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memorial の語感を教えて下さい

NHKニュースで、スポーツ担当のアナウンサーが“メモリアル・アーチ …”といったら、松平定知アナウンサーが「ただいまメモリアルと申し上げましたが、これは亡くなった方の追悼などに使う言葉でふさわしくありません。申し訳ありませんでした。」と言っていました。確かにMemorial Day(戦没将兵記念日)、 a memorial service(追悼会)という使い方があります。 しかし、「記念の…」でついmemorialを使ってしまいそうになります。本当にニュアンス的に追悼の意が感じられる言葉で、良いことの時は使わない方がいいのでしょうか?

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noname#11434
noname#11434
回答No.4

 コメントありがとうございます。ちょっと考えて見ましたが、「出た!第○○号を飾る特大メモリアル・アーーーチ!」というように最初に叫んだアナウンサーは、きっと「記念すべき」という意味で、メモリアルといわれたのだと思いますが、英語ならむしろ memorable というべきだったのでしょう。memorial はやっぱり「思い出」だと思います。  (google でみても、「戦争」「故人の思い出」「創業者・先達の名を冠した施設の名前」といった内容がかなりの割合を占めると思います)  Mアナは、そんな記憶に残るコメントをされて(笑)、「和製英語」には逆に疎かったんですね。  ちなみに、Advanced Favorite 和英辞典(東京書籍) で、「記念」の表現を拾って見ましたので今後の参考にしてください(英文・和文ともに、同書中の表記のまま)。 A monument was set up in memory of the actor. (その俳優を記念する碑が建てられた) This is a picture of me riding a horse at the ranch. It serves as a nice remembrance. (これは牧場で馬に乗ったときの写真だ。いい記念になったよ) Their debut album became a memorable one in the history of Japanese music. (彼らのデビューアルバムは日本の音楽の歴史において記念すべきアルバムとなった)  その他、commemoration, commemorative, as a souvenir, as a keepsake, celebrate the ~th anniversary of ~, など記念の意味合いの違いに応じて他にもいろいろありますね。  海外生活の経験はありませんので、個人の印象として書きました。「サヨナラホームラン」が逆輸入されて、"Good-bye home run" になっているというお話は面白かったです。お役に立てませなんで。

hellotoear
質問者

お礼

memorable ですか!記録達成の時はこの単語を使えばいいですね。 “memorial は「思い出」”という定義はなるほどと思いました。 “今現在の記念すべき~”は memorable で、“過去のことを讃えたり、悼んだりする記念すべき~”は memorial と覚えておけばいいのですね。長い間疑問に思っていたことがすっきりしました。 再度の投稿ありがとうございました。

その他の回答 (3)

noname#11434
noname#11434
回答No.3

 参考までに、LDOCE では、このように出ていました。 memorial adj[only before noun] done or made in order to remind people of someone who has died.  個人的には、「メモリアル・サービス」というカタカナ語もあるように、私もメモリアルというと、厳粛な気持ちの方の、つまり失われたものの存在を心に刻む意味での「記念」をイメージします。  でも「メモリアル・アーチ」は和製英語としては定着しているようですね。一方、英語ではどうなのかと少し調べて見ましたが、「記念すべき○号ホームラン」を言うのに memorial homer といった言い方はやはり無いようです。その代わり、"300th home" で検索して見ましたところ、"hit his 300th home run of his career" ですとか "his historic 300th home run" といった表現が飛び出てきました。 (以下、よろしければご参照下さい) http://www.google.co.jp/search?hl=ja&c2coff=1&q=%22300th+home&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr= http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=memorial&word_in2=%82%A0%82%A2%82%A4%82%A6%82%A8&word_in3=PVawEWi72JXCKoa0Je  したがって、memorial の語感については、アナウンサー氏のおっしゃるとおりなのではないかと私的には思います。「お祝いの」というよりは、「人々の記憶のよすがとする」といった雰囲気の言葉なのではないでしょうか。

hellotoear
質問者

お礼

ボンズの700号ホームランの時にも、memorial home runとは言われなかったと思います。松平アナウンサーはNHKの自主規制というより、自分の英語の知識をひけらかす(?)ように言っていましたので、ずっと気になっていました。日本の英語で“記念の~”と習っただけでは理解できないニュアンスなのかなぁと思っていました。 nativeの人がどう思っているのか知りたいですね。英語で“記念の~”としゃべるときどう言えばいいのだろうといつも戸惑っています。 さて、“メモリアル・アーチ”はどの放送局のどのアナウンサーでも使っているので、fieldsさんのおっしゃるように和製英語として定着しているといっていいでしょう。 イチローや松井が大リーグでプレーするようになって“サヨナラ・ホームラン”が“Good-bye home run”としてアメリカのテレビ中継に逆輸入されました。もっとも9回裏などの×勝ちのサヨナラ・ホームランだけでなく、終盤の勝利を決めるホームランを“Good-bye home run”と呼んでいるようです。 ヤンキースVSレッドソックス戦で、たとえば1000勝がかかった試合で松井がサヨナラ・ホームランを打つとレッドソックスに追悼の意味を込めて“Memorial Arch!”とアメリカで放送されるようになるかもしれませんね。(笑) ありがとうございました。

  • fry3000
  • ベストアンサー率55% (41/74)
回答No.2

どちらかというとmemorialは厳粛な気持ちで向き合うもののような意味合いで使うことが多いような気がします。(追悼ではないところではLincoln Memorialなど、リンカーンの死を悼むというよりはその歴史への貢献について考えさせるもの) 辞書によると違いはないんですが、もっと軽い意味合いの場合ではcommemorativeを使う事が多いような気がします。(例えばCommemorative stampとかCommemorative saleとか)

参考URL:
http://www.m-w.com/cgi-bin/dictionary
hellotoear
質問者

お礼

スポーツの記録達成で使うときの語感では、memorial は確かに重いように感じました。“アーチ”自体がホームランの和製英語で、ANo.1さんのおっしゃる Victory Memorial Arch あたりから、適当に“メモリアル・アーチ”と使い出したのかもしれませんね。 ありがとうございました。

  • shieage
  • ベストアンサー率41% (36/87)
回答No.1

NHKと言えども良くわからない自主規制ですね。結論から言うと追悼だけではなく、勝利や達成度を記念してmemorialということはあります。(例: Victory Memorial Arch) 従って、英語の表現が適切かどうかは別として、規制対象になるべき性質のものではないと思います。ただ、ある過去のことがそのように評価されたという”追憶”の感覚が入ると思いますので、メモリアルアーチなどというと、何か偉大なこと、もしくは悲しいことが既に発生していて、そのことを意識、記念して作ったアーチというような意味になると思います。日本語でメモリアルを使う際には、あとから偶発的に何かの記念になってしまった、と言うような語感で使うこともよくあると思いますが、だからと言って、下記にあるように、本来の語感の一つとして、intended to celebrate or honor the memory of a person or an event.の意識を否定することは出来ません。 memorial NOUN: 1. Something, such as a monument or holiday, intended to celebrate or honor the memory of a person or an event. 2. A written statement of facts or a petition presented to a legislative body or an executive. ADJECTIVE: 1. Serving as a remembrance of a person or an event; commemorative. 2. Of, relating to, or being in memory.

hellotoear
質問者

お礼

NOUN 1の意味では、あり得るともいえますね。ありがとうございました。

hellotoear
質問者

補足

随分以前に、松平アナウンサー(キャスター?)が、NHKの夜9時のニュースを担当していたときのことです。プロ野球選手の誰かが○○号ホームランを打ったときに話されました。松平氏は英語に達者なため「そうなんだ!」と印象に残りました。その後米国に在住していたとき、スポーツニュースなどで、memorialが使われるか注意していましたが、確かに使われなかったと思います。(もちろんアーチは和製英語でホームランのことをアーチとはいいません) 未だにはっきりしたことが分からなくて質問しました。

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