ANo.1です。
民事再生計画の流れについて、補足しておきます。(参考URLの下のほうにある「民事再生手続きの流れ」をご覧になってください。)
今現在、まだ民事再生法を申請されていない(来月に予定されているのですね)ようですので、実際に申請された後の話になりますが・・。
まず会社が「再生手続開始の申立て」を、裁判所に対して行います。(その時に、財産等の「保全命令」も一緒に出されると思います。)
おそらく従業員の皆さんには、当日か、その次の日位には、今回の民事再生法の申請に至った経緯、皆さんの給料等がどうなるか、などについての簡単な説明があると思われます。
その後、だいたい1週間~1ヶ月位の間に、「債権者説明会」のようなものが行われ、取引先の方などに対しての、対外的な説明会がおこなわれます。
(勘違いしてはいけないのが、これはあくまでも「説明会」であり、法的に強制されているものではない、ということです。ですから、参考のURLの図でいう「再生計画案の決議・認可」には、あたりません。)
その後、順調にいけば「再生手続開始の決定」が、裁判所から出されます。(申立てから2~3ヶ月後位かな)
それからは、結構大変な作業に入る事になります。
具体的には、取引先の売掛金と、会社の買掛金の金額をつき合わせて、合っているかどうかを確認していくのです。(負債総額の確定)
それから、実際に債権者(取引先等)に、どのように弁済していくかを「再生計画案」にまとめて、その後おこなわれる「債権者集会」(これは「民事再生法」に基づいておこなわれます)において多数決を取り、過半数(だったかな?)の承認が得られれば、めでたく「再生計画の認可」がおりたことになります。
それからは、その再生計画がちゃんと遂行されているかを、裁判所等からある程度監視されますが、基本的には会社自身が、自分達の意思で経営を再開できることになります。
長くなりましたが、tera0005さんの場合「再生手続開始の申立て」から「再生計画案の決議」までの間に退職しないと「会社都合退職」にはならないということです。
(ハローワークからもらえるパンフレットに書いてありますが、退職する前に、事前に電話で確認をとっておいたほうがいいと思います。)
お礼
とても親切なアドバイスで感謝いたします。失業に向けて秒読み段階の今現在、なかなか冷静に判断できない部分もありアタフタしているのが現実です。会社における自分の立場を考えると申請後に退職をするというのは非常に無責任に感じるのですが、やはり行動を起こさなければ何も始まらないと思います。どうもありがとうございました。