あのー、勘違いしている人が本当に多いのですが、法的には消費税を入れるのが正解です。法律で、日本国内で取引をする限り、消費税は必ずつけると決まっているのです。請求しないというのは、単に内税になっているというだけです。うそだと思うなら、税務署に問い合わせてみてください。
零細業者は納税義務がないので消費税を取るのはおかしいという考えがありますが、経費にもすべて消費税はかかっています。例えば2万円の仕事をするのに、1万円の経費をかけたとしましょう。経費には消費税がかかるので、1万500円を支払っています。もし、納税しないのなら消費税を請求できないというのであれば、500円をもぎとられることになります。零細業者にそのような税負担を課すほど、法律は非情ではありません。
また、2万円の売り上げでは消費税は1000円になりますが、もし納税する場合は、経費で払った消費税500円を差し引いて、残り500円を税務署に納税することになります。1000円の消費税を請求すれば、すべてそれがもうけになるわけじゃないのです。
で、零細業者は手続きが大変だから、500円は戻さなくていいよというのが、法律です。確定申告の時に1000円以下は切り捨てるのと同じようなものです。
ただ、上記の話は理論的なもので、実質的にはどうかというと、請求すると制度をよく知らない人から「けしからん」と思われることが多いわけです。それで、クライアントの感情を害するのはそんなので、内税で請求しておくのが妥当でしょうね。見積もりを出すときには、経費にかかる消費税を計算の上、請求額を計算しましょう。
お礼
わかりやすいご回答ありがとうございました。消費税は頂いて当然なのですね…それをどう扱うかは私しだいということですね。ありがとうございました。