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信用創造について
以前、国民の貯金額が昔より増えた理由について質問したら、信用創造をしらべて ごらんという回答をもらったんですが つまりそれは、信用創造により世の中を回るお金の額が増える、するとみんなが稼ぐ給料の額もふえる、よって貯蓄額が増える、と自分なりに解釈しました。 (間違っているところがあったら指摘してください) とすると、貯金が増えつづけるには信用創造される額も増え続けなければならないということになってしまうんでしょうか? (参考URや本の紹介でもかまいません)
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最初に書かれた 『信用創造により世の中を回るお金の額が増える、するとみんなが稼ぐ給料の額もふえる』は正しいんじゃないかと素人ながら考えます。信用創造についての解説が参考URLに書かれていますが、その結果大切なのは流通通貨量が増えて刺激が景気上昇につながるから給料が上がるということだと思うのです。 それで貯蓄が増えるかどうかは…際限なく増やすことは出来ないし(級数の和として示されています)また増やすことに経済的な意義はないように思います(消費につながらなければ景気は下向きます。)
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- tiuhti
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私も「信用創造が上手く行かないと、景気も悪くなるから、みんなが貯蓄できない」というルートでの影響はあるとは思います。しかし、「貯蓄が増えると、信用創造によってそれが何倍かの通貨の増加につながる」という経路の方がより重要だと思います。つまり、貯蓄が原因で通貨は結果、という事です。 また、国全体でみれば、(国内民間貯蓄-国内民間投資)+政府の財政収支=対外経常収支という式が常に成り立ちます。だから、貯蓄が増えるかどうかは、経常収支、民間投資、政府の収支との相互作用で左右されます。信用創造がうまくいっているかどうか、というのは、重要なポイントとは思いますが、それが究極あるいは決定的な制約条件になるとは思えません。 それから、「貯蓄」といっても、マクロの話をする時は、日本全体とか民間全体として、ネットで貯蓄が増えたかどうか、という意味の時もあります。(というか、その方が多いかも知れない。)信用創造によって増える預金通貨は、預けている人から見れば貯蓄でも、銀行から見れば借金ですから、それだけでは、差引でそういう意味での「貯蓄」が増えた事にはなりません。定義の問題でしょうが、その違いを意識していた方が、話が通じやすいと思います。
お礼
返事が遅くなってすみません この質問をした時はハイパワードマネーは新しく作ることはできないとおもっていたので、マネーは無限に増やせない戸思っていたことにはじまります。 でも、ハイパワードマネーは増やせると知ったので、その金はどうやって作るのか と言うことが今の疑問なので、締め切りはもうちょっとまって下さい
エンデの言葉は知らないのですが、社会主義の思想の文章で、資本家が資本から利子を得て私腹を肥やすのがけしからん…という主旨でしたが、同様の内容を述べているのを見たことがあります。単純に経済理論のお話ではないように思いますよ。
補足
ありがとうございます。 >際限なく増やすことは出来ないし級数の和として示されています) ということですが、「資本主義に利子が存在する限り、お金と言うのは増えつづけなければならないものだ」と、作家のミヒャエルエンデはいってました。 どうなんでしょうか?