金融機関はご自分の取引金融機関で割引して換金できます。一般にはご自分の
取引金融機関で手形割引の金融枠を作るようになります。これが出来れば手形の
裏に社印、代表者印を押して提出すれば、換金できます。
但しこの割引枠は金融機関の与信枠が限度です。金利は通常の貸し付けとほぼ
同じです。他に手形割引を専門にする業者も有ります。簡単に割引しますが
金利は相当に高くなります。
また手形は金融機関でなくても個人間でも割引できます。これは当事者同士の信頼
が前提になります。
割引とは手形を換金することを言います。割引の出来ない手形は支払い期日の
数日前に自分の取引金融機関に取り立て依頼に出します。
依頼を受けた金融機関は手形交換所を経由して換金し手形期日の3営業日後に
ご自分口座に入金になります。これで入金が無いと不渡り手形になります。
蛇足
手形取引は企業間の信用が大前提です。今まで現金の決済をしていた取引先が
一方的、急に手形決済に切り替えた時は要注意です。
お礼
ありがとうございます。