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株式会社とはどんなもの?
株式会社について下記の2点を質問させていただきます。 (1)私の父は、小さな規模の株式会社を経営しています。そもそも株式会社とは、経営者のものではなく、株主のものだといいますが、本当でしょうか? (2)買収される可能性があるのは、上場されている株式会社だけで、父の会社のような上場していない所は買収される可能性はゼロなのでしょうか?つまり、買収されたくなければ、株式会社であっても上場しなければそれでいいのでしょうか?それとも、株式会社である以上、どんなに小さな会社でも、事業内容や経営状況に魅力があれば、買収される可能性はあるのでしょうか? 無知な質問でごめんなさい。 ご存知の方いらっしゃいましたらご指導くださいませ。
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(1) 本当です。でも小さな規模の会社の場合、経営者がほとんど出資した主要株主ですから、経営者=大株主=会社のオーナーです。 (2) 掘エモン的な買収劇の可能性は、まず可能性は0でしょう。しかし、債権者(会社にお金を貸している銀行とか)が貸金を回収できない場合は、株を差し押さえる=会社買収ということになる場合はありです。 店頭公開していなければ、商法204条1の但し書きで、好ましくない相手への株の譲渡制限をすることが認められています。
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- IceDoll
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1.その通りです 経営者はあくまで株主から経営を委託されているにすぎません ただし非上場で経営者が株のほとんどを所有している場合は経営者=株主なので定義としてはどちらも成り立つかもしれません 2.その会社の株の保有状況次第です 他の会社や銀行や第三者が株主でいますか? またその株の合計で51%以上ありますか? 非上場でも株の売買は可能ですから事業内容や経営状況に魅力があれば買収される可能性はあります 51%以上、お父さんが持っていればまあその心配は非常に少ないですけどね 例を上げるとお父さんの会社の株の持ち分が父40%、母21%、叔父20%、叔母10%、あなた9%だとします お母さんがお父さんと夫婦喧嘩して株主総会で叔父夫婦と共同でお父さんの社長解任動議を提案すれば51%の株主が解任動議に賛成しますからお父さんはクビになります お母さんや叔父夫婦が誰かに株を売っても同じです 上場してなくても買収の可能性としてはありえます
お礼
同族会社ならではの、買収劇の可能性はあるのですね。具体例を交えての詳しい説明よく分かりました。本当に有り難うございました。
- blackdragon
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(1)そのとおりです。非上場の小さい会社だと、株主と経営者が同じだったりはしますが。 (2)上場していなくても、株主が買い手に株を売れば、買収されることになります。ただし、上場していない会社の場合、譲渡制限を規定している場合が多く、その場合と、取締役会(経営者)の承諾なしには、株主が株を売ることができませんので、経営者の望まない買収はほぼ起こらないでしょう。 ただし、もちろん、買収後の留任の保証をうけたり、買収されたほうが会社のメリットになると言うような場合、また、株主=経営者で、何かの事情でお金が必要なときに買い手が付いた場合、会社を持ちつづけるより売却したほうが儲かると思った場合などは、進んで買収をうけることもあるでしょう。 例えば、ベンチャー企業の場合、ある程度経営が安定したところで、会社を売却して創業者利益を得るということは一般によく行われています。
お礼
経営者の希望がなければ、基本的に買収はおこらないのですね。ありがとうございました。
- mendokusa
- ベストアンサー率13% (359/2726)
(1)そうです (2)限りなくゼロ。勝手に買収される事はありません。
お礼
明快な回答有り難うございました。
お礼
商法で取り決められているのですね。詳しい回答ありがとうございました。