- 締切済み
赤外線・光・X線・ガンマ線はなぜ電磁波か
赤外線・光・X線・カンマ線は電磁波、となんの疑問ももっていませんでした。 先日、ある書き込みを見てその根拠はなんだったか思い出せないのです。 マイクロ波までは発信方法やプローブなどの受信方法から大体疑問はないのですが。 赤外線・光・X線・ガンマ線はどのような根拠で電界・磁界が伝播していると結論できたのか教えて下さい。 本や記事でも結構です。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
>総合的な間接的証拠の結果なのですね そうですね。 ただ今ではマクスウェルの方程式通り、たとえば電子(荷電粒子)を高速で円運動させるとシンクトロン放射光が出るとか、電子を激しく上下すれば自由電子レーザーとなるなど、疑う余地は全くなくなっています。 初期の頃にはまだ疑問もあったと思いますが。
>赤外線・光・X線・ガンマ線はどのような根拠で電界・磁界が伝播していると結論できたのか そもそも第一に光(可視光)についてはその存在は電波よりも先にわかっていて、その正体は不明でしたね。 あとは電磁気学の発達により、ファラデーが電磁波の存在を予言し、マスクウェルが方程式を立てました。 その後ヘルツが電波領域の電磁波の存在を証明して、電波の性質が光と同じである(速度、反射、屈折、偏光)ことを示したことで、光も電磁波であるという認識が出来ました。 今ではすべて光は電磁波であるという前提での話が成立しているので疑う余地もありませんが。
お礼
ありがとうございます。総合的な間接的証拠の結果なのですね。
- ssk0723
- ベストアンサー率24% (55/229)
一言になりますが、 波長と周波数の積が光速に等しいから ではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。やはり光速ですか。 しかし、まだすっきりしません。
- SCNK
- ベストアンサー率18% (514/2762)
電磁波である以上、電荷に加速度が加われば放射します。これは共通です。 その加速度の原因の違いですね。 赤外線は電子などの粒子が熱振動を受けて起きます。可視光は電子の軌道が励起状態から基底状態に戻ったときに、そのエネルギー差で生じますが、これも軌道が変わるためで加速度が関係します。X線とγ線は周波数的には同じなのですが、発生原理が異なり、γ線は原子の崩壊によって生じるため、その原子に対応した輝線スペクトルという、非常にスペクトルの狭い、単一周波数からなります。α崩壊やβ崩壊や核分裂により、その前後の質量に差が生じ、そのエネルギーがγ線となるのです。加速度は力と同義ですから、質量が変化したわけですね。X線は電子線を制動することにより生じます。その他、加速器で加速しても生じますね。
お礼
さつそく、ありがとうございます。
お礼
いろいろありがとうございました。 後は昔の自分を思いだして勉強していきたいと思います。 とりあえず、閉めさせていただきます。