日食にちなんで天体の位置について質問します。
天体の位置計算についてお尋ねします。
今度いついつ日食が起こるとか、いついつ月食が起こるということを調べる場合、天体の位置計算というのがベースになると思います。プラネタリウム、天体ソフトとか天体望遠鏡の自動ガイドなどとも関係するかとは思いますが。
質問1 天体の位置とは何を原点とした概念なのでしょうか。赤経・赤緯と言う場合は太陽を原点として地球の公転面と天球との交線を赤道と考えた球面空間ということなのでしょうか。シリウスのような恒星は天球の同じところにあって地球が自転・公転することによって見え方が変るということかと思います(球面上の2次元座標で標記)。また、惑星・衛星はそれぞれの公転の和として3次元的な情報として与えられるのではないかと思いますが。どのようなものでしょうか。
質問2 楕円軌道などのゆれから重力の存在を仮定した結果新たな衛星・惑星が見つかるという天文発見の物語を聞くことがあります。しかも結構古い話だったりすることがあるのではないでしょうか。質問1とも関連しますが、私のような素人にはどんなに気合をいれて観測してもそのような精度で計測することは難しいように思います。そのような目視観測による生データを見て”ああ、なるほど”と思えるようなものになっているのでしょうか。観測によるデータの収集も並大抵の努力ではないように思います。宗教的儀式と相俟って大人数で毎晩観測が行われていたというようなものなのでしょうか。ケプラー、チコ・ブラーエ、ハーシェルというような時代のことですが。
以上、よろしくお願いします。