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為替の安定化と貿易の自由化、とは?
戦後、世界経済の再編が行われ、ブレトンウッズ体制が確立されました。 この中で、IMF(国際通貨基金)やIBRDが業務開始し、後にはGATTが結ばれましたが、その目的である「為替の安定化と貿易の自由化」とはどういうことなのでしょうか? 為替が安定すると、経済活動にとって予測可能性が生まれるとのことですが、イマイチ意味がわかりません。 よろしくお願いします。
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回答No.1
レートが変動するということは外貨建てで収益が実現した場合、自国通貨での価値が決定されないということです。 仮に今日の円ドルレートが$/100円で$1万あったら、これは100万円ですが、2ヵ月後$/99円になったら円建てでは99万にしかなりません。 契約をドル建てで結び、支払が将来になされる場合、自国通貨での売上は将来レートが確定していないので確定しませんね。 この不確実性を為替リスク(為替レートの予測可能性ですね)とも呼びますが、為替が安定すればリスクは少なくなります。 貿易が経済活動にとってプラスか?ということに関しては国際財務・経済分野での比較優位性論(Theory of Comparative Advantgage)などを参照されると良いでしょう。