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在来工法の構造用剛板
在来工法の例えば一般的な外壁サイディング通気工法で 外壁下地に構造用剛板を張る場合には全面張る形になるのでしょうか? 壁量計算の例題を見ると筋交いと構造用剛板の併用で計算しているものが多いのですが 構造用剛板は張るならすべて張る、張らないなら筋交いだけにする、にしないと 仕上げ材が段違いになってしまうと思うのですが。 また、外壁下地で全面構造用剛板下地にすると壁量は十分満足できて 筋交いは不用だと思うのですがそれでも筋交いを併用すべきですか?
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貴方が質問中で言うとおりです。面材を張ったり張らなかったりする施工は通常行いません。 又、適切な面材への釘の打ち方をしていれば筋交いは必要ありません。(これが、現場ではしっかりと監理されていない場合が多いです、釘の種類も間違っている場合が多いです)2×4に近い施工方法になりますが、2×4で筋交いは入れないでしょう。それと同じです。 *極たまにですが、2×4でも壁量が足らず、筋交いを入れる場合も有ります。
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- sirousagi1
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壁量の計算をする場合に、 例えば、 45X90mmとした片筋かいで使えば2倍 通常の構造用合板は2.5倍 併用すると、2+2.5=4.5倍になるんですが、 基本的に合算は実質6倍となっても計算は5倍まで。 1/4端部の壁量と範囲の床面積の比較次第では、 4分割で壁量を算定すると、壁率比が0.5を下回っちゃうこともあります。 つまり、計算上での回避策は構造用合板の使用方法である釘ピッチを規定どおりにしないとか、単なる特類の合板を使うとした建て前が必要になります。 私は、常に併用するので、 計算上での壁配置が誰に対する言い訳か?・・・は、設計者(自分自身)です。 だって、大工はそこまで気にしてくれません。
お礼
ありがとうございます。 遅くなりました。 壁率比は0.5を下回っても側端部が1.0以上なら壁率比を計算する必要はないので 部分耐力を緩めてバランス取る必要もないのではないでしょうか? 例題建物だと大抵クリアできないパターンも想定した耐力壁配置にしていますが 全面構造用合板を張るなら大工さんが気にするまでも無く検定費は1.0以上になっていそうなので 実務上壁率比など考慮する場合などあるのか?って思ってしまうのですが。
- Mokuzo100nenn
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>外壁下地に構造用剛板を張る場合には全面張る形になるのでしょうか? はい。そうするほうが施工が簡単だからです。 構造用合板は値段も安い材ですから、耐力壁にカウントしない開口部の上部、下部などにも同一に構造用合板を張れば施工が簡単になります。この場合、構造用合板をただの面材として使うということです。
お礼
ありがとうございます。 そういうことですね。 で、その場合に疑問なのが204のように全面にはるなら 壁量の検定をするまでも無く自動的にクリアできてしまっていそうな気がしますので 壁率比など計算する場合などないのでしょうかね? 筋交いはないほうが断熱材の施工も楽になりますしね。 >構造用合板をただの面材として使うということ この場合は構造用合板は使うけど体力壁としての所定の釘は打たない施工ということでしょうか?
- binbouoyaj
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ご近所で建築中のところを見てください。 構造用合板は前面に張りますよ。 個人的に筋交いはあったほうが良いと思います。 我が家を建てるとき合板メインで設計されていてちょっと心配になってます。 設計者の方は筋交いが嫌いな感じを受けましたので合板メインだったのだと思います。 地震の時筋交いのところで壊れやすいとか言っていたと思います。 両方で強度を上げておいた方が安心ですね。 筋交いを多少入れても価格はしれているようです。
補足
ありがとうございます。 遅くなってしまいました。 筋交いと合板は剛性の違いがありますので筋交い端部の耐力が重要になってきますので 4号物でも筋交いのみだと終局的な耐力を想定しなければならないかもしれませんが 耐力壁を全面に張れば壁率比など考慮しなくても側端部検定比は1.0以上になると思うので 土台の引き抜きだけに着目してやればよさそうな気がします。 筋交いがあったほうがよいと言うよりも 構造用合板の部分張りってあるのか?が主な質問でした。 よくある軸組み計算の例題建物では全面張りというのはまず無くて 筋交い併用でそれぞれ壁倍率を拾っていくパターンばかりなので疑問が出ました。 仕様としては合板を張らないディテールもありますが 実務上は例題のような部分張りはなくほぼ全面に張る場合が多いのでしょうか?
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
構造用合板は釘の力で変形に抵抗します。 したがって年数がたって釘が甘くなった場合には構造用合板の耐震能力が落ちます。 また構造用合板に内部結露で湿気が浸透した場合は、数年という短い期間でズボズボになることもあります。 一方の筋交いは固定用には釘を使いますが、変形に抵抗する力は釘に頼りませんので、年数が経ってからも剛性が落ちにくいです。 新築時の耐震性(剛性)だけを考えるなら、筋交いは必要ないといっても良いと思います。 しかし、50年後、100年後の耐震性を考える場合は、構造用合板だけに(釘だけに)頼らないほうが良いと思います。 長期間にわたって劣化しない方法で、一番確実なのは落とし板壁です。 100年以上、子々孫々にわたって継承できる資産として住宅を建てる場合は、昔ながらの落とし板壁を検討しましょう。
お礼
ありがとうございます。 納得しました。 あと前半部分の質問の回答を頂けませんか? そちらがメインで知りたかったことなので。
お礼
ありがとうございます。 >極たまにですが、2×4でも壁量が足らず、筋交いを入れる場合も有ります。 これ構造の資料絵でたまに見るのでいつも不思議に思っていましたw 204で壁量不足ってあるんですね。 本来?の在来は耐力壁ではなくバラ板でしたよね。 構造用合板はその延長で全面張っているということでしょうか。 でも筋交いと構造用合板はどっちが破断耐力時の靭性が富むのでしょう。 筋交いのめり込みによるエネルギー吸収か それとも釘の変形による吸収か。 同じせん断力を受けても耐力点以下では抵抗メカニズムが違うので 単純に累加耐力とはならないような気がしますね。