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長方形断面の断面2次極モーメントについて
長方形断面の断面2次極モーメントIpを調べていくと、サンブナンのねじり定数Jという言葉がでてきます。 使い方がどれも混同してて、よくわかりませんでした。 で、一つ目の質問。 (1)長方形断面の断面2次極モーメントIpのことを、サンブナンのねじり定数Jと言うのですか? 長方形断面の断面2次極モーメントIpの値を知りたいのですが、一般にIp=Ix+Iyとなっています。 (2)a×b断面だとすると、Ip=(ab(a^2+b^2)/12となると思うのですが、これは間違いですか?
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私は,サンブナンのねじり定数という言葉は知らないのですが,以下のような意味だろうと推測致します。 (1)回転対称断面の場合,断面2次極モーメント(Ip)は,部材のねじり抵抗係数で, Ip=∫r^2・dA=Ix+Iy にて算定します。 ねじりモーメント(Mt)によって,ねじり角(θ)が生じたとすると,ねじり角は, θ=Mt/(G・Ip) で算定できます。この時の, (G・Ip) は,サンブナンのねじり剛性(torsional stiffness 又は torsional rigidity)と呼ばれる定数です。 ただし,(G)は,剪断弾性係数です。サンブナンのねじり定数というのは,多分,この「ねじり剛性」の事だと思うのですが,如何でしょうか。 (2)長方形断面(axb)の場合, Ip=Ix+Iy=(a^3・b/12)+(a・b^3/12) ですので, Ip=(ab(a^2+b^2))/12 です。
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