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不良債権処理は進んでいるはずなのになぜ景気は悪化するのですか(新たな不良債権が発生するのはなぜですか)
不慮債権処理により市場の金まわりは良くなるはずだと思うのですが、 なぜ景気は良くならないのでしょうか? また新たな不良債権が新たに発生しているとも聞きます。 それはなぜでしょうか?
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前段に関しては,不良債権処理後の金まわりとしての稼働率がGDP等に占める割合としてさほど大きくないことや間接融資が企業の資金調達一定割合に止まっていることが挙げられます(下記URL参照)。 後段に関しては,いわゆるデフレの進行により企業の体力が低下し,企業の破綻や信用力の低下(特に建設業や小売業などに顕著)が生じ,これらの企業への貸付が不良債権化していくことにあります。 また,当初の不良債権か否かの査定の甘さに問題があり,新たな査定の結果,顕在化し膨大化しているように見えるということも挙げられます。
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- ryon2
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回答No.2
不良債権処理をしたら、処理された債務者(企業)は倒産するので、短期的に考えると景気は悪くなります。 また、不良債権処理によってある企業が倒産すると、そこと取引している企業が倒産したり、債務返済が滞ったりもしますので不良債権が増加します。 じゃあ、不良債権なんてしなけりゃいいじゃないかと言われそうですが、あなたのおっしゃる通り不良債権の存在は金回りを悪くするので、放ってはおけません。 理想は、ある日目が覚めたら不良債権がなくなっていたというものです。でも、そんなことは起こるはずありません。 以下のサイトで私が似たような質問で答えているので参考にしてください。