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蛍火はなぜ緑色なんでしょうか?
先日見たゲンジホタルの火は緑色がかっていました。 観光課の人に尋ねると、毎年同じ色だそうです。 なぜ白色光ではなく緑色をしているのでしょうか? また他の蛍、平家蛍などは何色なんでしょうか? よろしくお願いします。
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光は波の一種ですから、波の長さ波長というものがあります。波長によって色が決まります。 赤い光になる波長、青い光になる波長というものがあります。 白い光は少し違います。白い光はいろいろな波長の光が混ざっている時に白い光になります。 温度が高いものはいろいろな波長の光を出しますから白色光になります。電球や太陽はこれに当たります。 一方、化学反応で発生する光は一種類の波長の光しか出しません。この波長は化学反応する物質によって決まります。 生物の発光はルシフェリンという物質がルシフェラーゼという酵素によって化学反応して起こります。 生物の種類が違うとルシフェリンやルシフェラーゼが多少ことなり、色も変わると思われます。しかし、ホタルは種類によってルシフェリン等にあまり差がなく、みんな黄色に近い色です。 一方、ウミホタルやホタルイカなどは、ルシフェリンがかなり異なり青色に光ります。 また、ホタルに近縁の鉄道虫という虫では、黄色に光る部分と、赤く光る部分があります。場所によってルシフェリンやルシフェラーゼが異なっている訳です。
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- パんだ パンだ(@Josquin)
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回答No.1
ルシフェリン、ルシフェラーゼという物質の化学反応によって光が出ているからです。この物質を使っている限り、同じ色しかでません。他のホタルも同じ色です。 白色光は、色々な色が必要(少なくとも光の3原色が必要)なので、複数の物質がなければ出すことが出来ません。