[証券投資/現代ポートフォリオ理論] 危険回避者と期待リターンについて
どなたか教えてください。
現代ポートフォリオ理論において、投資家は危険回避者であることを前提としていますが、
●質問1●危険回避をするなら、そもそもなぜリスク性商品に投資を行うのですか?国債を買っておけばいいと思うのですが。やっぱり期待リターンが高いからでしょうか?
しかし、デリバティブのプライシングの立場(リスク中立)からみると株式の理論先物価格は 無リスク金利-配当率 から算出されますよね?
株式の期待リターンは3~7%ぐらいとすることが多いようですが、今の日本だと無リスク金利-配当率は明らかに3%を上回りません。
●質問2●どのような根拠から期待リターンを3~7%と置くのですか?
将来の株価(もしくは収益率)を考えるにあたって、その期待値を、「危険回避者」は高く見積もり、「リスク中立者」はそれよりは低く見積もる、というのが、どうもしっくりきません。
そもそも長期分散投資が時間分散および投資対象分散により当初期待通りのリターンを出す見込みが高まるという前提の下で推奨されるのであれば、証券会社などは手数料収入に頼らず、もっと自己勘定取引をやってもいいと思うのですが・・・