- 締切済み
靖国神社は部落民を差別している?
こんにちは。 靖国神社が騒がれていますが、あるページで「靖国神社は死者を差別している」という記述がありました。 それによると、部落民は祀られないという内容のことが書いてありました。 これは本当のことでしょうか? また、この件に関する解説のページがあれば紹介してください。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- yuhkoh
- ベストアンサー率48% (350/723)
まとめにはいりましょう。 まず、ことの発端は 高杉晋作が下関「桜山招魂社」に合祀基準について、被差別民を排除したとの資料があるとネットで配信。 ↓ ここから「東京招魂社(靖国神社)」でも、同様のことが“行われたであろう”と憶測。 ↓ そこから伝聞に「靖国神社は差別をしている」と広まった。 長州藩では戊辰戦争の被差別民による部隊が結成されていたが、そのうちエタ身分のみ戦死者名簿から外すされていた。 この資料を基に戊辰戦争における戦死者が靖国神社に祀られたのであって、靖国神社が意図的に被差別民を排除したことにはならない。 前述の高杉晋作の発言は、被差別民を庶民軍にいれるべきではないと言ったまでで、桜山招魂社に祀らないと発言したわけではないとの事実が判明。当初の発言者は意図的にミスリードを誘うようにも思われる。 現在のところ靖国神社が合祀基準に差別的基準をもうけていたかの記録・証拠は発見されていない。また、もしもこのような事実があったとして、戦前・戦後通じて問題にされないのはあまりにも不自然。 以上のことから、靖国神社が差別をおこなっているという発言は、それを確立する証拠がないため「事実ではない」と判断するのが妥当だと考えられます。 政治・思想にかかわる発言は、特にその対象に好印象をもっていない場合は、 情報源を誤読する ミスリードさせる 情報源をすべて開示しない 無関係なことを関係あるかのごとく発言する 一部の例を全体であるかのごとく発言する ということがまま見受けられます。質問者さまの疑問の発端となったHPが、どのような意図で作られていたかをもう一度検証してみてはいかがでしょうか?
- yuhkoh
- ベストアンサー率48% (350/723)
靖国神社の前身である「招魂社」時代に、それにかかわる発言はされていたようです。ただし、現在の靖国神社でもそれを行っているかといえば、可能性はきわめて低いでしょう。 先に記載したように、伝聞に伝聞を重ねて元情報からかけ離れた結果、「靖国神社は死者を差別している」というネット情報へとなった可能性はあります。 なお「ある」ということの立証責任は、それを発言する側にあります。なぜなら「ない」ということを証明するのは可能性が無限にひろがるので、きわめて不利な立場になるからです(これを「悪魔の証明」といいます)。証拠がない発言。無根拠な発言は「事実」とはされません。 ただし、証拠が存在しないのにいつの間にか事実になってしまうのが世の常というもので・・・
お礼
回答ありがとうございます。 >靖国神社の前身である「招魂社」時代に、それにかかわる発言はされていたようです。ただし、現在の靖国神社でもそれを行っているかといえば、可能性はきわめて低いでしょう。 結局「はっきりしたことはわからない」ということなのでしょうか?
- yuhkoh
- ベストアンサー率48% (350/723)
そのHPがなにを根拠(情報ソース)に、そのようなことを記載しているかをまず考えなければいけません。ネットの情報は玉石混入、というか大半が石だと思っても過言ではないでしょう。そのなかでいかに信頼の置ける根拠を元に情報を発信しているかが重要になります。明確な情報元を提示していない情報は、眉につばを付けておきましょう(特に特定の思想に固まったHPにはこの傾向が強いですね) ですから実際の裁判と同様で、証言が証拠にならないのと同様で、明確な根拠のない発言は「証拠」になりません。 ネット情報に関しては次のHPをご参考にされてはどうでしょうか? 『軍事板常見問題』より http://mltr。e-city。tv/index02。html 「本サイトに関するFAQ」から http://mltr。e-city。tv/faq13。html#00732 「情報」の扱い方/資料批判関連 http://mltr。e-city。tv/faq13。html#source 【質問】論拠を出しているのに全然訂正されないぞゴルァ! 【回答】 そのソースが信頼に足るものか、まず冷静にご自分で判断してください。太田龍や宇野正美や広瀬隆や木村愛二…を引用されても、引用者の知性が疑われる結果にしかなりません。 史料批判のやり方はE・H・カーの「歴史とはなにか」という本に載っています。具体的なやり方はですね、 ・参考資料が明記されているか、 ・その参考資料はどういう基準で筆者が選んだものか、 ・あからさまな誤読がないか、 ・同じテーマで書かれた論文と内容を比較してみる、 とかそんな感じです。 論文の場合は、論文の形式が守れているかどうかをチェックするのもポイントになります。 ・はじめに問題設定が出来ているのか ・最後できちんとオチは付けられているのか 等。(以下略) 【質問】特に慎重に信憑性をチェックすべき「情報」には、どのようなものがあるか? 【回答】おおよそ以下の通り。 (1)「大本営発表」 発信された情報が、発信者の意向や利益に沿うものである場合、「発信者を利するための欺瞞/歪曲/捏造情報」である可能性を疑うべきである。 なお、一見、中立的な第三者を発信者に仕立てることにより、本当の発信者がその影に隠れている場合もあるので、発信源は本当はどこか?という点にも注意すべきである。 (2)「秘密の友人」(別名:ノビー) 情報発信者が、第三者には確かめようのない「ソース」を、その発信情報の根拠としているもの。 情報発信者が注目を浴びたくて捏造している場合や、ガセ情報を掴まされている場合などがある。 「CIAの友人によると」(ノビーこと落合信彦がよく使ってたね)、「外務省内部の友人によると」、「匿名の告発者Aによると」などの事例がある。 (3)「Xファイル」 「秘密の友人」の変形。「俺だけが真相を知っている!」といった暴露情報は、第三者には真贋を確かめようがないため、捏造や歪曲がはびこり易い。 (4) 「妄想癖」(別名:ぼたんの花) 情報発信者がソースを明示していない場合は、これを疑ってみるべきである。 その根拠を情報発信者に問うとよい。それでもなおソースを明らかにしない場合、「探せば見つかる」と言って自分では出さない場合、「常識だろう!」と逆ギレする場合には、まずソースは実在しない、ないし、発信者の勘違いである可能性が高い。 (5) 「イデオローグ」 情報発信者が、普段から何か特定の政治主張をしており、その「情報」がその政治主張の正当性を裏書きするようなものである場合、歪曲や捏造を疑うべきである。 (6) 「狼少年」(別名:よしのり) 情報発信者が、普段からいい加減な「情報」を連発している場合、その「情報」はどれも疑わしいと見なして、信憑性をチェックすべきである。 (7) 「伝言ゲーム」 AさんからBさんへ、BさんからCさんへ、CさんからDさんへ……と、次々に伝え聞いた結果、オリジナルの情報と懸け離れてしまったもの。いわゆる風説。 BBS経由の情報にありがちなパターン。 元ソースの確認ができない場合は、これが強く疑われる。 (引用終了) これら以外にも情報に対する心構えが掲載されています。
お礼
回答ありがとうございます。 「差別されているかどうか」を私は質問したのですが、 それについてはどうなのでしょう。 「ぼたんの花」とか、「よしのり」というのは個人名なのでしょうか? よくわかりません。
今まで考えもしなかったテーマだったのですが、調べてみると事実と思えるフシがありそうです。 とりあえず 「国民連合」 と称する団体のHPに、靖国神社における被差別部落出身者の扱いに関する記述がありましたので、ご紹介致します。 実はこの団体についてよく知らないのですが、槙枝・元日教組委員長が世話人として名前を連ねていますので、いわゆる 「進歩的知識人」 の集まりだと思いますが、いずれにしても 「被差別部落出身者は靖国神社には祀られない」 というのは、全くのデマではなさそうですね。 ただ 「それでは、なぜ部落開放同盟が抗議しなかったか」 という疑問にたどり着くのですが、左翼運動の中枢を占めるこの同盟自体が、軍国主義の象徴と看做しその存在を否定している靖国神社に、自分たちの仲間が祀られないのは 「差別」 だとして大きな運動を起こしてしまうと自己矛盾してしまう事になると思うんですね。 「キチンと祀って下さい」 と主張する事は、靖国神社を肯定し、尊敬の念を表す事につながりますからね。 おそらく同盟としては、本当は格好の運動の対象になるのに 「やるにやれない」 状況になっていて 「悔しいけれど無視せざるを得ない」 というのが現状ではないかなと思われます。
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。 >今まで考えもしなかったテーマだったのですが、調べてみると事実と思えるフシがありそうです。 私もこの話を読んで気になっています。
- batirusu
- ベストアンサー率12% (15/124)
もし事実なら、あの部落開放同盟が黙っていないでしょう。しかし開放同盟自ら祀られる事を拒否している可能性はあります。神社とか天皇を嫌いみたいだから。
お礼
回答ありがとうございます。 では、靖国においては差別されてはいないということですね?
お礼
回答ありがとうございます。