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特性エックス線について

特性エックス線について勉強しているのですが、Kα線とKβ線の遷移確率が約2:1で、それは統計的重率2j+1によって決まる。と勉強してわかりましたが、統計的重率についてやjについてよくわかりません。この周辺で参考になるようなものは何でもいいので宜しくお願いします。

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  • First_Noel
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回答No.1

まず参考書ですが, ヘルツベルグ(HERZBERG )「原子スペクトルと原子構造」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621029770/qid%3D1117812124/249-0181826-6702751 をオススメします. または日本分光学会の出している本もおすすめです. 原子分子物理の本を読むよりも,分光関係の本の方が読みやすいと思います. jは全角運動量の量子数で,方位量子数lと電子スピン量子数sとから求まります. (LSカップリングと言います.) 小文字は電子1個について,大文字は考えている電子全てについてを表します. まずjの統計的重率ですが,j=1とします,ここで量子化軸と呼ばれる, ある方向の軸を定義します.長さ1のものが量子化軸に対して成分が整数と なるのは,jが量子化軸に平行,垂直,反平行の3つで, それぞれ量子化軸への成分は1,0,-1となり,2j+1個の自由度があります. これが統計的重率です. まずはヘルツベルグを読んで下さい. 再質問ありましたら補足下さい.

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