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自国での学習効果は?
私は英会話と韓国語を勉強中です。 両国語とも、外国語スクールでネイティブの先生に習い、毎日語学MDを聞き続けています。 どんなに一生懸命勉強するより、現地に住んだ方が手っ取り早いとよく言われますが、確かにその通りだと思います。 しかし、北朝鮮の観光ガイドなどは、日本に言った事がないのに流暢な日本語を話す人が多いと言われています。 私がカンボジアに行った時の観光ガイドも、一度も日本に言った事がないのに、中々上手な日本語を話していました。 外国に住まずにそこまで上達するには、相当な努力が必要だと思うのです。 そこで経験者に質問ですが、実際に自国だけで勉強をされ、どれくらいで会話が出来るようになりましたか。 出来れば、自分はこんな工夫をしたなど、その時の勉強振りなども併せて教えて下さい。
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中国語を4年間勉強して話す読み書きは大体不自由なくできます。TOEFLに中国語版があればあり得ないですが軽く300点は超えるくらいの力はあると思います。 まず質問者様は現地に住んだ方が効率よく学習できるとお考えのようですが、そうではないと思います。 その理由は(1)現地の習慣に慣れるだけで大変(2)現地人は話の出来ない日本人など相手にしてくれない。(3)初級中級段階ではどうせ暗記だから、やることは現地でも日本でも同じ、ということが挙げられると思います。 (2)の理由なんかは立場を逆にしてみれば分かると思います。一生懸命話題をひねり出してしゃべり掛けても、わからなくて愛想笑いしかできない人と一緒にいるのは苦痛でしかありません。 少なくともストレス満点で私は我慢できませんでした。 (3)の理由は勉強の方法とも関連します。 外国語って言うのは、日本語を逐語訳しても上手く伝わらないんですよ。日本語で思いついたことを外国語の単語に置き換えて文章を作っても、外国人には伝わらない。 こういう場合にはああいう表現をする、というのをひとつひとつ暗記するしかないんです。頭で文章を組み立てるという勉強をしている限り、外国語を使いこなせるようには絶対になりません。頭を使うような外国語学習はダメな学習方法です。 淡々と暗記を繰り返していく、そうするうちにだんだんと外国語の発想の法則が自然と見えてくる。 これが生きた外国語、すなわち外国語ベースで物事を考えることができる学習方法です。 会話も出来もしないのに文章を読むような学習はいくら勉強しても生きた外国語にはならないでしょうね。 私はとにかく意味も分からず音声をまねて寝ても自然に頭の中で音声が再生されるようになるまでやりました。 読む勉強をしようかと本を開いた時には、文字を見れば自然に文章の音読が頭の中で流れました。 この読もうとしなくても「自然に音読される」状態って言うのは重要ですよ。 さて、このように初中級段階の外国語学習は暗記ですから、日本で十分出来ます。海外に行くなんて無駄でしかないと言い切っても間違いでないと思います。 ある程度自分の意思を伝えられるようになったら、今度はそれを現地で通用するかを試す、さらに現地の習慣発想を学ぶ、というためには留学は必須ですけどね。 あとは発音ですね。 「発音はできなくても、心が伝わればいい」などと言われますが、これは嘘です。 この趣旨は恥ずかしがって喋らないと何時までも上手になれないから、初心者でもどんどん喋れという意味であって、上級者になれば発音も上手でなければダメです。 考えてみれば簡単なことですが、質問者様はへんな日本語を話す外国人をどういう目で見ますか? 私はうさんくさいな、という目で見ます。少なくとも仕事の時はこんな奴に任せて大丈夫かなと疑います。 発音は初めに徹底しないと後からだと矯正が大変に困難ですから、今のうちに確立しましょう。 そのための語学スクールだと思います。 文章などは自習できるので、わざわざスクールに行ってやるようなことではありません。何が出来ないかと言えば、発音ですよ。 私も絶対自分は正しい発音と思っていても、中国人からはいつもいつもいつも本当にウンザリするほど「間違っているよ」と言われました。 しかも正直、どこが違っているのかサッパリ分かりませんでした。いつもお前の発音と俺の発音は一緒じゃないか!って思ってました。でも違うんですよね・・・ とにかく発音って自分だけじゃ習得できないんですよ。 是非スクールでは時間中ずっと発音矯正をやってもらって下さい。 発音が正しいとヒアリングも相当進歩しますよ。 意味は分からないけど、音はかなり明確に聞き取れる状態になれば上手くいっている証拠です。 以上長々となりましたが、 (1)ひたすら例文暗記で日本語→外国語という思考は一切排除 (2)徹底的に発音矯正 (3)読解に腰を据えて取り組むのは文字を見て勝手に頭の中で音声が再生される状態になってから、というのが私なりの意見の要約です。
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- mylittlerock
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いやー、外国行かずとも外国語は上達すると思います。 私のまわりにもそういう人、います。海外経験ゼロなのに、帰国子女とTOEICの点を争っちゃうような人たちが。同じく海外経験ゼロの私も、そこまでではありませんが、英語(だけ)はかなり自信があったりします。。。 まず、私の場合は、「耳で聞く・声に出す」という勉強法をしてました。中学・高校の時の英語の時間も、先生が流すネイティブの英語のテープをひたすら真似てたような…。それで発音が上手くなったのかなと思います。(先生ありがとう。) それから日常的にちょっとしたセンテンスを英語で言ってみるという訓練もしてました~。物好きな中学生でした…。家族や友達の協力があってこそだと感じ、今ではみんなに感謝です。 それから、とにもかくにも、英語が好きだということが大切だったのではないかと思ってます。 今思えば、国内で擬似海外経験をしてたのかなーとか思います。ただし、実際に海外に行ったことはないため、海外の文化や日常はわかりません。あくまで言語だけです。(ちなみに、文化は本を読んだりテレビを見たりしただけじゃ全部は知ることができないのではないかなぁと私は考えてます。)
外国に行かなくても それなりの特訓を受ければかなりのレベルまで行くと思いますが、独学では無理だと思います。 現地に行った方が手っ取り早いというのは 現地の言葉を知らないとパンさえも買えないので必然的に必死に覚えるからです。ですから、例えばハワイとかオーストラリアとか日本語も比較的よく通じところで しかも日本人同士つるんで漫然とした態度でいるなら国内で真剣に英語を学んだ方が効果的だと思います。
- cchoc
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私の場合は、1年の独学で会話にはほぼ問題ないレベルまでは行きました。 私は大学進学を決断した折、偏差値40=全然英語ができないレベルから文法・単語の本や記事を読んだり音楽を聴いて英語を独学で勉強しました。1年ですが他の教科も含めてなので、英語漬けというわけではありません。大学生になってからイギリスの語学学校に1ヶ月行きましたが、一番上クラスでついていけました。 大学では、他の言語も勉強しましたが、それも1年間がんばって勉強して、1年後に現地に行った際にはホテルや電車の予約だけでなく、現地の人と社会問題について話したりというのもできるレベルになっていました。 イギリスの語学学校にはイギリスに1年以上住んでる人も含めてたくさん日本人もいましたが、一番上のクラスで日本人は私だけでした。その後、更に独学を続け、語学学校なしでアメリカの大学に正規留学しましたが、アメリカでも、何年も住んでいても英語があまり話せない日本人にたくさん会いました。それを考えると「現地に住んだ方が手っ取り早い」というのが本当か疑問です。 英語ならTOEICで850点過ぎとかならそろそろ独学だけではもう伸ばしようがないレベルかもしれませんが、それより前には現地に行かなければならないということはないと思います。複数のネイティブのおしゃべりに加わって普通に話すとか、興奮してまくしたてるネイティブと言い争いができるというレベルだと、もう現地で経験を積むしかなさそうですけどね。
- timeup
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勉強って、経営でも運動でも同じですが、勉強のセンスの問題が有るんですよ。 私も大学は三つ経験していますし、人生の半分は日本以外にいますが、 言葉では毎回苦労します・・・自分では言語センスが無いと思い知っています。 見た目には苦労なく、ドンドン色々な外国語をマスターして行く人がいるんです。私が見て、まともな人では無くてもです。 法を破っている人もいます(日本人でも)。これは、人格は勿論、頭・記憶力が良いとかでは無いようです。 又、 紛争国の子供たちは必要に迫られて、数ヶ国語が聞き・話せます。 モチベーションの問題もあります。此の子供たちの様に、数ヶ国語が出来なければ、兵隊やゲリラが、「此の餓鬼どもを殺して・・・」なんて言っているのが分からないだけで、一生が終わってしまうのですから(~_~;) で、少なくても、今の日本の環境からして英語とハングルだと、 上級に成るまで、現地滞在の必要は一切ありません。 英語はリズム、ハングルは日本語で使わない音がかなりありますので、其れの練習をまず耳から徹底的に聞き込むことです。テレビでもDVDも今は幾らでも媒体が有るのですから。現地で聞くよりよほど効率的に聞けます。 ハングルの語順はご存知の様に日本語にかなり近いですから。 ハングルの場合: 現地に行く必要なのは、例えば、「ご苦労様」と「お疲れ様」・・・これをそのまま訳した言葉では現地では、儒教が未だに社会で生きている国では失礼になる場合が、日本語とは違いますが、 これは現地で実際に使って見て覚えてゆくのが良いでしょうが、それまでは・・・つまり、現地小学生か中学生終了段階程度の言葉が出来るまでは行く必要は一切有りません。 >カンボジアに行った時の観光ガイドも、一度も日本に言った ⇒上記様に必要性があり、金に直結しますから、一生懸命ですよ。 >実際に自国だけで勉強をされ、どれくらいで会話が出来るようになりましたか。 ⇒私個人の場合は、米語以外は現地で始めました。 習って直ぐに使ってみるの繰り返しで覚えました。 ただ、英語は日本の中高で倣った文法が物凄く役に立っています。 勿論、英会話だけなら、シンプルイングリッシュ・・・英国オクデンが作った言語体系ですが、何時もいう事ですが、これを英米語を使う国へ国際出稼ぎをしている国は国民に教え込んで送り出しています。 これをマスターした人とは850語で何時間でも話していられます。 私はこれを最初に使う人と話して時には、相手の言っていることが100%分かるので驚いた記憶が今もあります。 最初に聞いたのは、韓国ででした。 まだ韓国語が出来ないときでしたので、助かりました。 (~_~;) その後でも分からない言葉は、其れで話してくれ、こちらは韓国語で・・・で練習しました。 このような方法は一般的では無いですが、現地でしかできないですね。V(^^)V 現地でこうやって覚えた経験から考えて、上記様に現地滞在は中学卒業程度の言葉が不自由なく出来るまで必要はありません。 勿論、観光などをしながら、優雅に暮らしながら、スクールに通うのはそれなりに効果があるものですが・・・無理をするなら、慣れた日本の環境で勉強した方が、合理的に出来ます。
- hakkoichiu
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No.1のご回答者には敬服します。 次がその万分の一程度でもご参考になればと思い投稿しました。 目標の程度にもよると思いますが、やる気と方法ではないでしょうか。 NHKラジオ「英語会話」講座を数年間担当された講師(確か松本亨博士の弟子の大杉正明氏だったと思いますが)海外には行ったことがないと仰いました。 私事、私見です。 学校の授業で英語圏(米国)の人が一こまだけ臨時助手を勤められた時、「どんなことでも良いから質問しなさい。」との担任の指導があり、質問しました。 それで、単純に"Do you like music"と言ったら通じました。 それで、そのことについて数分間話されました。 この時の感動は忘れられない思い出になりました。 その後19の時から自ら努めて外国人と接するようになりました。 勉強不足で、今でも聞くことは未だ初心者の域を出ません。 抽象的、観念的なことを話すのは難しいですが、友達付き合いは出来るようになりました。 まだまだと思っていますが、私の理想は「梅干」と言う言葉を見聞きして唾液が出る現象が外国語でも起こるようになることです。