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ペンキの違い(プロと素人用)
(1)プロ用と素人用でペンキに違いはありますか? (2)あるのであればどのように違いますか? 最近木とコンクリートにペンキを塗りました。 キレイにはできたとは思うのですが、 プロが塗ったものと比べると 厚み(膜?)が薄くてただ色がついただけみたいになりました。 あと光沢感もあまり感じられません(マット仕上げのペンキを使ったからかも) プロ用と素人用でペンキに違いはあるのでしょうか? あるのであればどのように違いますか? よろしくお願いいたします。
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ペンキそのものにプロ用と素人用に区別は無いと思いますが,あれば,プロ用は経済性を考えて大きな缶で販売.素人は少量缶が存在するということで,中身の違いはないと考えてよいと思います. ただ,ホームセンターなどで販売しているものは,素人でも扱いやすよう水溶性が多く,特殊な溶剤を使うものは避けていると思います.ペンキなど建築材料の専門店なら,それ以外のものも手に入るでしょうが販売単位が大きいかもしれません. ご使用のペンキがどのようなものかわからないのですが,プロと素人の差はペンキの種類よりも下地の処理と工程数に差が出ます. まず,塗る場所を丁寧に清掃し汚れを落とす. 次に,木やコンクリートの場合,ペンキの溶剤が染み込みやすく,顔料だけが表面に残った形になるとうまく塗膜が形成されません.そのために,シーラーなど,先に材料に塗っておく必要もあります. こういった,ペンキに先に塗る下地材ですが,下地の特性を改良する目的のもの,上塗りする色の発色を良くさせるもの,凸凹や厚みをつけて質感をだすものなどあります.それらを複層塗る場合もあります. それに,上塗りですが,それも,1回ではなく,状況に応じて複数回塗る場合があります. 場合によっては,さらにトップコートとして,保護材を塗ります. そういう意味では,できる限り工程が少なくてすむように改良されたペンキが素人用かもしれませんね.わざわざ素人用とは表記していないでしょうが,説明書きなどに,下地処理不要とか,用具が水洗いできるなどたあるものは素人用といえるでしょうか. 私が,仕事上,住宅の塗り替えの現場管理をして塗装しているところを見ていた話ですが,木とコンクリートに同じペンキを塗っているケースはまずなかったです.ペンキそのものは市販で手に入るものであっても,プロは専門性の高い材料を選択して使い分けているということですね.
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- s2190
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>プロ用と素人用でペンキに違いはありますか? プロ用と一般用(ホームセンターなどで売っている塗料)の中身は同じものです。 >あるのであればどのように違いますか? コンプレッサー/塗装ガンが必要で凹凸パターンが付けられる塗料、高層ビルや大型橋梁 のように高耐久が必要な高価な塗料は売られていません。 プロとの仕上がりの違いは、その工程数(塗り回数)と塗装技術(職人の腕)です。 木の場合は、木が年輪の部分などで密度が異なり、塗料の吸い込み差が生じるので、それ による上塗材(エナメル)の色、艶の仕上がりを均一にするため、そして上塗材の付着確 保として、浸透型のシーラーを1回、その上に上塗材を2回塗装します。 コンクリートの場合は、木と同様にシーラー/上塗材2回塗りで構いませんが、これだけ だとプロでも綺麗に仕上げることはできません。 下地調整という工程が必要になります。 塗料というのは、薄い膜で、上塗材1回当たりの厚みは、0.05~0.1mm程度しか付きません。 ですので、上塗材を何回重ねて塗っても、下地に僅かな段差や穴、割れ、傷などのアラが あったら、全て出てきてしまいます。 この下地のアラを無くすために、樹脂モルタルや樹脂パテで一旦平滑にした後に塗装をし ます。 ただ、この下地調整は、大変(手間がかかる)ですので、実際には、目立つ大きなアラだけ 処理して、シーラーと上塗材の間に凹凸パターンの付く厚膜(吹付塗装:厚さ1mm~数mm) の塗料を挟んで仕上げることが多いです。 アト、上塗材の艶は、艶消しの方が綺麗な仕上がり感が得られやすいです。 それは、艶有りですと、下地の吸い込み差があったら、それが艶の差として出ますし、段 差などがあったら見る角度で艶が変わって見えるので、不均一な仕上がりになりやすいです。 艶消しは、元々艶が無いので、こうのようなことが起こりにくいのです。 (艶は好みの問題もありますが、最近は艶有りよりも落ち付いた印象を与える艶消しが好 んで使われています。)
お礼
下地処理は大変なんですね。 下地のあらをなくすために塗装をしてたなんて知りませんでした。 塗ったペンキはつや消しだったので確かに意外にきれいに上がりました。 いろいろと勉強になりました。 ありがとうございました。
- 大明神(@bathbadya)
- ベストアンサー率19% (769/3963)
プロと一言で言っても色々あります。 今回の外装には当てはまらない場合もありますが・・ 1.専用の塗料をチューニングして作ってもらえます。 2.同じカタログ品番の色でも微妙に色が違います。 その識別のために何時作ったものか分かるように「ロットナンバー」が記載されています。 ロットナンバーで購入できます。 3.硬化剤などの添加剤を混ぜて使います。乾く時間が早くなり、食い付きが良くなります。 4.使用条件(下地や塗布装置、環境)に合わせて濃さを調整します。 >厚み(膜?)が薄くてただ色がついただけみたいになりました。 市販の塗料に色の深みを出すため、黒や赤、青などを少量混ぜたりして調合します。 外装の場合、あまり艶があると不自然なので「艶消し」を少量混ぜたりします。(食いつきも良くなる)。部分的にテカら無いので自然な艶になる。 >光沢感もあまり感じられません 湿度や温度でも出来が変わってきます。
お礼
ホームセンターだとそこにあるのしか選べませんが、 業者に頼むと塗料を調整できるのですね。 大変参考になりました。 ありがとうございました。
- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
市販されて誰でも買える物には違いはありません。ただ塗装業者が使う 物には素人が使えない塗料もありますが、ホームセンターや塗料店など で販売されている物に関しては、プロ用や素人用の区分は無いですね。 実際にはプロでもホームセンターの塗料を使っていますから、値段的に 高いか安いかの違いでしょうね。 1回塗りより2回塗りの方が仕上がりが綺麗ですから、2回か3回塗り をされると刷毛目も目立たなくなるので、試しに塗られてはどうでしょ うか。塗料には光沢の出る種類と出ない種類があります。容器に書かれ ている事を良く読まれてから購入して下さい。
お礼
確かに塗る回数を増やすとキレイにできますね。 いつも2回しかやらないのですが、3回もやれば 刷毛目も目立たなくなりそうですね。 ありがとうございました。
- Hamida
- ベストアンサー率23% (267/1151)
塗料そのものに大きな違いはありません。素人が使う塗料は、一度塗りで、液だれしないである程度膜厚が出るように調合されています。プロは、下地を塗って、ものによっては中塗りをして、その上に薄皮膜の上塗りを数回繰り返して、深みを出していきます。下塗りの色を工夫すると、上塗りの色合いに違いが出て風合いを出すことが出来ます。 プロ用の塗料を使うだけでは、ただ惨めな結果にしかなりません。
お礼
プロは素人と違って何回も塗ったりして手間をかけているんですね。 知りませんでした。 回答していただき、ありがとうございました。
お礼
下地処理って下地の特性を改良するもの、発色をよくするもの、凹凸をつけるものなどいろいろあるんですね。 私はDIY好きですけどさすがにそこまで下地を処理するのって大変です。 本当にキレイに満足の行くものだとプロに頼むしかないみたいですね。 いろいろ勉強になりました。 ありがとうございます。