70・80年代の高度経済成長による需要供給の増加に伴い、企業や、その取引支援企業などが、楽観的かつ貪欲な見越しの皮算用をします。
銀行や投資家が皮算用を元に、無担保や無担保に近い担保で高額の融資を行い、設備増強します。
しかし所詮はバブル景気でしたので、個人消費もある程度落ち着き、企業の成長は飽和点に達します。
企業はこれからも需要と供給が釣り合い、成長を続けると言う前提で融資をしたり、してもらったり、設備増強、雇用をしていたので、さぁ大変。
飽和点に達し、需要は低下、企業の収益怪しくなる、賃金低下、消費の低迷・・・という悪循環が始まる。
この悪循環が、銀行、投資家に「企業から融資回収しなきゃ!」と思わせるが、企業は赤字、無い袖は振れず、担保も意味がないモノだった。
銀行は融資回収できず、担保も意味が無く、損失になる。
というのが不良債権の簡単な説明です。
本当はもっと複雑に企業、銀行、消費などが絡みますが、それはまた基本の仕組みが分かったらということで(^^
お礼
質問に答えていただきありがとうございました。基本的なことはこの回答でわかりましたので企業、銀行、消費について教えていただけたら幸いです。また整理回収機構の役割などもお分かりならお願いします。