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先生に読んでて欲しい本
過去に似たような質問がありましたが少し私が知りたい事と違うので質問させて頂きます。 小学校の先生を目指して現在勉強中です。 一度工学部を出た後に通信で免許取得を目指しています。 今まで文学小説はほとんど読んだことがなく、たまに読んでも書いてあることを表面的には理解できるのですがそれを通して言いたいことなどが今ひとつ分かりません。 しかし小学校の先生になるには国語科は必須ですし、それを通して正しい日本語や豊かな心を育む教育をしていきたいと考えています。 それにはまず自分がしっかりした読解力、感受性などを身につけねばならないと思い、文学小説を中心に読んでみたいと思っています。 みなさんお勧めの小説(古くても最近のでも構いません)などあれば是非教えて下さい。
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○ 三浦綾子著 『積木の箱』(朝日文庫・上下二巻) 北海道旭川の私立中学に赴任してきた数学教師 杉浦悠二を通して、教育とは何か、そして生きるとは何かを問い掛ける一冊です。 ○ 武田百合子著『富士日記』(中公文庫・上中下三巻) 作家武田泰淳夫人でもある著者の記した日記文学の傑作だと思います。さりげなく美しい日本語が宝石のように詰まっています。
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宗田理さんのぼくらシリーズよんでください!! ありのままの子供達の気持ちを宗田さんは分かってくれてます。 国語とかには関係ないけど、先生になるならぜひ読んで下さい!! そしてイイ先生になって下さいね♪
お礼
>ありのままの子供達の気持ちを宗田さんは分かってくれてます それはとても重要な事ですね。 信頼関係には大人、子供抜きにしても相手の気持ちを 理解できるかどうかはとても大きいと思います。 励ましのお言葉、ありがとうございます。 頑張ります! 回答ありがとうございました。
- dollar
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まだ誰も挙げてないのが不思議なくらいに思います。 灰谷健次郎さんの「兎の眼」です。 ほとんどの教育学部で学生に読ませて感想文を書かせていた時代があったと聞いていますが、最近は読ませなくなったのでしょうか。 小学校教育の難しさがよく判る本です。 小学校の教員になるのであれば、灰谷さんや今江祥智さんの本はこれからも出会う機会が多いのではないかと思います。(学部の先生に薦められたりとか、学校の先輩教師に薦められたりとか) 読んでおいて損はないと思います。
お礼
「兎の眼」恥ずかしながら知りませんでした。 この本はじめ、灰谷健次郎さん、今江祥智さん、ともに作品を読んだことはないです。 今のうちに是非読んでおきたいと思います。 回答ありがとうございました。
君の可能性―なぜ学校に行くのか ちくま文庫 斎藤 喜博 (著) 高校時代、先生や生徒関係で絶望していたという私の知人が唯一こころの拠り所としていた書物らしいです。これによって自殺を思いとどまったといっていました。 ちなみに私は未だよんだことがありません。
お礼
>これによって自殺を思いとどまったといっていました やはり本の力とは大きいものなんですね。 教員になるにあたって、そういう力をもった本を 自分の引き出しに持っているか否か。 そこは大きな違いになると思っています。 是非探してみます。 回答ありがとうございました。
- hanpty
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『死にぞこないのアオ』乙一/著 国語力の勉強にはならないかもしれませんが、読んでいて欲しいと思う話です。
お礼
あらすじをネットで探してみました。 怖い不気味な感じの本のようですね。 まだ読んでいないので詳しくは分かりませんが 子供の嘘には実際の現場ではいくらでも出会いそうです。 教員になる前に絶対読んでおこうと思いました。 回答ありがとうございました。
- buusuka002
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こんにちは 開高健『裸の王様』がわたしのお勧めです。開高が没して何年もたちますが、このないようで芥川賞をとったのはすごいことだと思います。現代の親子関係の病理にも肉薄する内容です。当時の時代背景でこのような内容の小説が書けたことが、信じがたい。かつてこの本を読んだ後、開高に随分はまりました。 子供を主人公とした作品では、『蝿の王』などもよいかもしれません。子供の無邪気さと備えはじめている狡猾さや理知について多くを知らしめてくれます。 読書量に関してあまり自信がありませんが、教える仕事に携わったことがある者としての推薦本です。 仕事に就き、つかれたときに癒されるのは、サローヤン『ヒューマンコメディ』かと。人それぞれでしょうが、行き詰って途方にくれたときにサローヤンのあんな本があったなと思い出しただけでほのぼのとした思いに満たされたことでした。
お礼
「裸の王様」とてもご回答を読んでいて興味深く思いました。探してみます。 「蝿の王」同名のDVDをレンタルビデオ店で見つけて非常に気になっていました。小説もあったんですね。是非読んでみます。 >あんな本があったなと思い出しただけでほのぼのと・・ そういう風に思える本があるのはとても素晴らしい事ですね。私も出来るだけたくさん色んな本に出会っていきたいと思います。 「ヒューマンコメディ」探してみます。 回答ありがとうございました。
- haruchiyo
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北村薫「スキップ」主人公が高校の国語の先生で、こんな先生が居たらいいなあ、と思いつつ読みました。 古典ですが、壺井栄「二十四の瞳」。小学校の先生と分光の子供たちの心のふれあい。 と書いてみましたが、とりあえず自分がちょっとでも興味があることから読んでみたらいかがでしょうか? いきなり純文学、と言うのはかなり無理があると思いますし。たとえば、SFでも映画の原作でもかまいません。動物が好きならコンラート ローレンツの「ソロモンの指輪」とかシートン動物記とか。アイザック アシモフやレイ ブラッドベリもおすすめです。
お礼
回答ありがとうございます。 「二十四の瞳」子供の頃少し読んだ記憶がありますが、あまり覚えていないのでもう一度読み返してみようと思います。 「スキップ」は知りませんでした。是非読んでみようと思います。 科学系の本は割と好きでよく読んでいたのですが、心情を理解するとか、正しい日本語を身につける・・というのとはだいぶ違う気がして文学を読まねばならない気がしていました。でもSF映画の原作やシートンなどは入門としては良いかもしれないですね!挙げて頂いた本を図書館で探してみます。ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 「積木の箱」URLからあらすじを読ませてもらいました。実際の学校現場では何があるか分からないし、教師になる前に是非読んでおこうと思いました。 「富士日記」美しい日本語、そういうものを学生のうちに身につけたいと思っています。図書館で探してみます。 ありがとうございました。