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貫は貫くから貫?

在来木軸工法のことで質問します。 よろしくお願いします。 壁の下地材である貫、これは通し柱や管柱を 貫通させるものなのですか? 貫=下地材が、通し柱、管柱=構造体に勝つなんて おかしいような気がするんですけど。 ちゃんとその分を考えて構造計算するのでしょうか?

専門家の回答 ( 1 )

回答No.1

貫ということは小舞をかいた土壁の真壁造りですね。 今時この工法はめっきり減ってしまいました。 耐力壁の倍率もきずりなど両面打っても1。片面では0.5と低いです。 ですが、力で対抗する筋交や金物いっぱいの工法と、 貫や梁という水平部材と仕口・継ぎ手で力を逃がして対抗する工法は本当は同じ計算では無理があります。 なんか省令かなんか別の計算方法があったような…(うろおぼえ) 貫はその名のとおり管柱を貫通します。

tomobooo
質問者

お礼

回答、ありがとうございます。 >力で対抗する筋交や金物いっぱいの工法と、 貫や梁という水平部材と仕口・継ぎ手で力を逃がして対抗する 工法は本当は同じ計算では無理があります って、西洋の考え方と和の考え方に通じるものを感じます。 構造って奥深いですねぇ。 ところで、管柱は貫通させるとのことですが、 隅を通し柱とした場合、通し柱も貫通させなければ 貫を通せないと思うのですが、どうやって通すのでしょう? しならせて通すのでしょうか? それとも通さないのでしょうか? もしよかったら教えて下さい。

佐藤 直子(@n-space) プロフィール

一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...

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