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コンブ
乾燥昆布をHCLの中につけて40度の温浴中に1時間ほど放置したら少し色が抜けたのですが、一体何が起こったのでしょうか? また、それをあっためると緑になったのですがそれはなぜですか? それに Na2Co3をまぜると溶けたのですがこの理由も教えてください。 質問ばかりですみませんが宜しくお願いします。
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残念ながら、私にもここの実験操作の意味が明確につかめず、わからないことが多いのですが、行きがかり上、考えたことを列挙します。 *アルギン酸は、昆布の成分の中では比較的溶けだしにくい多糖類であり、細胞壁構成多糖あるいは細胞間充填物質として存在しているそうです。 *実験においては、炭酸ナトリウムを加えた段階でアルギン酸が溶けだしたために、刻んだ昆布本体も溶けてしまったものと思われます。 *アルギン酸はその名の通り、多数のカルボキシル基をもつ酸ですので、炭酸ナトリウムによってアルカリ性にすることによって、ナトリウム塩となり、水に溶けだしやすくなったものと考えられます。 *だとすれば、はじめに塩酸を加えて加熱したのは、アルギン酸の溶出を抑えつつ、別の成分を抽出あるいは分解していたのではないかと想像されます。 *昆布本体の色の変化についてはよくわかりませんが、酸によって昆布の着色成分が化学的に少し変化したのかもしれません。ただ、この色の変化と本実験の本質との関わりは薄いように思うのですがいかがでしょうか。 ・・・以上、必ずしも自信のある回答ではありませんが、ある程度合理的な説明だと思います。参考になれば幸いです。
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既にご存じかと思いますがアルギン酸(ナトリウム塩)の製法のページを幾つか添付します。 酸洗いした昆布に炭酸水素ナトリウムを加えると細胞壁が分解しアルギン酸のナトリウム塩も放出されるようです。 大阪千里が丘、何故昆布が? http://www.takadono.com/letter/aa.htm 体験学習かな? 7-2を見て下さい、昆布の紙^^ http://www.infosnow.ne.jp/~w_teru/konbu/kc0032.htm お次は「天然物だからといって安全じゃない」のページ ただの宣伝^^ http://homepage2.nifty.com/pureskinclub/tennenseibun2.htm 昆布を最初に酸洗いするのは表面の保護ペプチド層や糖の層(粘性のフコイダンか?)を除くためだと思われますが、詳細は???「生物のカテ」向きかも^^
お礼
回答ありがとうございました。 色々考えていくと生物のカテ向きになってくるのですね。 自然科学は色々つながっていると感じました。 参考URL面白かったです。
申し訳ないですが、何がなんだかさっぱりわかりません。 *まず、この実験の意図あるいは目的は何でしょう。 *「あっためると緑になった」のは昆布本体でしょうか、それとも溶液部分でしょうか。 *Na2CO3は固形を加えたのでしょうか、それとも水溶液でしょうか。また、前者だとすれば、溶けたのはNa2CO3なのでしょうか、それとも昆布なのでしょうか。さらに昆布が溶けたのだとしたら、一部が溶けたのでしょうか、完全に溶けたのでしょうか。 ともかく、状況がわからないので考えようがありません。昆布と塩酸とNa2CO3を組み合わせた実験というを検索してみても、これに該当するものは見あたりませんし・・・ ついでに、化学式の大文字小文字は正確に書いて下さい。HCLやNaCo3は試験なら×です。・・・・後者がナトリウムとコバルトの化合物だというのなら話は別ですが・・・
補足
キーボードの調子がおかしくて化学式の大文字小文字に注意がいっていませんでした。すみません。 意図はアルギン酸を抽出することです。 緑になったのは本体です。 Na2CO3は無水炭酸ナトリウムの固体を加えました。 それ自身ももちろん溶けたのですが、昆布は細かくきざんだものだったので、昆布も溶けました。 この一連の作業において昆布の色が変化する理由と、昆布が溶けた理由を知りたいのですが、宜しくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 とても合理的な説明で分かりやすかったです。 今化学を勉強しているのですが、自分一人でw-palaceさんのように考えられるようにがんばって勉強していきたいです。