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銀行の信用創造について

銀行の信用創造についてふと疑問に思ったことがあります。 信用創造の仕組みは理解しているつもりです。日銀に預ける支払準備金を10%とした場合、10倍のお金を作り出せる(貸出できる)というもので、貸したお金が返済されればそのお金は消える。 さて、ここで疑問に思ったのですが銀行が融資するとき、不動産(土地や建物)を担保としてお金を貸し出すと思います。 その、不動産は貸出金額に見合うもの、つまりほぼ同額のものであることが多いと思います。 ならば、銀行としては貸し倒れにあい、代わりに不動産を手に入れれたほうが得ではないか?というう疑問です。 貸し倒れに合うと、返済されていつかは消えてしまうお金ではなく、絶対に消えない不動産が銀行の所有物になります。もちろん支払準備金10%は人質に取られていますが、その10倍の価値のある不動産を永久に手にすることができています。もし、この不動産で年利5%くらいで運用できればたった2年で支払準備金の人質分は稼ぐことができます。 しかし実際に銀行は上記のような方法はとらず、貸し倒れで担保に入れていた不動産は、とっとと安値で売りさばいて現金化しているように思います。なので、上記の方法はきっと何らかの問題があるのだと思いますが、実際はどうなんでしょうか?

みんなの回答

回答No.1

>もし、この不動産で年利5%くらいで運用できれば 貸し出して家賃収入を得るとしても「貸せる状態」に改修する必要があるでしょう。 担保に取った物件って、資産価値の無い、色んな物がそのまま放置されてます。借金を返せずに担保に取られた訳ですから、元の持ち主は夜逃げ同然で居なくなってます。 何らかの運用をしようと思っても、準備金が要ります。 無事に運用できたとしても、不動産を所有している限り「固定資産税」が掛かります。 お金をかけて準備して賃貸に出しても、入居者が居なければ、固定資産税が出ていくだけです。 そんなに簡単に運用できるんなら、みんなやってます。やってないのは「たいていうまくいかない」からです。 買い叩かれたとしても、現金化した方がリスク軽減になります。

holydevil
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私が銀行の立場なら、プロの不動産業者に運用をアウトソースするなど考えますが、それをしてはいけないといった法律があるのではないでしょうか?こんなにおいしい話はないと思うのですがいかがでしょうか?だって現金化しても消えるお金ですよ?