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月の見え方に違いがあるのは、なぜですか?
はじめまして。 最近、気になっているので教えて下さい。 月の見え方に大きな違いがあるのは、なぜですか? 同じ場所から見ても日によって 濃いオレンジ色に見える日もあれば 青白く見える日もありますよね。 大きさも存在感たっぷりに見える日もあれば そうでも無い日もあります。 この違いは、なぜ起きるのでしょうか??
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>> 同じ場所から見ても日によって濃いオレンジ色に見える日もあれば << 「月が赤いぞ」というFAQへの定番の答は「月が地平近くにあるときの大気散乱」です。 ↓国立天文台のお答え。どのサイトを紹介するかは専門用語が好きかどうかで違います。 http://www.nao.ac.jp/J/QA/faq/a0203.html ですが、例えば部屋の窓から隣家の屋根の上の月(見上げる角度はいつも同じ)を見慣れている人が「今日はすごく赤い」と感じる場合、意外かも知れませんが 月蝕(げっしょく)が絡んでることがあります。 ↓月蝕の本影と半影の図。 http://astro.ysc.go.jp/eclipse/eclipse-fig2.jpg ↓実際の大きさ関係はこんなです。 http://sunearth.gsfc.nasa.gov/eclipse/LEplot/LEplot1951/LE2000Jul16T.GIF 実は、一般の人が月蝕と言ってるのは 本影にかかったときだけで、半影に入ったり 半影をかすめるだけでは ニュースにもならないので 一般の人は知りません。 半影の光は、太陽光が地球をかすめて通った光なので 大気散乱=夕焼け色になってます。だから半影に入った月は、いつもより暗めなうえに赤っぽく見えます。 こうなる状態は年に何度かありまして、「ふと見たらいつもより赤い! しかし時間が経って見たらいつもの黄色だった‥ あれは何だったんだろう」と心に残ります。半影を通る時間は(かすめの度合いに依りますが)数時間以内です。 さらに それが「月の出」と重なると; 太陽からの光 ↓ 地球の大気をかすめるので大気散乱で赤っぽい光へ ↓ 月を赤っぽく照らす ↓ その反射光が地球へ。ここまでは上記と同じですが ↓ ちょうど月の出なので もう一度大気散乱して、もっと赤っぽく ↓ 目撃者の眼へ。 「なんだあれは!」と不安をかき立てるほどの赤い月が昇ってきます。 さらに; >> 大きさも存在感たっぷりに見える日もあればそうでも無い日もあります。 << 地平線に近いと 人間の錯覚で 大きく見えるのは御存知ですよね。でも その効果を差し引いても、実際に月は近くなったり遠くなったりしてます。 ↓その証拠写真(gif動画) http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap991108.html ↓過去の回答です
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- DIGAMMA
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月は楕円軌道で地球を廻ってますので、近いときと遠い時の差は10%程度(離心率の平均0.055)になります。月は2重惑星と言えるほど巨大な衛星ですから、太陽の位置次第では離心率は0.06を超え、13%程度の距離差が生じます。 つまり、大きさが変わるのは当然ですね。加えて、周りの風景とか大気の影響を考慮すると心理的には最大20%近く大きさが変わると思います。
お礼
ありがとうございます。
- rmz1002
- ベストアンサー率26% (1205/4529)
大きさは単純に「周りとの比較」の問題。 地表近くでビルなど比較対照があると「大きく」、 高く上っていて比較できるものがないと「小さく」 見えます。 色は「通過する大気の厚さ」によって違いがでます。 参考URLが詳しく説明してくれてますので、ご覧ください。
お礼
ありがとうございます。
- 6dou_rinne
- ベストアンサー率25% (1361/5264)
空の状態というか、空気の状態によって見え方が違うようです。
お礼
ありがとうございます。
お礼
とても分かりやすい回答でした。 ありがとうございます。