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LD(発光ダイオード)について

LD(発光ダイオード)を勉強しています。いろんな書籍を見ていて気になった事があり、質問いたしました。LDはへき開面から発光するはずなんですが、その発光面に保護膜をつけると書いてある書籍がありました。その保護膜もSiO2やSiN、アルミナです。保護膜をつけても、光は遮られないのでしょうか?

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noname#11476
noname#11476
回答No.1

もちろんSi02などの保護膜によって光の吸収はおきます。が非常に薄い膜なので光が大きく遮られるほどではありません。 それどころか実は逆に取りだし効率が上がります。 つまり、LDの活性層(発光しているところ)の屈折率は非常に高く空気との界面で強い反射が起こります。 これを利用して光共振器が形成されているわけですが、それは同時に外に出てくる光が少なくなることを意味しています。 (現実には丁度良い反射率がある) さて、SiO2などの膜の屈折率はこの活性層の屈折率よりも低いため、これをコーティングすると反射率が低下します。 そのため取り出す効率は上がるわけです。 結果としてわずかな吸収はありますが、逆に光の透過を助ける方が大きくなります。 LDでは外部共振方式といって、特殊な用途に使うLDレーザではLDの共振器を外部のミラーで構成することがあり、この場合は両面にSiO2などの膜で反射率を下げることが行われます。 では。

densuke
質問者

お礼

ありがとうございます。 さて、私が言った保護膜はイコール反射防止膜という事ですか? それともまた反射防止膜は違うのですかね? mickjey2さんがおっしゃてるのは、反射防止膜の事ですよね・・・。 違うのかな・・・。 教えて下しい。

その他の回答 (1)

noname#11476
noname#11476
回答No.2

>さて、私が言った保護膜はイコール反射防止膜という事ですか? 保護膜としても反射防止膜としても働く(両方の働きがある)ということです。 膜は単純に単層付けるだけなので、現物に違いはありません。

densuke
質問者

お礼

私の再質問にも快く対応して頂き感謝しております。 回答内容、理解でき誠にありがとうございます。