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「モチベーション」に関する文献
「物事を受身的に行うよりも、自発的にやっていく方がモチベーションが上がって行く理由」は、心理学的か精神医学的に実証されていますか? どなたか、誰が実証したのかとか、そもそも実証されているのかいないのかというはっきりしたことをご存じないでしょうか? 大学の卒論に入れたいと思い、インターネットなどで参考文献を検索したのですが、文献としては見つけられませんでした。 もし先行研究等に使えそうな文献がありましたら教えていただきたいです。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
ホーソン工場の実験は,No.2の方のご指摘の通り,「モチベーション=自発性」という理論ではありません. 動機づけ理論の中で,「自己決定理論(self-determination theory)」というものがあります.これは,行動が他者によって決定されたものではなく,自分自身の決定によるものであることが内発的動機づけをもたらすというものです.質問者様の問題意識に近い概念だと思われます.詳しくは,社会心理学の動機づけ関連の文献をご参照下さい.
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- vzb04330
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No.1の1961augさんのお答えは,残念ながら,ちょっと違います.“ホーソン実験”の結果は,照明,休憩時間などの,いわゆる物理的条件よりも,集団の一員として認められることや,仲間とうまくやっていきたいという社会的な欲求に影響されること,また,会社によってつくられた公式集団よりも,従業員自身がつくった非公式集団の規範に影響される,という社会的欲求や,人間関係の良さが,作業効率に大きく影響したというものです. さて,モチベーションの基本的な意味は,“動機づけ”です.neo-venusさんが書いておられる意味では,おそらく“やる気“という意味なのでしょうが,層だとしたら,“内発的動機づけ”ということになるでしょう.心理学辞典で意味を確認された上で,動機づけの心理学といった文献を,まず調べてみることをお勧めします.
お礼
ありがとうございます。どちらかというとまさしく「やる気」に近いことです、参考にさせていただきます。
- 1961aug
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ちょっと違うかもしれませんが回答させていただきます。 今から80年近く前、アメリカのホーソンというところにある工場で、ホーソン実験というのがあったそうです。 その実験は照明の明るさなど物理的な作業条件の、生産性への影響を調べるものでしたが、物理的な作業条件が何であろうと、ことごとく生産性が上がった・・・という結果になってしましました。 なぜか!? この実験結果がきっかけとなって「モチベーション理論」が生まれていったらしいですが、実験対象となった工員が、「選ばれた!」ことによってモチベーションが上がって、物理的作業条件に関わらず、頑張ったからだそうです。 このホーソン実験の場合、モチベーション=自発性と言えそうですので、ご質問の趣旨とあわないかもしれませんが、おもしろい話ですので、もしご存知なければ、ネットか書籍で調べてみてください。 自発性=モチベーションでよければ、自発性UP→生産性UPの理論として、リッカートのシステム4理論というのがあり、専制型や相談型のリーダーシップに比べ、参加型のリーダーシップが最も生産性が高いというのがあります。
お礼
ありがとうございます。参考にしてみます!
お礼
ありがとうございます。自己決定理論、調べてみることにします!お世話になりました。