ●「山辺習学」やま(の)べしゅうがく(多分) ●「楚笛」そてき ●「東陵文亀」とうりょうぶんき ●「山本梅逸」やまもとばいいつ ●「春畠に菜の葉荒びし」はるはたになのはあらびし ●「守景ノ布袋ニ寒拾ヲ画キ合、何人ニヤ、拙キ画ナリ」しゆけいのほていにかんじ ふ(じゅう)をゑ(え)がきあは(わ)す《画キ合は訓読が誤っているような気が しますので、ひとまずこう読んでおきます》。なんびと(なにひと)にや。つたな きゑ(え。ぐわ=が、でも可)なり。 寒拾は寒山拾得。 ●「或云内匠宗心子」あるいはいふ(う)、ないしょうそうしんが(の)こなり、と。 ●「日足鎌」ひた(だ)りがま 左鎌と書くこともあるそうです。 ●「金谷出丸」かなやでまる
お礼
全部やってくださったのですね。ありがとうございます。鳥船社はどれを見てもかながふってなく当方も「とりふねの~」という一節から「とりふねしゃ」かと推測しました。確固たる根拠をお示し頂いたようで感謝します。「日足鎌」も同様です。号は他にもたくさんあって調べようもないので、言われるとおり音読みでいこうと思います。 とても参考になりました。
補足
●「帰去来図・炎り渓訪戴図屏風」です。「炎」と「り」で一文字です。存在しない字なのか、文字化けしていたようで申し訳ありません。
お礼
度々ありがとうございます。 いつもは現代文の本が多く苦労しないのですが、専門書に近い物がくると途端に四苦八苦です。こういう場合下調べの段階で、出典(読み方の根拠)が割りと重視されます。 勝手に読めば読めるのですが、それではやはりいい加減なものになるので調べる必要があります。ネット時代となり、図書館通いより手軽にお知恵拝借と質問してみました。 当方は点訳でこの音訳サイトは知りませんでした。早速見てみました。今後にも役立ちそうで助かりました。最後にはやはり図書館です(^-^;)