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接頭語”ご”について
後輩の話し方を注意しているうちに自分自身も正しい敬語の使い方がわからなくなってきています。 他の人に対し説明をする場合、 「ご説明させていただきます」か「説明させていただきます」のどちらが良いのか判断がつかなくなっています。 また「ご相談させていただきます」「後日、ご連絡させていただきます」は正しい使い方でしょうか? ご指導をお願い致します。
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ご【御】 〔接頭〕主として漢語の上に付いて、尊敬の意を表わす。まれに和語に付くこともある。 1.他人の行為、持物などを表わす語に付いて、それをする人、それを持つ人に対して尊敬の意を加える。 「御覧」「御本」「御家族」「御出勤」「御成功」「御馳走」「御両親」「御霊前」など。 2.他人に対する行為を表わす漢語名詞の上に付けて、その行為の及ぶ相手を敬う。 「御無沙汰をする」「御挨拶にうかがう」「御説明しましょう」「御案内いたします」など。 3.ものの名に付けて丁寧にいう。 「御詠歌」「御酒」「御膳」「御飯」「御幣」「御坊」など。 小学館 国語大辞典(新装版)より引用 「ご相談させていただきます」「後日、ご連絡させていただきます」は、上記の「2.」に該当する丁寧語です。 >自分自身も正しい敬語の使い方がわからなくなってきています。 丁寧語、尊敬語、謙譲語は難しいですね。敬語法だけで本が1冊書けちゃう位ですから。
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- tako-chun
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自分がする行為に接頭語の「お・ご」をつけるのは、その行為をすることによって、相手に影響を及ぼす可能性がある場合である、と聞いたことがあります。 ちなみに、ワタシの理解が正しければ、謙譲語の「お・ご~する・いたす」という語形は、「~」の部分に動作を表す言葉、すなわち動詞が入る場合に用いられるものであって、「説明」だけだと名詞なので、この語形には当てはまらない、したがって、「ご説明させていただきます」の場合の「ご」は、丁寧語の「お・ご~」という、接頭語だと考えられます。 また、「説明する」というと、複合動詞となりますので、さ行変格活用を用いて「~される」という未然形に接続することが可能となりますが、このさ行変格活用の未然形、「さ」はあくまでも尊敬の意味を持つものですので、謙譲表現がふさわしいかは???です。 ここのとこ、ワタシも教えてほしいです。ごめんなさい。解答になってませんね。でも、たとえば、「勘定」という言葉などは、いくら自分の行為であったとしても、「お」をつけないと(接頭語の「お」を和語につけると考えるとこれも矛盾があるのですが、「お勘定」が一般的なので)ぶしつけな感じがしてしまいます。う~ん、むずかしい!!
- koma1000nin
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うさんくさいビジネス用語に頼らず、他の敬語や、自分の言葉を使用したほうがいいと思います。 「ご説明させていただきます」→説明申し上げます 「ご相談させていただきます」→相談の機会をいただけますよう… 「後日、ご連絡させていただきます」→後日の連絡をお約束いたします…
- saebou
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「させていただく」は過剰敬語でかえって慇懃無礼だと思う人がいますから、場合によっては使わない方がいいかと思います。丸谷才一なんかは『桜もさよならも日本語』で、「させていただく」は失礼な言い方だと言っていますし、最近『明鏡』編集チームが出した『問題な日本語』でも触れられています。 「いただく」は日本語でも最も使い方が難しいと言われている「やりもらい動詞」の一つです。この種の動詞の使い方には話者の視点とか恩恵・受益の有無などいろいろ難しいポイントがからんできます。「いただく」「さしあげる」「あげる」などは過剰に使うとかえって無礼になるので、なるべく「いたします」などを使って避けることをお勧めします。
- pbf
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「ご~する」、「お~する」は、謙譲語なのはご存じですよね。 お届けする、お渡しする、ご説明する、ご連絡する…… 自分の動作なのに「お(ご)」をつけるのは、相手に直接関わる事柄だからです。 ただ、「ご相談する」は、こちらからしてさしあげることではないので、私は「ご相談をお受けする」?の方がしっくりするような気がします。 で、「説明させていただきます」だと、元の形「説明する」が謙譲語になってないので、私は不自然さを感じました。
- chie65536
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No.2です。補足 いただく【戴く・頂く】 〔他カ五(四)〕 (中略) 2.相手に願って、自分が何かすることを許してもらう意の謙譲表現。動詞に使役の助動詞などの付いたものに、助詞「て」を添えた形の下に付く。 「そうさせていただきます」「考えさせていただきます」 小学館 国語大辞典(新装版)より引用 「ご相談させていただきます」「後日、ご連絡させていただきます」は、丁寧語としての「ご○○」と、謙譲語としえの「させていただきます」が混ざっているので、正しい敬語とは言えないと思います。 その為『「ご」が要るのか?』と違和感があったのだと思います。 それに、辞典に『動詞に使役の助動詞などの付いたものに、助詞「て」を添えた形の下に付く』とありますので、動詞ではない「相談」「連絡」に対し「させ-て-いただきます」を付ける事自体に、文法的な誤りがあるようにも思います。 「ご相談承ります」「ご連絡致します」と、丁寧語のみの表現が良いかと思います。 ………、などと厳密な表現をすると言う事ばかり気にしていると、日常会話が出来なくなりそうですね。「相手方に失礼にならないように」「相手方を不愉快にさせない」と言う事さえ気を付けて居ればそれで良いと思います。
No.1です。 いいかげんなことを言ってごめんなさい、反省します。
こんにちは。 その動作の主体が自分なら普通「御」はつけませんよね。 説明するのは自分なんだから「説明させていただきます」が正しいのではないでしょうか? 「ご説明頂けますか?」なら「御」をつけますけど。
お礼
ありがとうございます。 説明するのは自分なので「ご説明」ではなくて「説明」か よく迷います。また相談するのは自分と相手があるのでこれもどうすべきか良く迷います。 「尊敬語・謙譲語・丁寧語」日本語は大変美しいことばと思っていますが、難しいです。