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路上ライブについて。
路上ライブを行っている方々の心理について、卒論で扱っているのですが、なかなかイイ文献がありません。 路上ライブがもたらす影響や、その目的・意義などが書いてある本を知っている方は教えて下さい! また、路上ライブが盛んになったのは「ゆず」のデビュー後なので、ゆずの路上ライブが社会にもたらした影響が書いてある本でも結構です。 知っている方、よろしくお願いします。
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#2です。 先ほどはいささかつっけんどんな書き方だったので 少し補足します。 門付けをする瞽女(ごぜ)や尺八を携えた虚無僧(こむそう), また大道芸のひとつとしての歌舞音曲など, 日本にも古くから路上ライブの伝統はあったはずです。 そこまで遡らなくても,戦争の傷跡がまだ色濃かった1960年代までは 軍帽に白装束でアコーディオンやハーモニカを奏でて日々の糧を乞う 傷痍軍人(しょういぐんじん)の姿をそこここの街角で目にしたものです。 これに対し, 先に書いた新宿フォークゲリラや原宿ホコ天は それまでの伝統的路上演奏とは一線を画するものだったと思います。 60年代後半,若者の政治的主張の表現手段として始まった路上ライブは 70年代には政治を離れて自己表現(と自己満足)の場となり, 芸能界にスカウトされる者も現れ始めます。 さらに80年代後半以降になると 商業資本をバックにしたセミプロやプロデビュー志向を持つアマチュアのアピールの場へと進化し, 「ゆず」はまさにそのような中での成功者となったわけです。 路上ライブの意味も,路上ライブを行なう者の動機も このように変化してきたように見えますが, 楽器や楽曲,演奏形態,場所の選定,オーディエンスとの関係など 60年代以降の流れにはいろいろな意味で連続性があるように思えます。 ですので,少なくともそのあたりまで歴史的に遡って考察したほうが 深みのある論文になると思うのです。 少しばかり長く生きてきて 論文を指導し審査する先生方に近い世代の者の意見として 参考にしていただければ幸いです。
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- bluecan
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僕は路上ライブを月一から三のペースでやってるのですがその理由として考えられるものをいくつかかきたいと思います。 1.歌う場所がないこと。住宅街などではやはり大きい音が出せません、路上でも迷惑なのはわかるんですが、近所の人に起こられるよりはいいかと思ってしまいます 2.他人との交流、一般に女子高生や知らない異性とのかかわりが増えます。音楽のやる心意気としては腐っています、がこれがないといったら嘘です 3.単純に気持ちいいです
- Diogenesis
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たびたび失礼します。 #2,#3です。 先に「新宿フォークゲリラ」と書きましたが,これは通称で, 当事者たちは自ら「東京フォークゲリラ」と名乗っていました。 参考URLはその当時のメンバーの方の証言です。 現代の路上パフォーマーだけでなく この方のような路上ライブの先達へのインタヴューが実現すれば 実り多い論文が書けるかもしれませんね。 健闘を祈ります。
- Diogenesis
- ベストアンサー率49% (859/1722)
>路上ライブが盛んになったのは「ゆず」のデビュー後なので この認識は浅すぎます。 卒論で扱うのなら,もう少し歴史的な考察を深めてください。 少なくとも1960年代末の新宿フォークゲリラや 1980年前後の原宿のホコ天についての言及が欲しいところです。 ところで これって心理学専攻の卒論ではないですよね?
お礼
そうですか…。本題は「路上ライブが与える影響」にし、路上ライブを聞いている人に与える影響を調べようかと考えていたので、路上ライブをする側の歴史・意義は最近のものでよいと勝手に考えていました。とても参考になりました。ありがとうございます。 心理学専攻というよりは、心理学と社会学両方にに関係あるかもしれません。。。
- chanmon
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ゆずに関する文献を紹介します。なぜゆずが路上に出ていたのか、ゆずが言っていることを聞くのが1番てっとりばやいでしょう。 ゆず【不自然】 という本にはゆずお二人のインタビューなど、いろいろかかれてあります。 また最近ベスト盤を出したことで、最近ゆずが掲載されている雑誌はほとんどが今までの活動を振り返るものになっています。そこで必ず路上時代の話をしています。お勧めは別冊カドカワです。こちらはいろいろと詳しく書いてあります。
お礼
大変参考になりました。さっそく探して見ます。 ありがとうございました。
お礼
何度もありがとうございます。本当にありがとうございます。歴史はとても参考になりました。 もし参考文献がありましたら紹介していただけけると幸いです。 本当にありがとうございました。 No.3と合わせてのお礼とさせていただきますことをお許しください。