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信用創造

教科書を読んでいたら信用創造機能と言う単語が出てきました。これっていったいなんですか??わかりやすく回答できる方、お願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#18364
noname#18364
回答No.1

最も簡単な例は、『銀行に預けているお金』でしょうね。 たとえば質問者さんが○○銀行に100万円を預けたとします。(たとえですよ。もしかしたらもっと預けておられるかも・・。) 当たり前ですが、通帳に記帳すると『100万円』と記帳されます。 でも実は、その『100万円』は、数日後には、銀行から無くなっているのです。(ちょっと間違った言い方ですが、分かりやすくする為に、こんな言い方をしています。) 銀行は、質問者さんから預かった100万円を、ただ持っているだけでは儲かりません。(ただの『金庫』代わりになってしまいますからね。) 銀行は、そのお金を、企業などに貸しているのです。 そして、企業からお金を返してもらう時に、『利息』をつけているので、お金を儲けることができるのです。 ※たとえば、利息が『5%』の場合ですと、100万円を企業に貸して、そのお金が銀行に返ってくる時には、『5%』の利息をつけて返してもらえるのです。(105万円返ってきます。) 銀行は、質問者さんのお金を貸しただけで、『105万-100万=5万円』の儲けを出すことが出来ました。 でも、質問者さんの通帳には『100万円』と書いてありますし、実際に『100万円』が必要になった場合でも、ちゃんとお金を引き出すことができますよね。 ただ、質問者さんひとりだけならいいのですが、仮に、その銀行に預けている人達全員が、お金を引き出すとどうなると思いますか? 実は銀行には、預けている人達全員の通帳に書いてあるだけのお金は『ない』ので、大パニックになります。(おそらく、いったん銀行を閉めると思います。) ※簡単に言ってしまうと、実際の預金者の通帳に書いてある金額を足し算して、仮に『100億円』あったとしても、実際に銀行にあるお金は『1億円』くらいしか無い、ということです。(金額は仮のものです。) でも実際には、預金者がお金を引き出せなくなってパニックになることは、一部の例外を除いてほとんどありません。 それは、預金している人達が、その銀行を『信用』しているからなのです。 ですから、『銀行が実際には存在しないお金(通帳のうえでは存在する)を貸し出すこと』を、『信用創造』とか『預金創造』などと言うことがあるのです。 質問者さんの参考になったのであれば幸いです。

参考URL:
http://www12.tok2.com/home/kimkim/economic/59.htm

その他の回答 (2)

noname#18364
noname#18364
回答No.3

No.1です。 私が説明させて頂いた『信用創造』は、いわば概念的なものであって、教科書などに記載されているであろう『信用創造機能』とは異なるものです。 自分の回答内容を再確認致しましたが、出来るだけわかりやすい身近な表現により、質問者さんの理解を助けたいとの理由から、かなり抽象的な表現がありましたことをお詫び申し上げます。 さらに『自信あり』と回答してしまいましたことにつきましては、浅はかであったと猛省しております。 No.2さんには、私の回答に対しての的確なご指摘を頂戴致しまして、感謝致しております。ありがとうございました。 お詫びと言っては何ですが、できるだけ図などを用いてわかりやすく説明されている(ハズです・・)サイトをご紹介しておきます。 少しでも質問者さんの理解が深まったのであれば幸いです。 (このお詫びの内容につきましては『自信あり』としておきますね。)

参考URL:
http://www.findai.com/yogo/0016.htm
  • kobakoba3
  • ベストアンサー率39% (89/225)
回答No.2

 広い意味での信用創造は#1さんのお答えも含みますが(頭の固い先生なら×をつけると思う)、教科書に出てくる信用創造はおそらく狭い意味での信用創造だと思いますので、狭い意味の方を説明します。 預金者Aが100万円を銀行に預金します。 次に銀行は100万円のうち1割を支払準備として残して残り90万円を会社Aに貸し付けます。 会社Aは会社Bに商品仕入れ代金を支払います。 会社Bは銀行に90万円を預金します。 又次に銀行は90万円のうち1割を支払準備として残して残り81万円を会社Cに貸し付けます。 会社Cは会社Dに商品仕入れ代金を支払います。 会社Dは銀行の81万円を預金します 又さらに銀行は81万円のうち・・・・  これが無限にくり返されると、最終的に銀行の帳簿には900万の貸し付けと1000万円の預金残高、100万の支払い準備の為の現金が残ることになります。(なぜそうなるか、詳しい計算は数学の得意な人に聞いて下さい)  この取引の中で、会社A→会社Bへの支払いは、同じ銀行内の数字の付け替えだけ、或いは、銀行aから銀行bへの数字の移動(多くの場合はbからaへの数字の移動と相殺される)というケースが大半ですよね?銀行の預金残高が現金のような機能を与えられて、実際に世の中に存在する現金よりも帳簿上のお金の量が増えることが起こります。これを狭義の信用創造とか預金創造と言います。 #お金の貸し手(預金者)と借り手(企業家)を仲介する金融仲介機能、送金や引き落としなどお金の決済をおこなう決済機能、等と共に信用創造機能は銀行の3大機能なんてよばれています、、、高校の社会科かな?懐かしいです。

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